メイン [00-04]PC&ネットワークオーディオ リッピングファイルを如何に高音質で作成するか | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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zappa1993 | 投稿日時: 2014/1/13 11:14 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか 皆さん
おはようございます。 私がこの投稿を最初にしてからもう2年近くが経つと思うと感慨深いものがあります。 今も大して変りはありませんが当時は実のある情報に乏しく、リッピング音源を高音質で残す方法について色々と模索しておりました。 それは今も変わらず、相変わらずこの部分から離れられないでいます。 投稿時と若干リッピング方法も変わっていますし、もしこの投稿を参考にしている方が居られるのであれば、新しい情報に直さなければならないと思い今回投稿させていただくことにしました。 改めて読み返してみると、Yoさんとのやり取りなどは自分でもよく理解し出来ていないまま書いているのが分かりますし、恥ずかしい面もあるのですが、大筋では今の私の考えと変わりありません。 と言うより知識が進歩していないだけなのですが・・・ まず一番大切な所ですが、以前の投稿ではリッピングする際のファイル形式をlossless uncompressedのFLACとしていましたが、現在はWAV形式のファイルにしています。 以前の投稿に詳しく書きましたように、無圧縮のFLACとは言えWAVとは音が違い、どうしてもこの部分が納得できなかったので、しばらくの間はdBpowerampのMulti encoderという機能を使い、一回のリッピングでWAVとlossless uncompressedのFLAC のファイルを同時に作成していました。 (同じフォルダに入れるとややこしくなりますので、WAVファイルはWAVと言う名のフォルダの中に階層されるように設定しました) FLACはFLACらしいやや硬質な音で、クリアで煌びやかな感じに聴こえますので、これはこれでネットワークオーディオらしい音で気に入っていたのですが、自然な質感と言う意味ではWAVに劣ります。 当初は再生側のオーディオシステムにも雑味があり、このFLACの音質もそれなりに良く聴こえていたのですが、オーディオの調整をするにつれ段々と違和感を覚えるようになってきました。 もう一つの理由はdBpowerampでリッピングしたWAVファイルをMediaMonkeyというソフトを通すことでネットワークプレーヤーでタグ情報を認識させることが出来ると分かったからです。 もともとはプレーヤーソフトなのですが、タグ編集機能も充実しており、これを利用している方も多くおられます。 どの項目でも良いのですが、このソフトで一度タグ情報に編集を加えることでdBpowerampで付加されたタグ情報が生きるようになります。 (その仕組みはよく分かりませんが、WAVなのにFLAC同様にアーティスト名・アルバム名・曲名等がネットワークプレーヤーで確認できますし、iPhoneのコントロールソフトでも正しく表示されます) 以上の様な理由で、今は何の躊躇いもなくWAV形式でリッピングすることにし、しばらくはMulti encoderを続けていましたが今はそれも止めています。 保存媒体としては、未だにSSDかHDDかという事で変わりありませんが、バイト単価も更に下がっていますし、どちらも大容量の物が買いやすいようになっています。 HDDで言えば、エンタープライズ用のHDDとは別に、NAS用HDDというものも安価で登場し、選択肢が増えました。 信頼性という意味ではエンタープライズ用には劣りますが、対応NASに最適化されたファームウェアを持っていたり、省電力化が進んでいますので今後NAS用として標準的な位置づけになると思います。(音の良し悪しは別問題として) Yoさんの質問に対し、「私の知る限りでは、オーディオ機器としてのトランスポートをPCに繋いでリッピングする方法は無いようです。」と書きましたが、その後に知ったRME社のオーディオインターフェイスを利用すると、オーディオのCDトランスポートからデジタルアウトした信号をRMEに入れ、このデジタル信号をPC内に保存できることが分かりました。 そしてその音源をPCやネットワークプレーヤーで再生することができますので、これをCDのリッピングと捉えても良いかもしれません。 (方法も音もデジタルデータもすべて通常のCDリッピングとは異なりますので、同列に扱う事はできませんが) PCの世界は日進月歩で移り変わりも早く、またPC/ネットワークオーディオもまだまだ未成熟な部分が多く、私が書いたこともまたすぐに陳腐化するかもしれません。 しかしネットワークオーディオからのフィードバックやライバル心からかCDPやDACの性能もどんどんと高まっているように思えますし、「ジッター」「クロック」「ノイズ対策」と言ったキーワードも製品開発の肝になっているように思います。 本題の「リッピングファイルを如何に高音質で作成するか」という点に関しては、時間を見て少しずつ書いてみたいと思うのですが、果たして何から書いたらいいものやら |
zappa1993 | 投稿日時: 2014/3/16 11:32 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか 皆さん
