はじめまして。

昨年の１２月に念願のＲＲ−７７７の２台運用が実現しました。
シューマン波に興味を持ち、それまではＲＲ−７７の１台運用を長い間行っていたのですが、向きは違いますがリスニング用とモニター用のスピーカー２セットを使っているので思い切ってＲＲ−７７７の２台運用に変更しました。設置は共にスピーカー間のセンター床から約１．９ｍの位置で稼働させて日々音楽を楽しんでおり、再生音はどちらも音場の広さと奥行きそれにＳＮが更に良くなって大変満足しています。

当方６畳のリスニングルームではＲＲ−７７の１台だけでも十分心地よく聴けて満足していたのですが、２台稼働してみて感じたのは当然の事ではありますが,ＲＲ−７７７はＲＲ−７７に比べて非常にパワーアップしているということでした。
何故そう断言できるのかと申しますと、自分には長年付き合ってきた左耳の耳鳴りがあり、それが全く収まることが無くなったからです。以前は耳鳴りしていないことに気づくことが多々あり、調子が良ければ数日耳鳴りしない日もありましたが、増設後はそれが無くなってしまいました。
音質向上は大変嬉しいのですが耳鳴りが気になりだすとちょっとリラックスできないので、何とかうまく２台運用できないかと自分なりにセッティング位置や高さの見直など試行錯誤した結果、やっと満足できるセッティングを見つけだしました。

掲示板で電源ブレーカー近くの設置も音質向上に有効との記事を拝見しそれも考えたのですが、うちはブレーカーまでの配線が難しくましてや賃貸だし、ならば電源プラグ集めて上から照射すればいいんじゃないか？みたいな短絡的な発想と低い位置ならパワーも薄まるかも？と言う妄想でセッティングしたら見事に自分仕様になってしまいました。
部屋で使用しているオーディオ機器や家電機器を繋いでいる重量のある１０個口の電源タップと４個口の電源タップをオーディオラックの最下段の片隅に集約させ、その真上にあたる２段目の位置で稼働させる形をとりました。（床から約４０ｃｍくらい）

設置変更後の２台同時稼働も今日で５日目なのですが、今まできつかった左耳鳴りも少し緩和された感じですし、コンセント群への作用もあるのか低位置セットの１台だけでも十分音質アップしていることが確認できました。（高所の１台は電源オフにして）背面の電源スイッチをオンオフしただけで変化が一聴してわかります。
更に、本体の横には据え置き型ＤＡＣ内蔵ヘッドフォンアンプも置いてあるのですが、こちらも使用時には明らかに音場が広くなって、いい感じで聴かせてくれるのがよくわかります。
ＲＲ−７７７は低い位置でも十分実力を発揮している模様です。
まだまだこの先、使っていくうちにどんな変化を感じさせてくれるのか今からとても楽しみにしています。

ごくごく普通のシステムからとても上質なサウンドを提供してくれるＲＲ−７７７は凄いアイテムですね。