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投稿者 スレッド
SS
投稿日時: 2012/5/3 19:20
長老
登録日: 2010/4/6
居住地:
投稿: 201
1部屋2組(2012年)RAS-14 zappa1993さんR4
2012年5月3日
 zappa1993さんへ返信

 zappa1993 さん

                S.S

 今晩は
 zappa1993さん、丁寧なご説明大変ありがとうございます。理解いたしました。
 
 この検討結果は、zappa1993さんが、初めてだと思いますので,皆さんにも多いに参考になると思います。

 今、思い返せばCDPをウォールナットの自作からRHB−20に入れ替えた時に少し高域よりな音になったかと感じました。多分表裏が反対だったのかも知れません。確かめて見ます。しばらく時間を下さい。

 本当にありがとうございました。

以上




 
 

 
SS
投稿日時: 2012/5/4 9:22
長老
登録日: 2010/4/6
居住地:
投稿: 201
1部屋2組(2012年)RAS-14 zappa1993さんR5
2012年5月4日
 zappa1993さんへ返信

 zappa1993 さん
 皆     さん

S.S

 おはようございます。

 zappa1993さん、御返事を頂いてから、良く理解出来ましたので、本日、早朝からCDPの下のアンダーボードRHB−20の天地換えの作業を行いました。まだ、家内は寝ていますが、静かに一人でラックから機器を引き出し、入れ替えました。今度はよく解るように機器側には印をしておきました。1時間ほど前から聴き出しているところです。

 私の場合、同時比較等とても出来ませんし、明け方からの作業をしてからの試聴です。

聴き慣れた下記のCDで行いました。

1:「カフェ ド ラ プラ-ジュ」
  青木襄児(d)福井ともみ(p)横山裕(b)
2:「トゥー・ザ・リトル・ラジオ」
  ヘルゲ・リエン・トリオ

1:から聴き始めました。喉のつかえが取れたと言えば良いのでしょうか?、低い音が太く聴こえてきました。思わず「これだ!」。
1:のTr5のエスターテのベース音ですが、強奏の時にこのシステムでは、動きが解らなくなったのですが、なんと低く粘って弾いているのが解ります。

2:では、このトリオは演奏中に時々突然に低い音を奏します。それが感じられます。

詳しくは、このシステムのチューニング記でまとめたいと思いますが、その最後の壁が、zappa1993さんに御検討頂いたアンダーボードの表裏でした。

今はzappa1993さんに感謝、感謝です。

 もともとは、木材ですので、完璧に均一性を出すのは難しい材質と思います。ですから、それを考慮に入れて、好ましい音の方でセッティングするのが当たり前です。RHB−20に関してはいままで私は怠っておりました。その結果、性能を引き出せずにおりました。それをzappa1993さん御願いすることになって誠に申し訳ありません。

 機器の極性合わせと同様に、両面で音を聴き、良いほうで設置し、しばらくしてなじんだらもう一度、見直して見ることは基本中の基本でした。

以上
zappa1993
投稿日時: 2012/5/5 9:35
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 1部屋2組(2012年)RAS-14 zappa1993さんR5
SSさん

おはようございます
zappa1993です。

早速お試しいただきましてありがとうございます。
SSさんが感じられた「太く粘りのある低音が今まで以上に低い音域まではっきり聴き取れるようになる」変化は私の感じたものと全く同じです。
一番最初に書きました「音が内に集まる方向と、外に広がる方向」の違いで言えば、これは外に広がる方向の面の特徴です。
低い低い低音が出るのと共に音が前に出てくる傾向があるように感じます。
システムによってはこの低音を上手くコントロールできず、多少ゆるくなった印象になるかもしれません。
もう一面の特徴は、ベクトルが内に向かったような印象で、その分音は引き締まりゆるさもありません。
低い低域が前に出てくる感じは幾分後退しますが、「ゴリッ」と言うような硬い質感はこちらの方がよく出ます。

実際に音楽を聴き比べてみますと、両者から受ける印象はだいぶ変わりますので、ご自分のオーディオシステムや部屋の特徴によって使い分けられるのが良いように思います。
私の場合はすべてを同じ方向性の面にするのではなく、場所によって使い分けています。

私自身、ヒッコリーボードの裏表による音の変化は、少しはあるかもしれない程度にしか考えておらず、SSさんの書き込みがなかったら実際に試していなかったかもしれません。
何事も試してみないと分からないものですね
いい勉強になりました。
SS
投稿日時: 2012/6/10 18:49
長老
登録日: 2010/4/6
居住地:
投稿: 201
1部屋2組(2012年)リファランスとRTP−2
1部屋2組(2012年)
6月10日
 パワーリファランスと電源タップ