おはようございます。 私も昨日気づいたのですが、EACと並んで愛用者も多いリッピングソフトのdBpowerampのバージョンがR14.4からR15にアップデートされています。(2/21付けのようです) 今回は有料アップデートという事で$15必要ですが、PAYPALを使えば簡単に処理できます。 問題のアップデート内容ですが、Windows8等への64bitネイティブ対応が主となるようです。 また最新のFLAC1.3.0に対応した点にも興味があります。 (尤もFLAC1.3.0自体は昨年の5月にリリースされた技術です。因みにR14.4のFLACバージョンは1.2.1でした) 他にはメタデータの強化やタグ情報の柔軟性などが書かれてあります。 64bitにネイティブ対応した事で4GBというメモリの制約を受けることも無くなりましたし、マルチコア対応(これは従来から)と合わせてより速く精度の高いエンコードが可能になっているのではと想像します。 早速アップデートしてみましたので、後ほど試してみます。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2014/3/21 10:49 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか dBpowerampのバージョンアップでどの様に音が変わったのか調べてみました。
また、FLACのバージョンも上がりましたので、WAVとの音の違いも同時に調べました。 調べたと言いましても比較試聴をしただけで、波形データのコンペアを取ったわけではありませんし、バイナリ比較もしていません。 しかし、調べるまでもなくdBpowerampのバージョンの違いによるバイナリ不一致は無いと思いますし(何れもAccurateRipが機能しています)、例えバイナリが一致してもそれで同じ音であるとは言えないことは経験上知っています。 ネット上ではよく、バイナリ一致だから同じ音であるといった発言を目にしますし、WAVと可逆圧縮のFLACは比較試聴も含めて同じ音だとも書かれています。 これらの件については賛否両論がありますし、決して相容れない問題だと思いますので詳しい言及は避けますが、私達は目で波形や計測データを見て音を理解するのではなく、耳で音を聴いて理解します。 例え同じに見える波形データであっても、耳で聴いて音が違えば、聴感上は違う音と言わざるを得ませんし、機械によるコンペアはその時点での照合でしかなく、またある一面の照合でしかないというのが私の考えです。 前置きが長くなりました。 今回のテストについて簡単に説明させていただきますと、音楽ジャンルの違う数枚のCDをdBpowerampのR14.4(旧バージョン)とR15(新バージョン)とでリッピングし、それぞれMulti-Encoder機能を使いWAVとFLACの音源を同時に作成しました。(各CDごとに4つの音源ファイルを作成) ※新バージョンのR15はR14.4と別のフォルダにインストールされますので、両者を併用することも可能です。 まず見た目には変わったところは感じられません。 詳しくは見ていませんが、設定項目が増えたようでもありませんし、機能アップというよりはエンジン部分の改良が主と捉えてよさそうです。 リッピングを初めてまず目についたのがMulti-CPU(CORE)部分の変更です。 従来はリッピング作業を、1.CDのリッピング 2.エンコード 3.書き込み(NASへLAN転送) という一連の流れで1曲ずつ行っていましたが、R15では1が終わると2を始めると同時に、次の曲の1を始めます。(CPUの別のコアを使っているようです) 従来でもFLACでリッピングするときには上記の流れで作業が行われたのですが、今回の様にWAVとのMulti-Encoderの設定にすると、1~3の作業が終わってから次の曲の1に進むようになっており、Multi-CPU部分に改良が加えられたことが分かります。 (個人的にはCPUに余計な負荷をかけずに1曲づつ完結した方が良いように思うのですが、アルバム全体のリッピング時間はこの方が短くなります) その他の点については、使用している中で特別変わったと思えるところはありませんでした。 ただ、メタデータの取得については機能強化されたと書かれてありますので、知らない間にこれの恩賜を受けているのかもしれません。 (因みに、寺井尚子さんのニューアルバム「ヴェリー・クール」も発売日にリッピングしましたが、アルバムタイトルや曲名などのタグ情報が自動的に付加されました) 肝心の音の違いですが、楽曲により違いが分かり易いものと分かり難いものがありますが、何れもニューバージョンのR15の方が良いと感じました。 S/N、分離、定位等のディティールが向上しているようで、各楽器やボーカルの音が明瞭になり混濁感も減少してかなり表現力が増したように感じます。 特にバスドラムの音などは、やや曖昧な膨らんだ音が芯のあるしっかりした音になりましたし、ベースの音階が明瞭になったことと合わせリズムのタイト感・グルーヴ感が向上しました。 またアタック感が向上したことにより、ピアノなどの音の粒立ちも良く全体に音が前に出てくる感じが強まったと思います。 アンビエンスも明瞭化し、録音物の「原音再生」により近づいたのでは?とも思います。 逆に悪くなった点は特に感じられず、デジタルオーディオを極めていく中で生まれるエネルギー感の損失や、中抜け、音が硬くなる等の副作用は目立って無く、この点も好印象を持ちました。 全体の総観としては、音の純度が高まり演奏の表現力が増したと言えますが、これはdBpowerampが64bitにネイティブ対応した事による処理精度の向上に関係があるのかもしれません。 何れにせよ、リッピングソフトの僅か$15のバージョンアップでこれだけ音が良くなるとは驚きで、個人的にはバージョンアップをお勧めします。 ただ、古いJAZZの音源の中には旧バージョンの方が音に厚みがあり、良い雰囲気を感じるものもありましたので、好みの問題もあるかもしれません。 以上の感想はWAV・FLAC共に同じです。 次にWAVとFLACの音の違いですが、私の環境ではやはり違いがあります。 WAVとの比較で言えば、FLACの音はやや硬く、薄っぺらい音で、確かにクリアで綺麗には感じますが、大切な音楽の表現力を失っているようで、音楽を聴きたい者からすれば実に味気ない音だと言わざるを得ません。 もちろん可逆圧縮ですから再生時には圧縮前のデータに戻っているはずですが、デコード作業の負荷による電気ノイズやジッターなどが音に影響を与えていると考えても不思議ではありません。 主な使用機器 NAS(QNAP TS-119P?)→HUB(YAMAHA SWX2200-8G)→PLAYER(LINN AKURATE DS/K) LANケーブル:LAN-1.0PAの特注サイズ LANアイソレーター:RLI-1 LANターミネーター:RLT-1 バッテリー電源:RBR-1(NASの電源) |
