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     RHB-20(ヒッコリーボード)について
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投稿者 スレッド
和亜具奈阿
投稿日時: 2011/7/2 18:31
新米
登録日: 2011/3/4
居住地:
投稿: 17
RHB-20(ヒッコリーボード)について
 CDに再チャレンジしている昨今ですが、その一環として「RHB-20」を導入しましたので、その感想を述べます。

 これまで、オーディオ機器のセッティング上の制約から(ラック2台の天板へは、60×60×5.5cmのオーディオボード3枚を敷き、アナログプレーヤー2台とMCトランス数台を設置しているため空きスペース無し)CDトランスポート及びDACは必然的にラックの棚板に設置し、制振対策としてT社の19ミリのオーディオボードを使用していました。

 今回トランスポート用のボードを「RHB-20」に入れ替えましたが、棚の高さ制限からボードの厚さは23ミリが限界のため、27kg近いトランスポートをセットというより慎重に滑り込ませました。余裕は僅かに数ミリ!でした。
また、ガタツキの軽減のため、T社のボードに付属していた円形スペーサー4枚を「RHB-20」の下に敷きました。

 まず交響曲を聴きました。刺激的とも思える音に違和感を覚えましたが、30分ほどして、ラックや機材に馴染んだのか?違和感は無くなり、逆に低域が締り、リアルで密度感のある表現へと変化しました。オーディオ機器のエージングによる変化は当然としても、ボードの機材等への馴染みに時間を要するとは・・・初めての経験です。

 次に室内楽・SQを聴きました。刺激音は全く無く、瑞々しい艶やかな響きが心地よい。

 アンプ・SPを替え、ジャズボーカルを聴く。パラゴンのロードを掛けた低域が締り、モノラルLPには及ばないもののそれらしき雰囲気が出てきたように感じました。

 試聴3日目となりますが、更にダイナミズムが増し、静寂な中に浮かび上がる弦の艶やかさはすばらしく、少しだけ、CDも捨てたものではないと思えるようになりました。

 評論家のコメントは総じて過剰とも思える機能・長所を並べ立て、情報の信頼度を低下させていることが多々ありますが、「RHB-20」に対する評論は、過大表現は多少あるものの相応の評価であると納得しました。

 なお、先の投稿で指摘されたアイソレーショントランスから壁コンの活用についてですが、その後「コンセントベースCB−1DB」「コンセントプレートCFRP−1FRT」及び「RTP-ultimate用のコンセント」をK氏のご助言で導入し、休眠中のPADの壁コンのうちの1か所に装着、そこから電源タップRTP-ultimateを介してCDトランスポート及びDACに繋ぎ、30時間ほど経過しているので、このエージングも大きく奏功しているものと思います。(これについては別途報告します)

 とまれ、今まで使用していたボードは無難ではあるがオブラートに包みこんだような音であることを明確にした「RHB-20」。正にシンプル イズ ベストの感がしました。

 アナログプレーやクラシック用SPに使用しているボードが気になりだすなど、困った刺激を与えられてしまった「RHB-20」であります。
管理人K
投稿日時: 2011/7/5 0:53
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: RHB-20(ヒッコリーボード)について
和亜具奈阿さん、こんばんわ。

RHB-20ご購入誠にありがとうございました。
効果を発揮したようで嬉しい限りです。

ヒッコリーは本当に不思議な木材でして、単体使用でも木材にありがちな固有の癖を発生しないだけでなく、楽器、声など全て音色と質感を有機的に生々しく向上させてくれる効果があります。

>「RHB-20」に対する評論は、過大表現は多少あるものの相応の評価であると納得しました。

個人的には雑誌は「音が悪くなるボード」が絶賛される世界なので、もっと過大評価されてもいいのにと思います(笑)

コンセント、CB-1DB、CFRP-1Fのご報告も楽しみにしてます。

今後も宜しくお願い致します。

和亜具奈阿
投稿日時: 2011/7/7 16:18
新米
登録日: 2011/3/4
居住地:
投稿: 17
Re: RHB-20(ヒッコリーボード)について
管理人Kさま、いつもいろいろとありがとうございます。