管理人K さん
スタビ  さん
Zappa1993 さん 
まさこ  さん

皆   さん    

   
  
                       S.S
 皆さん、今晩は

 5月21日の世紀の天文ショーはご覧になられましたか?その後も金星影の太陽面通過がありました。
 
 私は目が弱いので、テレビで見ておりました。なんとも言えない広大な空間を感じることは大変良い事と思えます。

 オーディオ趣味の方も、電子、シューマン周波数、クリプトン球の明かりに代表される光、あるいは、−イオン?、電磁波等と深い縁がありなんとも不思議な気がします。

さて、このところ、メインシステムに関して行った、プリアンプの更新、それに伴うアコリバチューンなどが、サブシステムにも好影響を与えており、相当の音質のクォリティーアップが出来ました。その結果を報告致します。

 その前に前報では、再々追伸までして大変解りにくい事にしてしまって申し訳ありません。簡単に整理致します。
前報の後に2週間くらい、QR−8を剥がしたり、貼り付けたり、CP−4を敷いたり、取ったり、アンダーボードを裏返しにしたりして聴き込みました。その時点での最終の状況を整理しました。

機器名:アンダーボード、機器のQR−8、脚下のCP−4の有、無の順です。

CDP :ヒッコリーRHB-20、上底面に5ヶずつ、前面のスイッチに3ヶ、有り。
DAC :ヒッコリーRHB-20、上底面に5ヶずつ、ツマミに1ヶ、有り。
プリアンプ :自作ウォールナット、上底面に1ヶずつ、ツマミに3ヶ、有り。
パワーアンプ:ヒッコリーRHB-20、上底面に1ヶずつ、裏面電源付近に1ヶ、有り。
スピーカー :自作の樺合板とウォールナットのハイブリット、ウーハー裏のマグネット中心に1ヶ、有り。

他のアクセサリーはここまでは変化はありません。

☆経過
 その後は以下の順に進行致しました。
1:電源のアコリバチューン
  効果に驚く。
2:プリアンプの変更
  使っていたクラッセの20を、いままでメインシステムで使っていたパスラボのアレフLへ
  機器側の大変更です。
3:Power Referenceを自作電源タップに導入
  大物の登場です。
4:自作電源タップの改善
  グリーンカーボランダムを電源BOX内で使ってみました。
5:プリアンプのアンダーボードをRHB−20に
6:自作電源タップの替わりにRTP-2 ultimateを導入
  大物の登場です。
7:RCH−3Hを導入
8:ECI-100にて処理

 主に使ったディスクです。

?HELGE LIEN TRIO 「NATSUKASHII」
OZELLA OZ-036CD
TR-1 Natsukasii
 
?ベスト・マスター・クォリティーズ
 カレル・ボエリー・トリオ
M&I MYCJ-30489
TR-7 ブルー・プレリュード 
 
?ヘイリー・ロレン「青い影」
ビクターエンターティメントVICJ-61618
TR-2 青い影
TR-4 枯れ葉

?シェリル・ベンティーン「コールポーターソングブック」
キングレコードKICJ567
TR-1 ラブ・フオー・セール
TR-9 ユード・ビー・ソー・ナイス・トウ・カム・ホーム・トウ

 詳述します。

1:メインシステムのプリアンプの更新の時に、管理人Kさんにより分電盤をアコリバチューンして頂きました。終了した翌日、このサブシステムを聴きました。驚く程の大変化で、低音の出方がヤケにスムースで、量感もたっぷりです。

これはと思い
2:を実行しました。低音に伸びと締まりが出て、中高音に賑やかさがなくなり静かな感じになりました。これは明らかに機器の差です。パスラボのFET素子の良いところが出て来たと思います。

3:ここで、今までメインシステムのプリアンプで使っていたPower ReferenceをCDPとDACに給電している自作電源タップに使用しました。今までは、自作のSPC-Referenceを使ったケーブルでした。一段と立体感と透明感が増して深さがでてきました。やはりPower Referenceは最高です。自作のSPC-Referenceを使ったケーブルは、Power MAX?の代わりにプリアンプ用としました。これで交換出来る電線はアコリバの単線となりました。これはやはり魅力です。上手く言えませんが、撚り線では出ない音がでます。私にはこれが良いのです。Power MAX?は、アクセサリー用にしてかなりな贅沢をしてしまいました。
 ここに至って今まで、時々はしていたアコリバの音が、聴いたCD総てで感じられる様になりました。