zappa1993 | 投稿日時: 2014/11/9 16:28 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか 皆さん
こんにちは。 「リッピングファイルを如何に高音質で作成するか」としてCDのリッピング音源の高音質化について書き始めた当スレッドですが、多くの方にご観覧いただいたことに感謝しております。 それだけリッピングの高音質化に興味を持っている方が多いのではないかと思います。 リッピングするパソコンやCDドライブ等のハードも様々なら、リッピングするソフトウェアやその設定、そして電源やUSB、LANなどのケーブル類なども人により違いますので、同じCDをリッピングしても全く同じ音質の音源にはなりません。(例えそれがデジタルデータであり、バイナリ一致だとしても) それでも、こうすれば音が良くなる(実に曖昧な表現ですが、ここではS/Nが良く帯域バランスに優れダイナミックレンジの広い音を指しています)という機材の選び方や、共通のノウハウはあると思いますので、思いついたことがあれば不定期に追加していきたいと思います。 今回書かせていただくことは、半年ほど前に気が付いたことで、確証はないのですが、このスレッドに相応しい話題ではないかと思いますので簡単に書かせていただきます。 CDをリッピングするドライブにPLEXTOR社のPremium2というモデルがあります。 製造が終了になってからだいぶ経ちますが、未だにリッピングに拘る多くの人が愛用するCDドライブです。 このCDドライブにはメーカーから細かな設定が出来るソフトウェアが用意されているのですが、その中にドライブの回転速度に関する項目があります。 「Silent Mode」の中にそれはあるのですが、その名の通り本来はCDドライブの回転速度を落として静音化するために用意されたのではないかと思います。 オーディオ用のCDプレーヤーは一般的に等倍速(普通に再生する速度です)での読み込みしかありませんが、パソコン用のCDドライブはソフトウェアをインストールしたり、CD-Rにデータを書き込んだりする際に、出来るだけ短時間でこれらを行うことが出来るように数十倍速での回転速度に対応しています。(Premium2の読込は最大52倍速) 何も設定しなければ、CDのリッピングも高速回転で行われ、その分短時間でリッピングが完了します。 (実際にはUSBの転送速度や、ソフトウェアの設定によりCDドライブの回転速度が決定されます) 高速回転するCDドライブの音を聴いていると、これで本当に正しく読めているのか不安になりますし、回転速度を落とした方が読み取り精度が上がり、良い音でリッピングできるのではないかという気になります。 実際にSilent Modeを有効にして、最大リード速度を「4×CLV」や「8×CLV」に設定している方も多いと思います。 しかし、意外にこれの音が良くないのです。 逆にSilent Modeを無効にして最大リード速度で読む状態にした方が音が良いように思います。 理由はよく分かりませんし、私の環境の問題かもしれませんが、確かにここで回転速度を変更するとリッピング音源の音質も変わります。 一つ考えられるのは読込方法の違いで、CLVというのが、「一定速度で読む」というのに対し、回転数の早い10倍速以上で用いられるCAV(10-24×CAV等)は「一定の回転速度で読む」という事の様で、音質の差はここから生じているのではないかと言うことです。 (回転速度が固定だと実際のリード速度は円周上の位置で変わってしまいますので、通常のCD再生ではCLVの様に回転速度を可変化してリード速度を保つ必要があります) 一定速度で読むことを優先すると、細かな回転速度の制御が必要になり、この負荷がリッピングの音質に悪影響を与えているのではないかという気がします。 リッピングは音声信号を再生するわけではなくデータを取り込んでいるだけですので、回転速度を一定に保つ必要はなく、むしろ余計な負荷の無い状態で処理した方が音質に有効であるという理屈です。 実際にどの様な音の違いがあるかと申しますと、CLVはどこか音が詰まったような感じで、分離が悪い。 一方CAVは分解能が高く音が開放的で、高域の伸びもよい。 と言った感じで、私にはCAVの方が好印象でした。 しかし、流石にSilent Modeを外すと、物凄い回転速度でディスクが回りますし、かなりの熱を持ちます。 その為、私はCAVとしては最も回転速度が遅い「10-24 × CAV」に設定してリッピングをしています。 (RUI-1使っている関係で、USBの転送速度はUSB1.1に準じるため、私の環境では回転速度は最大でも6倍になしかなりません) 「負荷」というものがリッピングの音質に影響を与えることは他でも証明できます。 リッピングに限らず、PCオーディオを実践している方の間では、OSの不要なサービスを停止して高音質化するという技は良く知られています。 パソコンのOSはスムーズな処理が出来るように、バックグラウンドで色々なプログラムが起動しており、今実行されていないように見える機能でも常に待機した状態でそれはメモリにあります。 Windowsの場合、キーボードの「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を同時に押すことで表示されるメニューの中から「タスクマネージャー」を選び、その中の「プロセス」を見ることでバックグラウンドプロセスの数が分かります。 色んなプログラムがインストールされた日常に使うパソコンなら、プロセス数は50個程度あるのではないでしょうか。