 ヒッコリーボードは、ご指摘のとおり「音色と質感を有機的に生々しく向上さてくれる」、また「音楽性を高めてくれる」アクセサリーであると得心しました。

 例えば、歴史的名演と言われている1973年のムラヴィンスキー・レニングラードの初来日公演の「ショスタコーヴィチ・交響曲第5番」(NHKによる実況録音で2000年頃?CD化)が見事に当時の興奮を甦らせてくれましたので、感銘とともについつい全楽章聴いてしまいました。今までは、演奏は最高に素晴らしいが音質的に今一歩と思い込んでいたCDが逆に愛聴盤リストに入りうれしい誤算となりました。
 指揮者ムラヴィンスキー・NHKの技術力に改めて感謝したいほどです。

 電源環境の改善も影響していますが、正にヒッコリーボードの機能「音色と質感を有機的に生々しく向上」がうまく働いてくれた効果であると思いました。

 音場の奥行、広がりは当然として、弦楽器のユニゾンの質感の心地よさ、清冽なフルート、ホルンのヴィヴラートをかけたカンタービレ、ティンパニーの締りの効いた迫力ある打音、コントラバスの沈み込んだうねり等々がよりリアルにそして音楽性豊かに再生されたことに大変満足しました。

 LP輸入盤(DECCA・SXL・ED1他)では、その実在感と見事な音どりに感銘を受けることが結構ありますが、そこまではないにしてもCDで一気に最終楽章まで聴いてしまうことは稀で、CD対策への意欲が高揚しているところです。

 なお、送付いただいたSACD「Schumann Romanesque/VLADIMIR TROPP」は、音楽性が優れた秀作で、特にPPの部分でのペダルの使い分けによる残響が美しく、帯域バランスも良く、FFの低音域のキレ等々、適度に張りつめた緊張感もあり、全体を通じてしっとりと聴きました。

 ともすれば、これみよがしの音づくりで、全く聴くに堪えないものや、SACDシングルレイヤードを売り物にしたもので、抑揚感がなく退屈で、中には往年の指揮者に申し訳ないような音どりで、すぐに再生を中止をするソフトも少なくない中、このような優れた商品の提供を願うのみです。

 今後とも引き続きご助言等をお願いいたします。
管理人K
投稿日時: 2011/7/7 17:51
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: RHB-20(ヒッコリーボード)について
和亜具奈阿さん、こんにちわ。

歴史的な演奏会の収録、演奏側も製作側も気合が違ったんでしょうね。
その素晴らしさがRHB-20にて引き出されたならば、こんなに光栄な事はありません。

帯域バランスを大きく変化させたり音色的に変な癖を付けたりして単純に音を激変させるだけのボードは数多く存在しますが、そのようなボードでは音楽バランスが崩れるだけで演奏の真髄や意図などは見えて来る事はありませんね。

デジタルメディアも正しく追い込めばアナログを超える事も可能です(正しく追い込んだアナログを超える事は不可能ですが)
今後もデジタルソースを有機的に生々しく再生するために弊社製品をご活用頂けたら幸いです。

Schumann Romanesqueは録音時が懐かしいです。
来日2日目の録音時はTROPP氏が時差ぼけと疲労だったのに加え、天候が雨だったため、その時の収録曲「幻想小曲集」は出来がいまいちです。
演奏、録音共に快晴で体調も復活された3日目収録の「交響的練習曲」の方が格段に良い出来になっていると思います。
それにしてもTROPP氏の体調が最悪ながらも真摯な演奏への取り組みには感動しました。
間に挿入しておりますマイクセッティング聴き比べのための「トロイメライ」の3曲は体調最悪で望んだ2日目の最後に無理にお願いして弾いてもらったものにも関わらず、他のどのピアニストも敵わない抑揚表現に驚かされます。
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