 自然で、出るべき音はしっかり出て、混濁感が少なく、透明感がある音です。

4:Zappa1993さんの投稿にありましたが、グリーンカーボランダムを自作電源ボックス内で使って見ました。ちょうどL型にボックスの側面に貼りました。アコリバの赤コンの側面に添った形になります。底にはさざれ水晶、その上にふんわりとPSA−100、側面はグリーンカーボランダムです。配線材は、アコリバ2.8*2.4mmの単線。
 
 音はスッキリしたようでシンバルがクリアーな感じに抜ける様になりました。

5:ここで、プリアンプに使っていて唯一残っていた自作アンダーボードをヒッコリーのRHB−20に変更しました。Zappa1993さんの投稿にありますように、表裏があります。今回は梱包された状態の上面を表として機器の脚側にセットしました。もう少し馴染んだら比べて見ますが、この前の様な違和感は全くありません。多分このままで良いと思います。

 歌手の口元がキュッと締まった感じです。

6:電源タップにRTP-2 ultimateを導入しました。4:のCDPとDACに給電するためで、with RAS−14です。4:の自作電源タップとはかなりの差です。さすがです。私の自作も、我が家にあるC☆C、オ☆☆デ、べ☆☆ン、等は楽に上回っていますが、さすがにアコリバ製は次元が違います。
 
 新品の状態ですが、クォリティーは圧倒的です。今までは隠れていた細かい音がはっきり聞こえてきます。定位がより安定しました。

7:この後、ケーブルインシュレーターRCH−3Hにてケーブルに引き回しを工夫してみました。
コンセントから、RTP−2ultimateまで。
右側のRTP-4ultimateはメインシステム用です。一番左側はアクセサリー用とした自作電源ボックスです。






サブシステムのプリアンプ用に使っている自作のSPC-Referenceを使ったケーブルにRCH-3Hを使って見ました。
 
 





 音が落ち着きます。

8:ECI-100にて処理。電源系統と信号系統をECI-100で処理をしました。私は以前に接点復活材なるものに懲りて、クリーニングは無水エタノールしか使って来ませんでした。今回アコリバ製として販売されたので使ってみました。
 
 非常に滑らかな音です。時間と共に変化する感じで3日目頃から安定する感じです。

☆番外
 本来ですと、別の項目での投稿と思いましたが、生意気にも、RTP−2ultimateと自作電源タップを聞き比べてみました。
自作は、コンセント、線材はアコリバ製、それに、さざれ水晶、PSA−100、グリーンカーボランダムで処理してあるもので私の傑作です。いままで、C☆C、オ★★デ製と聞きくらべましたが、自作の方がかなりの差で良好でした。

音源 :カセット 1993年のウイーンフィルのニューイヤーコンサートのFM放送のエアーチェックです。
カセットデッキ:SONY−777ESD(電源ケーブルはパワースタンダート5000に改造)

結果:With RAS−14での比較です。RTP−2ultimateはやはり大変な優れものです。音の定位、透明感、その結果の細かい音の再現性など圧倒的でした。世界NO−1のクォリティーと思います。 
 

☆感想と今後
 これだけの変更なので、どこで評価すれば良いのか、良くわかりませんが4週間程になりますので、速報ということで報告致します。
前報の状態と比べますと、音の出方が変わりました。スーとストレスなく出てきます。音の彫りが深くなり細かなところ(ライブの話し声、食器の音等)など良く聴き取れる様になりました。特に1960〜70年代のアナログ録音のリマスターCDなどが良い感じで鳴ります。またボーカルものは、歌とバックの演奏との間に距離が出て歌手の口元もしまってなかなかの雰囲気です。

 もともとのこのスピーカーの性能は、9割以上は引き出せたかなと思います。今は、60〜70年代のアナログ録音のリマスター物のピアノトリオや1ホーンカルテット、女声ボーカルものを中心に聴いており、その範囲では、このサブシステムを何とかしようと思った一年前に比べれば、ものすごく音質は向上しました。まるで別物です。

 ただし、最新の好録音を聴くと、低い音の伸び、音程等に関して、メインシステムとの差をより感じるようになりました。

 低い音に関しては、能力を出し切った様で、ここが限界に近いという感じがします。1995年頃の13cm2WAYの製品ですので無理もないと思います。
 それと、手を加えた時の反応が鈍っているのです。最初はどんどん良い方向に反応していたのですが、前報あたりからその反応が鈍くなってきたなと感じております。

 そろそろ更新の時期でしょうか?