(パソコンの起動中に数は変動します) ここでは詳しくは書きませんが、簡単に言えばこれらのサービスが実行されている、或いはいつでも実行できるようにタイミングを見計らっている状態です。 それぞれは小さなものでCPUへの負荷も、使用メモリも僅かなものですが、不要なサービスを停止すると明らかに音が良くなります。 これは余計な負荷が無くなり、リッピングや音源再生にCPUの処理が集中できるからなのですが、この「負荷」というものは高音質化を目指すオーディオにとっては大敵で、常に頭に入れておかなければならない大切な項目です。 ※私のパソコンは通常起動用のものとは別にリッピング用の起動ドライブが付けてあり、こちらのOSからは不要なプログラムやWindowsの機能を削除して出来るだけ軽い状態を維持しています。 多少の変動はありますが、Windows起動後のバックグラウンドプロセス数は常に6〜8程度で動作も安定しています。 起動するOSを分けられない場合でも、最初からインストールされている不要なプログラムをアンインストールする事で、CPUの負荷は軽減されます。 CDをCDプレーヤーで再生するのに比べ、リッピングした音源を再生する方が音が良いことの理由の一つとして、エラー補正機能の有り無しがよく言われます。 CDプレーヤーでは盤面の傷や汚れによる読み取りエラーが起こると、音飛びを起こさないように途切れた部分の音声信号を補正して再生を続けるのに対し、CDのリッピングは読み取りエラーが起こると、正しく読めるまで何度も読み直し、正しいデータを取り出すために音が良いという考え方によるものです。 なるほど、文面だけ読めば正しいように思えます。 しかし、一般に読み取りエラーによる信号の補正がそれ程頻繁に起きるでしょうか? (起きるなら欠陥品です) 新品のCDでも補正信号による再生が起きているのでしょうか? CDをリッピングしていて再読み込を繰り返すディスクは本当に稀にしかありませんし、大多数のCDは一回で正しく読み込みます。 となれば、CDプレーヤーでの再生ではエラー補正を行うからリッピングに音質が劣るという理由は怪しくなってきます。 ここで一つ考えられるのが、先ほどの「負荷」の問題です。 CDプレーヤーでのリアルタイム再生では、不慮の音飛びに備えるためにデータ補正サービスが常に働いている状態にあり、それが音声信号に何らかの影響を与えるのではないかと想像されます。 (これには処理的な負荷だけではなく、タイミングを見計らう時間的な割り込みもあります) これに対し、データの補正は行わず、再読み込みで対応するリッピングにはこの負荷はありません。 (読み取ったデータを正しい値に訂正して引き渡す機能はどちらの方法でも同様に働いていると思います) これらの違いもリッピングすると音が良くなるという理由の一つなのではないかと思うのですが如何でしょうか? パソコンのネットワークアダプターの設定でWAKE ON LAN等の不要なサービスをOFFにすることでも音は良くなりますし、現状でそれが機能していなくても、機能する様に設定されている場合は、これらをOFFにするメリットは有ります。 但し、パソコンが安定動作していることが絶対条件ですので、不用意に設定を変更すると逆効果になることともありますので注意が必要です。 ※CDドライブ付属のCDに入っているPLEXTORのユーティリティはWindowsXPにまでしか正式対応しておらず、Windows8では正常に起動しませんが、インストール後にデスクトップに出来たアイコンの上で右クリックをし、「プロパティ」→「互換性」→『管理者としてこのプログラムを実行する』にチェックを付けると完全では無いものの動作します。 起動後は一度プログラムが最小化しますが、タスクバーの中のアイコンの上で右クリックをして「元に戻す」をクリックすればOKです。 但し、Silent Modeの左下の方にある保存ボタンが表示されず設定の保存が出来ませんのでCDドライブの電源を切れば設定がクリアされてしまいます。 私の場合はCDドライブは外付けで電源は入れっぱなしですので、特に問題はありませんが、CDドライブをパソコンに内蔵している場合は注意が必要です。 (電源を入れている間はユーティリティを終了しても状態が維持されています) 一度WindowsXPなどのパソコンに繋げ、設定を保存すればこれらの問題も解決します。 プログラムのインストールや設定等はご自分の責任において行ってください。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/1/11 20:28 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか 皆さん
こんばんは。 Rewritedataとソフトウェアが一部で注目されています。 WAVやFLAC等の音声ファイルをリライトすることで、音質を良くするというものです。 リライトするといってもデータを加工するものでは無く、バイナリ一致も保たれているという事です。 では、なぜ音が良くなるのかについて簡単に説明しますと、ご存知のようにデジタルデータは0と1の二進数で表されますが、実際にはグレーゾーンと呼ばれるクロックの読み取るタイミングによっては0とも1ともなるような電圧の値が存在します。 チェックサム機能が働きますので、正確なデータに訂正されますが、その余分な処理の中でジッターが発生し、これがオーディオ機器に影響を与え音質を悪くするという考え方があります。 Rewritedataは、ファイルをリライトする中で、このグレーゾーンを正確に0か1の状態にし、デジタルデータとして処理する際のジッターを抑えるため、音質が良くなるという仕組みの様です。 このグレーゾーンの存在がジッターを生み、音質を低下させるのではないかと私も以前から考えておりましたので、グレーゾーンを無くすことでどの様な影響があるのかとても興味があります。 実際に使用してみますと、確かに音の膨らみや滲みが解消され、音が整った印象があります。 低域の音階も正確に聴き取れますし、音の分離も良くなりました。 私が一番感心したのは、空間表現の豊かさで、演奏者の位置から放射線状に音が広がっているような、言うなれば生で演奏を聴いているような聴こえ方に近いものが少し感じられたことです。 (もちろん同じではありません) これは、同じ音源ファイルをデータコピーで用意し、片方はRewritedataでリライトし、もう片方は何もしない状態で聴き比べたものです。 Rewritedataの面白いところは、リライト処理を音源ファイルだけでなく、プログラムやドライバーなどにもかけられる点で、リライトされたプログラムをインストールすることでも、通常のインストールとは多少音の違いが感じられます。 (繰り返しますが、バイナリは一致しますし、もちろんプログラム自体は同じものです) この理屈については私自身もよく分かりませんが、例えば、NASのファームウェア(私の場合はQNAP)、LINNのネットワークプレーヤーのファームウェア、リッピングソフトウェア等をDL後にリライトし、これをインストールおよびアップデートすることで、リッピング音源の音質、再生時の音質共に若干の変化がみられました。 Rewritedataはフリーのソフトウェアで、誰でも試せますが、まだ開発が始まったばかりで、頻繁にバージョンがアップデートされています。 私が使ったのはVer1.05ですが、これを書いている時点で既に数度のアップデートがされ、現在はVer1.13になっています。 今後もまだまだアップデートされるはずですし、リライト処理の方法によっても音の変化があるようですので、まだ実践に組み込むには時期尚早という気がしますが、音質改善効果の理屈が正しいのなら画期的なソフトウェアとなるかも知れません。 私の所では、それ程大きな変化ではありませんでしたし、まだ大絶賛できるような状態ではありませんが、これはパソコンを始めとする環境の違いによるものかもしれませんし、今の所悪影響のようなものは感じられませんので今後の展開に期待しています。 以前(今もあるのかな?)Fidelizerというパソコンにインストールすることで音質改善するというソフトウェアがありましたが、音のエッジを強調させ、クリアでキレイな、いかにもと言う感じの音質で、不自然極まりない音になって閉口しましたが、Rewritedataにはその様な不自然さは今の所ありません。 音質を変えているというよりは、悪い点を取り除いて本来の音に近づけているという感じでしょうか。 興味のある方は一度試してみて下さい。 私も引き続き色々と実験してみるつもりです。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/1/24 21:09 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか 皆さん
こんばんは。 前回書きましたRewritedataですが、しばらく試した後、使用するのを止めました。 ソフト製作者のジッター除去の理屈が正しいのであれば、画期的なソフトだと思いますし、ジッター発生のメカニズムにつての考え方には共感できる部分もあります。 しかし、このソフト使用による音の変化が、本当にジッターの除去によるものかについては、私には確かめようがありませんし、今はソフトそのものについてもちょっと眉唾的なものを感じています。 この掲示板の話題にはそぐわない事かもしれませんので、私の考えを簡単に、少しだけ書かせていただきますと、まず定期的にRewritedataをかけたドライバー類を再インストールすることを勧めている点がよく分かりません。 グレーゾーン電位(ソフト製作者の言葉)が除去されたファイルに再びグレーゾーン電位が発生するメカニズムは何なのか? さらにデータ類にも、例えばRewritedataを3回かけると良い等と書かれていますが、この意味もよく分かりません。 1回よりも3回の方がより効果が及ぶという理屈は理解できますが、グレーゾーン電位を除去できるソフトであるならば、1回のリライト処理でそれが完全に行われなければいけませんし、1回のリライトではまだ除去できていないグレーゾーン電位が存在するのであれば、その中途半端な状態の音源を聴きたいとは思いません。(果たしてそれが正しい音なのか?) また逆に数回のリライトの中で、グレーゾーン電位が更に不安定になることはないのか。 もう一点は、リライト処理そのものに幾つかの種類があり、またリライト処理後の音の傾向を表した選択肢が複数存在することです。 ソフトを使用する側から見れば、選択肢が多く、自分の環境や好みに合わせた使い方が出来る方が良いと思いますが、私はこういった使い方を好みません。 何故なら、デジタルとは言え、ハードとソフトの両面で、ちょっとしたことで、いとも簡単に音が変わることを知っているからです。 私の好みではありませんが、再生ソフト側で音決めをすることは何とか理解できるものの、グレーゾーン電位を除去し、デジタルファイルを正しい保存状態にするというソフトに音の選択肢がある意味が分かりません。 正解は一つでは無いのか? いくらでも音が変わる世界の中で、この様なソフト側での音の調整は、私には音遊びのようにしか見えません。 グレーゾーン電位を無くすと言うソフトの開発理念には期待したものの、この点においてすっかり興味を失いました。 更に言えば、このリライト処理後の音決めは、ソフト製作者の感性によるところが大きく、私とは聴く音楽がまったく違うソフト製作者の感性を信じてこのソフトを使い続ける気にはなれませんでした。 リライト処理というものが正しく、唯一の正解に向けた処理であるならば、今後多方面から注目される可能性は十分ありますし、是非ともグレーゾーン電位が完全に除去されたデジタルデータを聴いてみたいとは思いますが、しばらくは様子見です。 CDをリッピングしてNASに保存した音源が、時間の経過と共に微妙に音の傾向が変わることを経験上知っていますが、この現象を、保存媒体上の書き込まれる位置や連続性の違いから生じるものだと勝手に想像していましたが、グレーゾーン電位はファイルが保存された後でも変化すると考えるなら、リライト処理を定期的に勧めるRewritedata製作者の意図も分からなくはないのですが、果たして実際の所はどうなのでしょうね。 話しは変わりますが、リッピングソフトウェアdBpowerampのR15.2のベータテストがいよいよ大詰めを迎えた様で、間もなくリリースされそうです。 上の話と矛盾するようですが(矛盾はしないのですが)このソフトの新しいバージョンに期待しています。 ※以上はあくまで私個人の考え方で、ソフトウェアそのものや使用している方を否定するものではございません。 |