以上
SS
投稿日時: 2012/7/22 17:37
長老
登録日: 2010/4/6
居住地:
投稿: 201
1部屋2組(2012年)DSIX-1.0PA
1部屋2組(2012年)
7月22日

DSIX−1.0PAを導入

 管理人 K さん  
 皆     さん
                                  S.S

 皆さん、今晩は

 早速ですが、前報で、

「低い音に関しては、能力を出し切った様で、ここが限界に近いという感じがします。1995年頃の13cm2WAYの製品ですので無理もないと思います。
 それと、手を加えた時の反応が鈍っているのです。最初はどんどん良い方向に反応していたのですが、前報あたりからその反応が鈍くなってきたなと感じております。」

 「そろそろ更新の時期でしょうか?」

と申し上げました。

 ただ、それまでのアコリバアクセサリーによる色々な改善が、なじんで来たのでしょうか?
あるいは、メインシステムのクリニックの際の電源の手入れの影響でしょうか?

 音がこなれたなとは感じておりました。

 そんな時にふと思い立って、メインシステムで使っているDSIX−1.0PAをこのサブシステムで使ってみました。
 
電源もACアダプターで接続しただけで、CDPとDACの間に入れてみました。
それまでは、ナ☆ム☆製☆所のNDC−P01でした。

 結果は、ビックリ仰天しました。ボーカルが良いのです。歌手とバックの距離がさらにしっかり解るのです。また、音場の見通しが大変良くなり、透明感がより感じられるようになりました。

 早速DSIX−1.0PAを注文、ACアダプターより圧倒的に安定化電源が良いことは解っておりましたので、AA紙に掲載されていたフィ?リッ?ス社製直流安定化電源の12V*1Aを使ってみました。今後、懐具合に余裕が出たらRBR−1にします。

 セットして約1ヶ月間ほど聞き込んでの報告です。

 このサブシステムでは、主にJazzの女性ボーカル、1950〜70年代のアナログ録音時代のピアノトリオを中心に聴いています。
今回は以下のディスクを聴きました。

☆女性ボーカル

1:ヘレン・メリル 「ヘレン・メリル・イン・トウキョウ」
猪俣猛とウエスト・ライナーズ
KING RECORDS KICJ2249
TR1:いつかは王子様が
TR5:ティーチ・ミー・トウナイト
感想:左右がハッキリ別れ過ぎてはいるが、これが1963年の録音とは驚き!歌手がグッと前に出て、バックの距離がしっかり出る。ハイハット素晴らしい。    

2:JACINTHA 「Autumn Leaves」
Piano:Kei Akagi 他
Groove Note GRV-1006-2
TR5:Autumn Leaves
TR10:Moon River
感想:バックの演奏、特にピアノが良い。独唱部は耳元でささやかれている様で、こそばゆい。もうすこし、低い音をより低く締めたい。

3:DIANA KRALL「THE GIRL IN THE OTHER ROOM」
Anthony Wilson gutar 他
TR2:THE GIRL IN THE OTHER ROOM
TR3:Temptation
感想:独特の歌い回しで、思わずゾク!ギターが美しい。もう少しベースが低く締まると良いな!

4:ヘイリー・ロレン 「青い影」
マット・トレダー(P) 他
ビクター・エンターティメント VICJ-61618
TR2:青い影
TR10:サマ-タイム
感想:歌は大変上手い。録音は今回のボーカル中No1。大変クリアー。低音は量感はあるが、もうすこし締めたい。

 これらのボーカルで共通しているのは、歌声が大変滑らかになり、声とバックの距離がハッキリ感じられるようになりました。また、録音によっては、バックまでの空間の大きさが見通せる様になりました。そんなことから所謂、透明感がより出てきました。
  
☆ピアノトリオ等

1:Bill Evans Trio 「Explorations」
RIVERSIDE 00025218603720
TR1:ISRAEL
TR6:NARDIS
感想:やや太めのピアノの音と量感たっぷりのベースの音はバランスが取れていて気持ちが良い。ただそれぞれがもう少し締まるともっと良い。ドラムは腰高。TR6は名演と思います。

2:Bill Evans「You Must Believe In Spring」
Featuring EDDIE GOMEZ 他
TR2:You Must Believe In Spring
TR6:Sometime Ago
感想:1と比べて録音のせいか、やや硬質なピアノの音の粒立ちが良く、ベースも良く前に出てくる。ドラムはシンバルのビシバシ感が良く出ている。

3:キース・ジャレット・クアルテット 「マイ・ソング」
ECM:UCCU 6035
TR2:マイ・ソング
TR5:マンダラ
感想:透明感にあふれるピアノの音が、良く抜けている。サックスも暖かみが感じられる。キースのがなり声も良く分離されて聞こえる。
TR5は各楽器が重なって演奏されるが、よく分離して混濁感は少ない。

4:スティーブ・キューン 「トランス」
ECM:UCCU 6183
TR1:トランス
TR5:サムシング・エブリホエアー
感想:量感たっぷりの低音で、ピアノを中心に、ベース、ドラムスの動きが大変面白い。TR5はエレピ、エレキになり昔流行った「リターン・ツウ・フォーエヴァー」を思い出した。

 いずれも1960〜70年代のアナログ録音です。LPの音も知りませんし(この頃はクラシックを聞いていました。)、また、何回目かのCD再発盤ですので、それによって、良くなっているのか、悪くなっているのかも解りませんが、

1)ピアノの質感が感じられる様になりました。
所謂、叩いているから弾いている感じでしょうか?
2)混濁感が全くなくなりました。
いままでも、感じてはいましたが、今度はより顕著です。
3)低音(ベース)の量感が増しました。
少し、太めで量が出てきた感じです。安定化電源のせいでしょうか?
4)それらの結果からバランスが良くなりました。
 
 ここまでは、良いことずくめでした。

 確かに、DSIX−1.0PAを導入してこのサブシステムで聴いている限り大変に良くなっています。サブシステムの改善を決意した昨年の状態の満足度を30とすれば、いまは90以上になってはおります。
が、もう1組のメインシステムの改善も進み、一時はボーカルはサブシステムの方が良い?と思った事もありましたが、今は逆です。また好きなピアノトリオでも、下記の1:や2:などのCDでは、低音の伸び、全体の明瞭度がどうしても不足でメインの方で聴いてしまいます。

 ならば、そうすれば良いと思うのですが、同じ部屋に2組が同居している欠点でしょうか?、スケール感や、音調の違いは多分に我慢できると思いますが、量感では表せない低音の伸びとか上手く言えませんが明瞭度(あるいは分解能)などは同等が良いのではないかと思うようになりました。

 写真で言えば、同じネガからのキャビネ版と全紙版の差で、それぞれに味はあります。が、全紙版では写っていて、キャビネ版では写っていなかったでは問題ではないかと思うのです。

☆不満が残るCD

1:ハリー・アレン・カルテット 「フォー・ザ・キング・オブ・スイング」
スイングブロスCMSB28024
感想:サックスは良い雰囲気だし、録音も好録音と解るが、メインで聞くとハッキリ解る低いバストラムの音が良く聞き取れない。曲からみて、それが聞こえなくとも好演奏です。

2:ヘルゲ・リエン・トリオ「スパイラル・サークル」
disk union DIW-627
感想:ピアノの音は抜けも良く、録音も新しい良い録音とは解りますが、時々低く入ってくるバスドラの音が高いのです。もっと低くしないとドキッとしません。このドキッとする感じは演奏者の意図と思います。ここは低くしたい。


 
☆今後の方向

 ここまで、このスピーカーを使い込みました。

・・・友人から譲り受けた13cm2Wayのスピーカーシステムで、システムの最低共振周波数は65Hzです。
 ここまで良く私の下手な使いこなしに耐えて貰い、私も大変勉強させて頂きました。ご苦労様でした。・・・

思い切って、新しくしようと思います。

次回は、スピーカーを置き換えた状態の試聴記を報告致したく思います。

以上
SS
投稿日時: 2012/8/4 12:35
長老
登録日: 2010/4/6
居住地:
投稿: 201
1部屋2組(2012年)Eracに更新
1部屋2組(2012年)

8月4日

スピーカーを新しくしました。


 管理人 K さん  
 スタビ   さん
 zappa1993  さん
 まさこ   さん

 皆     さん

                                                   S.S

 皆さん、今晩は

 早速ですが、前報で

「・・・友人から譲り受けた13cm2Wayのスピーカーシステムで、システムの最低共振周波数は65Hzです。ここまで良く私の下手な使いこなしに耐えて貰い、私も大変勉強させて頂きました。ご苦労様・・・
思い切って、新しくしようと思います。」

と書きました。

 これが、意外とすんなり実行できました。また、昨年から取り組んだこのシステムでのアコリバ製品による音質改善の成果が出たせいと思いますが、すんなりと鳴ってしまいました。

その結果を報告致します。

☆経過

 どんなスピーカーが良いか、管理人Kさん(以後Kさんで失礼させて頂きます。)に相談致しました。数種御紹介いただき、機種を決めてお願い致しました。

 なんとその翌々日(土曜日)に直接配送されました。

 前に使っていたスピーカーは1995年頃の13cm2Wayのトールボーイ型で、「Mission 752」です。以後ミッションと呼びます。これは2年ほど前に友人から譲って頂いたものです。今回この話を出したら、Jazz好きのJBL−431?を使っている別の友人が、ボーカル専用で使って見たいと言っていたので、その日の朝に友人宅にセッティングして置いてきました。
写真1