グリュミ | 投稿日時: 2015/1/26 17:36 |
常連 登録日: 2012/6/13 居住地: 投稿: 68 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか zappa1993さん
こんにちは グリュミです。 私も2週間程、Rewritedataを試しておりました。とはいっても週末しか聞けない環境なので述べ2日間です。 Rewritedataを使用することによってジッターを減らす理屈はすぐに理解出来かねますが、理屈はともかく音を聴いて判断するしかありません。 リッピングした音源をSDカードにコピーしたデータをRewritedata処理しました。 確かに変わりますね。ブラインドでも分かる違いがあります。 概ね、情報がすっきりした(すっきりしすぎた)、雑未が減った(減りすぎた)印象です。 良く言えば、ピュアになったともいえますが、空気感がごっそり抜け落ちた印象で、聴いていて落ち着きません。 決定的だったのが、1時間も聴いていると耳の奥がチリチリと痛くなってきたことです。 これは、あくまでも私のシステム、聴覚の感想でありますのでこのソフトの正否ではりません。 残念ながら今回のリライトは、個人的には不採用でしたが、このようなソフトを開発せれる方には感謝をしていますし、今後も是非頑張って頂きたく応援したく思います。 なお、SDカードにデータをコピーする際は、USB−1.0SPSの電源ラインの両端にFCS−8、ファインメットシートを装着し、USBアイソレーター(電池動作)を通してSDカードリーダーにてコピーしています。 USBアイソレーターの速度が12Mbpsなので、CD1枚をSDカードにコピーするのに20分もかかりますが、音が良い為我慢して使用しています。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/1/28 20:10 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか グリュミさん
こんばんは。 レスありがとうございます。 グリュミさんもRewritedataをお使いになったことがあるのですね。 こうしたソフトウェアによる音の追及は、その音の変化が音楽の再生として正しいかどうかと言うところが重要で、判断が難しいですね。 容易に、しかもかなり大胆に音質を変えることが可能なだけに、音の変化量ばかりに目が行くと、知らず知らずの内に非音楽的な再生音になってしまう恐れがあります。 Rewritedataをかけた音を不自然だと感じられたグリュミさんなら、私が言わんとすることは説明の必要もないのではないかと思います。 やはり、生の演奏、或いは生演奏に近い音楽を聴かない人にとっては、正しい判断基準となるものが乏しく、自己満足的なオーディオになりがちです。 それ故に、この様なソフト開発者には豊富な音楽体験も必要ではないかと個人的には思います。 それにしても拘りの再生方法ですね。 私もRUI-1は手放せませんので、USB1.1に準じた転送速度しか出ませんが、リッピング時はCDドライブをそれに合わせた回転速度にしていますので問題ありません。 何より音質が優先というスタンスは共通しますね。 人によっては、最優先がタグ情報であったり、アルバムアートの表示であったりするようですが、やはり音質は一番譲れないところです。 ところでグリュミさんはRD-3やRIO-5などはお使いだったでしょうか? SDカードなどにもこれらのオーディオアクセサリーは有効だと思うのですが、もし試したことがおありでしたら所感をお聞かせいただけますと幸いです。 今後ともよろしくお願いいたします。 |
juubee | 投稿日時: 2015/1/29 13:32 |
新米 登録日: 2015/1/27 居住地: 投稿: 10 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか こんにちは。
初めてこの掲示板に書き込みます。 膨大な書き込みがあるのに、少ししか目を通していませんので、とんちんかんな書き込みになってしまったら、ご容赦下さい。 zappa1993さん ●RewriteDataについて 私もVer1.16をWAVに適用してみました。音はくっきりして安定感を増しざらつきも抑えられる(抑え過ぎ?)ようですが、ディテールや躍動感や開放感が劣るように聴こえます。個人的には、総合的には、却下でした。 ふと思い立って、WAVを(SoftPerfect RAM Diskで作った)RAMDISKにコピーし、さらにHDDに戻して元のWAVをRewriteしましたら、同じような方向の音になったような気もします(笑)。 >このソフト使用による音の変化が、本当にジッターの除去によるものかについては、私には確かめようがありません 作者も定かでないと思います。 作者FACEBOOK 1月17日16:22の投稿の中ほどに https://www.facebook.com/pages/Bug-head-technology/221354151338856?fref=photo >ただし、真実かどうかは、電子ビットの帯磁性について研究している方が説明されなければ、仮説はいつでも覆るものと考えております。 と、書かれています。 それにしては能書きが勇ましすぎると思いますが、気に入ったソフトができたので、強くアピールしたい気持ちが抑えきれないんじゃないかと思います。 