旧いスピーカーです。
今まで良く働いてくれました。
  





 帰宅して郵便受けを見たら、宅急便の配送未完了の通知。あわてて、運転手さんに電話。お店から、比較的大きな荷物が2つとの返事。

このときスピーカーと直感しました。

 大あわてでセッティング準備
1:家人はいないな? 案の定いない。
2:部屋の掃除。
3:スピーカーケーブルの接点の磨きとECI−100処理。

 午後3時頃到着。

新しいスピーカーは「Erac FS−247−BE」です。以後エラックとよびます。

☆セッティング
ドイツ語が散見される段ボール(ドイツは行ったことはありませんがなんとなくドイツの匂いがするのです。)からスピーカーを取り出しました。なにせ、一人でやらねばならず、汗だくでしたが、ひたすら趣味のためと2時間ほど奮闘しました。

 まず、ゴム受けで受けて、音出しです。ポンッと置いただけですが、新品とは思えない滑らかな音が飛び出しました。驚きました。
その後、黄銅性のスパイク受けSPU8にスピーカー付属のスパイクをセット。足回りはスパイク受けとしました。

 床から、スピーカーに向かって

 床→CP4→自作アンダーボード(樺合板とウォールナット集成材のハイブリット)→CP4→SPU8→スパイク→スピーカー

 としました。

また、写真3の様にわずかに(1cm程)内振りにしてあります。
写真2

撮影のため、スピーカーの保護ネットははずしていますが、当面はウッカリ事故に備えて、保護ネットをして使います。皆さんの部屋みたいに整理してなくて、実験室みたいで済みません。










写真3

少し内振りにしてあります。自作ボードは従来どうりです。置き場所は変えていません。







☆試聴
 まだ10数時間しか鳴らしていませんので、試聴などのレベルではないとは思います。ピアノがやや硬質、低音が完全にほぐれていない状態ですが、全体としては大変滑らかに鳴っております。ミッションでの最後の試聴と同じCDで聴いて見ました。あくまでも音だし初期の状態で書いています。そのつもりでお読み下さい。前回はミッションの時、今回はエラックです。

1:ヘレン・メリル 「ヘレン・メリル・イン・トウキョウ」
猪俣猛とウエスト・ライナーズ
KING RECORDS KICJ2249
TR1:いつかは王子様が
TR5:ティーチ・ミー・トウナイト
前回:左右がハッキリ別れ過ぎてはいるが、これが1963年の録音とは驚き!歌手がグッと前に出て、バックの距離がしっかり出る。シンバルのハイハット素晴らしい。    

今回:ぐっと若返った声になりました。それにしても上手い。思わず聴き惚れてしまいました。バックの演奏も素晴らしいのですが、今回は録音の仕方と思うのですが、スピーカーが3つあるように聞こえるのです。真ん中がヘレン・メリル、左右がバックの感じです。

2:DIANA KRALL「THE GIRL IN THE OTHER ROOM」
Anthony Wilson gutar 他
TR2:THE GIRL IN THE OTHER ROOM
TR3:Temptation
前回:独特の歌い回しで、思わずゾク!ギターが美しい。もう少しベースが低く締まると良いな!
 
今回:ギターが生々しいです。和音は思わずドキッとしました。クラールの口元はぐっと締まり、しっかりしたベース、ドラムスをバックに思い切り歌っている感じで大変良いです。 

3:Bill Evans Trio 「Explorations」
RIVERSIDE 00025218603720
TR1:ISRAEL
TR6:NARDIS
前回:やや太めのピアノの音と量感たっぷりのベースの音はバランスが取れていて気持ちが良い。ただそれぞれがもう少し締まるともっと良い。ドラムは腰高。TR6は名演と思います。
 
今回:スクラッチノイズのないLPレコードを聴いている感じになりました。ベースは締まって音程明快。バスドラは、ゴロンゴロンからドンドンへ。シンバルワークの音数がぐっと増えました。

4:キース・ジャレット・クアルテット 「マイ・ソング」
ECM:UCCU 6035
TR2:マイ・ソング
TR5:マンダラ
前回:透明感にあふれるピアノの音が、良く抜けている。サックスも暖かみが感じられる。キースのがなり声も良く分離されて聞こえる。TR5は各楽器が重なって演奏されるが、よく分離して混濁感は少ない。

今回:ピアノ音がしっかりして良く抜ける。ハイハットやパーカッション、サックス演奏などは圧倒的に情報が増えて聞こえてくる。キースのガナリ声がよく解りながら演奏に融け込んで聞こえる。
 
5:ハリー・アレン・カルテット 「フォー・ザ・キング・オブ・スイング」
スイングブロスCMSB28024
TR1:その手はないよ
TR3:メモリーズ・オブ・ユー
TR5:ムーングロウ
前回:サックスは良い雰囲気だし、録音も好録音と解るが、メインで聞くとハッキリ解る低いバストラムの音が良く聞き取れない。曲からみて、それが聞こえなくとも好演奏であることは間違い有りません。

今回:太く低いベース、キレイに抜けるピアノをバックにサックスの音は大変よく、リラックスします。バストラの低い音がファという感じで聞こえて来ます。前回とは全く違った音楽の様に感じました。深くなります。

6:ヘルゲ・リエン・トリオ「スパイラル・サークル」
disk union DIW-627
TR4:クワイエット・ナウ
TR7:テイク・ファイブ
前回:ピアノの音は抜けも良く、録音も新しい良い録音とは解りますが、時々低く入ってくるバスドラの音が高いのです。もっと低くしないとドキッとしません。このドキッとする感じは演奏者の意図と思います。ここは低くしたい。
  
今回:バスドラの低い音がしっかり出ます。ピアノの音が現代録音の音になりました。シンバルのパシッという音はなんともリアル。このトリオは、3人が勝手に演奏しているようで、決まるところは決まってこの音できくと大変楽しく聴けます。

☆今後
 まずは、御礼です。
昨年、Kさんに一部屋2組の件で相談。まずは体に良くない物、悪い人の作った物の撤去から始めました。ブチルまみれになったりしながら、撤去を始め、それは今はすっかりアコリバ製品に置き換わっております。その結果、スピーカーそのものの能力に疑問を感じて、上述のごとくなりました。御相談にのって頂いたKさんに深く感謝申し上げます。涼しくなったら様子見かたがたお出かけ下さい。

 今後です。
1:鳴らし込みです。
 当面はエージングをかねて鳴らし込みです。
 冒頭で述べましたが驚く程、スムースには鳴っています。ただし、低い音とピアノの高域にエージング不足を感じています。詳しくは終了時点で投稿させて頂きます。

2:RST−38、RIQ−5010には御世話になりますので宜しく御願い致します。

以上
zappa1993
投稿日時: 2012/8/6 20:14
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 1部屋2組(2012年)Eracに更新
SSさん

こんばんは
zappa1993です。

スピーカー購入されたのですね。
先日ネットワーク改良の投稿を拝見させていただいたところでしたので、えっとなりましたが、こちらがメインの方でしょうか?
いまいちよく分かっていません

ファーストインプレッションは良いようですね。
おめでとうございます。

短期間ですが、私も自宅でELACのBS243 LTDを使ったことがあります。
ブックシェルフですので、低域の量感には限界はありますが、それでも全帯域に変なクセが無くフォーカスがピタッと合った音にとても好感が持てました。
ツイーターの出来も素晴らしく、とても良いスピーカーだと思いました。
SSさんがご購入されたモデルはフロア型ですので低域の不足もなく理想的ですね。


しばらくは聴きなれたソースが新しい音で聴けてとても新鮮ですね。
私もスピーカー台にRST-38を使っていますがこれはお奨めです。
現在は天板をヒッコリーに交換して更に有機的な響きの音になっています。
ご参考までに
SS
投稿日時: 2012/8/7 19:41
長老
登録日: 2010/4/6
居住地:
投稿: 201
1部屋2組(2012年)Eracに更新(zappa1993さん返信1)
zappa1993さんへ返信

スピーカー更新

2012年8月7日

  zappa1993 さん
  
  皆         さん

                         S.S
 zappa1993さん、今晩は
お暑うございます。
 
 自作スピーカーのユニット交換は別にして、新品のスピーカーを鳴らすのは実に20数年ぶりの出来事となりました。

「先日ネットワーク改良の投稿を拝見させていただいたところでしたので、えっとなりましたが、こちらがメインの方でしょうか?いまいちよく分かっていません。」

 誤解を招くような書き方をして済みません。ネットワークの手入れをした自作スピーカーシステムは健在です。これをメインと呼んでいます。
今回更新したのは、私がサブシステムと呼んでいる方です。前のスピーカーは約3年ほど前に友人のお古を譲り受けました。