私の今回の環境です(普段使いのPCはWin7 32bit なので、RewriteDataテストのために新規HDDに急遽セットアップ)。 パソコンはCPUがCore2Duo E8400の自組デスクトップ、OSはWindows7 home premium 64bit を素のまま、リッピングドライブはPlextor PX-760A、リッピングソフトはCDManipulator2.70で8倍速リード、再生ソフトはFoobar2000、サウンドデバイスはFireWire接続のM-Audio 1814、ヘッドフォンは昔懐かしいYAMAHAのHP-1、です。ま、やや古い普通のパソコンでの普通のPC-Audioです。 普段のPC-Audio環境は、Windows95時代のPCにvoyageMPDをインストールして使っています。でも、MPD(パソコンをネットワークプレーヤーにする機能)は使わず、軽いOSとして使っています。 CD再生のセットも、(自作を含むので曖昧ですが)30万円ほどです。でも、最近はほとんど聴かず、もっぱら通勤中のカーステで聴くばかりになっています。 というような、ここに集う皆様からみたら、とてもプアな(ここのお店には不似合いな)オーディオです (^^;;; 媒体の好みでは、レコードを最も好み、次にCD、お終いにPC-Audio、となっています。あ、59才男性です。 >CDをリッピングしてNASに保存した音源が、時間の経過と共に微妙に音の傾向が変わることを経験上知っています 私と同じこと言う人にようやく会えました。嬉しいです。 コピーしても変わりますので、リッピングに拘りすぎても仕方ないか、と思ったりしますが・・(笑)。 ●2014/11/9の投稿について >CDプレーヤーでの再生ではエラー補正を行うからリッピングに音質が劣るという理由は怪しくなってきます。 いかにもその通りで、いつまでもこんなデマを振りかざす人達にはうんざりしています(笑)。LINNのDSシリーズが日本発売になる時来日したLINNの方の発言(もしくはこれを聞いた雑誌編集者の誤解?)が発端かも知れません。このデマのおかげ?でPC-Audioをやる人は増えたと思いますが、健全な発展を阻害しているとも思います。 いまだに、デジタル的には同じでも再生音が違う現象を認めようとしない人達が沢山います。CD再生とPC-Audioの音の違いを認めれば、それも認めたことになるのですが・・(笑)。 LINNのHPは、3年ほど前に私が指摘したら、快く?すぐに文章を直してくれました。YAMAHAでは、私の指摘は門前払いされたらしく、HPは相変わらず変わっていません(笑)。 確認は比較的簡単で、CDプレーヤーのデジタル出力をパソコンでデジタル録音し、リッピングした音声ファイルと比較すれば、1bitの違いもないことがわかります。 http://juubee.org/pcaudio3/ripping/ripping.html http://juubee.org/BJ/sokutei15_spdif2wav/sokutei.html >CDプレーヤーでのリアルタイム再生では、不慮の音飛びに備えるためにデータ補正サービスが常に働いている状態にあり、それが音声信号に何らかの影響を与えるのではないかと想像されます。 これに対し、データの補正は行わず、再読み込みで対応するリッピングにはこの負荷はありません。 誤解されているのではないかと思います。 リッピングの場合でも、CD-DAのエラー訂正はドライブで常に働いています。CD-DAのエラー訂正であるCIRC(サーク)はCD-DAの規格の一部ですし、規格通りの読み方をしないとCD-DAが読めません。 PlextoolsProfessionalをお持ちなら、エラーレートの測定をしたことがあると思います。CIRCには2段階のエラー訂正があり、この段階での訂正は演算だけで済みますから再読み込みする必要がありません。再読み込みするのは、エラー訂正を行っても元と同じデータに復元できなかった場合、つまりPlextoolsProfessionalでも確認できるCUエラーの場合だけです。そして、ご指摘のように、CUエラーは普通のCDではまず発生しません。 http://juubee.org/pcaudio3/ripping/ripping_error.html >CAVとしては最も回転速度が遅い「10-24 × CAV」に設定してリッピングをしています。 (RUI-1使っている関係で、USBの転送速度はUSB1.1に準じるため、私の環境では回転速度は最大でも6倍になしかなりません) CAVかCLVかはともかく、遅いほうが好ましいとは感じています。ただ、ちょっと気になることが・・ (^^;; 10-24 CAVで読んでも6倍速でしか転送できない場合は、その調整のために、ドライブまたはATA-USB変換部(にあると思われる)バッファがある程度空いたら読んで、満杯になったら読まない、を繰り返すと思います。なので、読み込みはとぎれとぎれになってるんじゃないかと。 なお念のためですが、CAVやCLV表示がない他のリッピングソフトでも、24倍速を指定すれば 10-24X CAV で、8倍速を指定すれば 8X CLV で読みます。ドライブの読み方は決まっているので・・。もちろん、これはPremium2の場合です。 同じ速度を指定しても、CLVかCAVか、P-CAVかZone-CLVか、はドライブによって異なります。Nero Disc Speed で読み取りテストをして確認できるのですが、32bitソフトなので、いつまであるか・・。 >CDドライブ付属のCDに入っているPLEXTORのユーティリティはWindowsXPにまでしか正式対応しておらず PlextoolsProfessionalは有用なツールですが、古くなっていくのが悩ましいですね。 ヨーロッパPlextorのサイトにPlextoolsProfessional XL というのがあり、時期からみてWindows7に対応していると思われます。いい機会ですから、64bitネイティブかどうか、Plextorに確認してみます。。 http://www.plextor-digital.com/index.php/component/option,com_jdownloads/Itemid,55/catid,86/cid,470/task,view.download/ いきなりの長文ですいません (^^;;;;;; |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/1/30 1:07 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: リッピングファイルを如何に高音質で作成するか Juubeeさん
初めまして。 レスありがとうございます。 >ふと思い立って、WAVを(SoftPerfect RAM Diskで作った)RAMDISKにコピーし、さらにHDDに戻して元のWAVをRewriteしましたら、同じような方向の音になったような気もします(笑)。 私もRewritedataによる音の変化は、その様なことの延長線上にあるのではないかと考えています。 PCオーディオの環境は、プアと謙遜しておられますが、色々と研究されている様子が伝わってきます。 私はネットワークオーディオですので、PCはリッピングの音質追求のための拘りです。 voyageMPDには前から興味はあるのですが、Unixには馴染がなく、USB-DACも持っていませんのでまだ試したことはありません。 今後、軽いUnixPCを作ることがあればインストール方法等ご教示ください。 >私と同じこと言う人にようやく会えました。嬉しいです。 コピーしても変わりますので、リッピングに拘りすぎても仕方ないか、と思ったりしますが・・(笑)。 一度でもコピーした音源は、ごく僅かとはいえ鮮度に欠け、やや鈍った音質になってしまいますね。 ですので、バックアップはもしもの為に必要ですが、それをリストアして聴くのは心情的に耐えられないと思います 私のリッピングの拘りは、常に最良(と思える)の音質で聴きたいと言うところから来ているようです。 過去の投稿へのご指摘ありがとうございます。 >誤解されているのではないかと思います。 リッピングの場合でも、CD-DAのエラー訂正はドライブで常に働いています。CD-DAのエラー訂正であるCIRC(サーク)はCD-DAの規格の一部ですし、規格通りの読み方をしないとCD-DAが読めません。 PlextoolsProfessionalをお持ちなら、エラーレートの測定をしたことがあると思います。CIRCには2段階のエラー訂正があり、この段階での訂正は演算だけで済みますから再読み込みする必要がありません。再読み込みするのは、エラー訂正を行っても元と同じデータに復元できなかった場合、つまりPlextoolsProfessionalでも確認できるCUエラーの場合だけです。そして、ご指摘のように、CUエラーは普通のCDではまず発生しません。 http://juubee.org/pcaudio3/ripping/ripping_error.html 仰る通りです。 私もそれを前提として書いたつもりでしたが、少し書き方がまずかったかもしれません。 補足させていただきますと、ドライブ自体のハードウェアによるエラー訂正は、CDプレーヤーでもリッピング用のCDドライブでも基本は同じで、仰るようにCDのRead時に常に働いております。 問題はその後のエラー処理に違いがあるのではないかと考えたのです。 CDプレーヤーは音切れが起こらない工夫がどこかでされていると思いますし、高級なCDプレーヤーほど補間処理が介在するように思います。(PioneerのPureReadはこれとは逆の発想ですね) そうした処理を一括りにして、良質なCDの再生時には余計なバックグラウンド・サービスになるのではないかと考えた次第です。 (例えばバッファに先読みして音切れを無くす等の方法がありますが、実際にどれ程のCDプレーヤーに備わっているのか分かりませんし、以上はあくまで私の考えた仮定の話です) >CAVかCLVかはともかく、遅いほうが好ましいとは感じています。ただ、ちょっと気になることが・・ (^^;; 10-24 CAVで読んでも6倍速でしか転送できない場合は、その調整のために、ドライブまたはATA-USB変換部(にあると思われる)バッファがある程度空いたら読んで、満杯になったら読まない、を繰り返すと思います。なので、読み込みはとぎれとぎれになってるんじゃないかと。 リッピングはほぼ等速のカウントで進みますので、それは考えたことはありませんでした。 6倍速というのはリッピングソフト側で表示されるもので、転送速度に合わせてソフトで自動的に処理速度を決めているものと思われます。 何か確かめる方法はありますでしょうか? >PlextoolsProfessionalは有用なツールですが、古くなっていくのが悩ましいですね。 ヨーロッパPlextorのサイトにPlextoolsProfessional XL というのがあり、時期からみてWindows7に対応していると思われます。いい機会ですから、64bitネイティブかどうか、Plextorに確認してみます。。 http://www.plextor-digital.com/index.php/component/option,com_jdownloads/Itemid,55/catid,86/cid,470/task,view.download/ PlexTools ProfessionalがWindows7では動作しなくなった時に使ったことがあります。 Windows7以降でも動作するものの、日本語表示に対応していない為使い辛く、PlexTools ProfessionalをWindows8で動作さす方法が分かってからはこちらを使用しています。 (と言ってもDrive Settingsだけですが) XLではSilent Modeも正常にSaveできますので、両方を使い分けるのが良さそうですね。 |
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