「ファーストインプレッションは良いようですね。おめでとうございます。」

 大変ありがとうございます。思ったよりスンナリ鳴ってくれました。

「私も自宅でELACのBS243 LTDを使ったことがあります。」

 じつは、3年ほど前にお店に伺った時に、聴かせて頂いたのが、小型2WAYのエラックでした。その時から音は好みでした。

 前のスピーカーを鳴らすべくアコリバ化を含め努力したつもりでしたが、低音域においてメインシステムではキッチリ聴き取れる音が聴き取れていないことが解りました。努力不足といわれればそれまでですが、更新を決意致しました。

 管理人Kさんに相談。長く使うのなら本機ですよのサゼッションに従いお世話頂きました。いまのところ、低音の出方は別として、音域には不満はありません。

 これから、使いこなしになります。いろいろ悩みを投稿致しますので、御教授下さい。

以上
zappa1993
投稿日時: 2012/8/10 0:23
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 1部屋2組(2012年)Eracに更新(zappa1993さん返信1)
SSさん

こんばんは
zappa1993です。

自作スピーカーの方がメインシステムですか。
凄いですね 逆だと思っていました

ELACの良い部分をメインシステムの方にもフィードバックしてお互いに更なる高みを目指してください

私はノーマルのまま試聴しましたが、確かバスレフポートの穴のサイズを調節するスポンジがありましたね。
SS
投稿日時: 2012/8/25 12:57
長老
登録日: 2010/4/6
居住地:
投稿: 201
1部屋2組(2012年)エージングとチューン
一部屋2組(2012年)

8月25日

スピーカー使いこなし その1
QR−8、バスレフダクト、その他


 管理人 K さん  
 zappa1993  さん


 皆     さん

                                                      S.S

 皆さん、今日は

それにしても、暑い夏ですね!
8月初めから、管理人Kさんに御世話頂いたサブシステム用のスピーカー、エラックFS−247−BEを鳴らし始めました。
いままで、小、中、大音量。ジャズ系では、ピアノトリオ、1ホーンクァルテット、ビッグバンド、ボーカル、クラシック系では、交響曲、協奏曲など大編成ものを流して、エージングして来ました。多分70時間を超えたと思います。
 
ここに来て、高級な艶などを感じる様になって来ましたので、使いこなしの検討を始めました。
 
 結果を報告させて頂きます。

 もともと、このスピーカーはぽんと置いた状態で、大変良く鳴りました。新品でこんなになったスピーカーは私の体験では初めてです。
が、その時に2点ほど何とかしなければと感じておりました。(メインのTADユニットの自作スピーカーと比べてですが)

1:低音が出すぎるのではないか?
 音程は明確でしたが、もう少し締まっても良いのでは?

2:ピアノの音(特定のレーベル)に硬さを感じる?
 ピアノの音がやや硬調?

1:に関してです。
それまでの、ゴム受けから、SPU−8を受けにしたスパイク受けにしました。グッと締まり、なおかつしっかりした低音になってきました。

2:に関してです。
これはエージングしかないと思い、上記となりました。

 この様な状態で、聴きながら、キャビネットを撫でながら振動するところを探しておりました。もともとしっかりしたキャビネットで振動は少ないのですが、天板と側板の下方が、振動が多いと感じました。そこで、側板下方に1ヶQR−8を貼って見ました。

写真下手で済みません。
中央をよく見て下さい。







低い音が、すっと締まって出てきました。文句のないところです。
 この後、zappa1993さんの指摘にもありますが、スピーカー後部のバスレフダクトを効かせてみました。量はグッと増えましたが、サブウーハーのクロスオーバーポイントを上げたような感じで、低音がかぶってきます。変形7畳の部屋では不要と思い、ダクトを塞ぎました。

 こんな事の結果でしょうか?ピアノの音が艶やかになってきました。そこで、カレル・ボエリーのピアノを聴いて見ました。抜群に綺麗なタッチが再現出来て、ほぼ満足の結果となりました。

 その他として、スピーカーのチューンとは関係ありませんが、既に投稿しました様に、プリアンプとパワーアンプのヒューズを交換しました。

 クライオ・オーディオ・テクノロジー社の低温処理品です。プリアンプは3年ぶり。パワーアンプは我が家に来て初めてです。大奮発しました。

 プリアンプ :パス アレフ L   > 1A FB(速断)
 パワーアンプ:ナカミチPA50CE >10A FB 

 今後です。

 ほとんど、気になるところは無くなりましたので、エージングとは気張らずに、通常状態で色々な音楽を聞き込みます。その後、RST−38、RIQ−5010を使って最終セッティングを行いたいと思います。

 宜しく御願い致します。

以上
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