みなさんこんばんは、PAKAです。

本日は、素晴らしい音質・演奏のCDを体験したのでご紹介させていただこうと思います。
以前、管理人Kさんによる「リファレンス・ディスク(クラシック編)」という、クラシックのリファレンスCDをご紹介している有意義なスレッドがありましたので、多くの方に見ていただければと思い、そちらへの投稿も考えましたが、今回は新しいスレッドでの投稿とさせていただきました。

「リファレンス・ディスク(クラシック編)」のリンクです。
素晴らしいアルバムがたくさん紹介されているので、是非どうぞ。
リファレンス・ディスク(クラシック編)


今回ご紹介するCDは、スレッドの題名どおり、レヴァイン指揮／シカゴ響による、ホルストの「惑星」で、このCDは7月に行われたアコリバのイベントに参加した際に、一部分だけ聴く機会があり、音質・演奏共にとても印象的だったので、他のトラックも我が家で是非聴いてみたいと思い購入してみました。




我が家で聴いてみたこのCDの感想は、ダイナミックで厚みのある大変クリアな音質で、広大で奥行ある音場などなど、オーディオ的にはSACD盤を含めて、私が所有しいるクラシックのCDではトップクラスの音質の盤であると思います。
ただ、厚みのあるダイナミックさが特徴的な盤なので、システムの状態がスケール感の欠けた厚みのない音質傾向だと、ガサツでうるさい演奏のように感じてしまうかもしれません。
この辺りがシステムチェックのポイントにできると思います。

演奏に関しては、「惑星」は好きな楽曲で、他の指揮者の盤も何枚か所有していますが、それらと比較すると他の演奏が地味に感じてしまう程、ダイナミックで先鋭的な演奏の印象で、好みが分かれるかもしれませんが、個人的にはスケールの大きいこの題材に合ったとても素晴らしい演奏であると思います。


オーディオ的にも聴きどころ満載の盤で、個人的にはトラック1の「火星」・トラック2の「金星」・トラック4の「木星」・トラック6の「天王星」を好んでよく聴きます。

・「火星」は、最も盛り上がる部分で破綻なく再生できるかがポイントで、追い込まれたシステムでもなかなか難しいのではないかと思います。
我が家でも、まだまだ良くしていけるポイントであると感じます。

・「金星」は、ホルンやフルート、ストリングスなどが繊細で大変美しく、奥行を伴った分離とハーモニーがポイントになると思います。

・「木星」はイベントで使用されていたトラックで、厚みのあるダイナミックさと、クリアで見通しの良い音場の両立がポイントで、イベント開始時のアコリバアクセサリー未使用状態の時と、その後ほぼ全てのアコリバアクセサリーで対策した状態で再度聴きましたが、あまりの違いにとても驚いた印象深いトラックでした。

・「天王星」は、個人的に最も好きなトラックで、楽器や曲構成がバラエティ豊かで聴きどころが満載な曲です。
他のトラックと同様に、厚みのあるダイナミックさと、クリアで見通しの良い音場の両立がポイントですが、その中でも美しいホルンや実在感のあるティンパニの連打など、名演奏でオーディオ的快楽も堪能できるトラックでお気に入りです。


素晴らしい盤だと思いますので、みなさんも機会がありましたら是非お聴きになってみてください。
ちなみに、この盤を購入する際は、再発などのたくさんの同タイトルがあり悩みましたが、リマスター版はかえって悪くなってしまっている場合を何度も経験していますので、無難に輸入盤を購入しました。
なので、上記感想は輸入盤での感想となります。
以上、拙いながら我が家で聴いてみた感想を投稿してみました。

PAKAさま

shima3です

レヴァイン指揮／シカゴ響による、ホルストの「惑星」
studio Aにもありますので改めて試聴致しました。

PAKAさんのおっしゃる通りに非常にかっこいいトラックが沢山ありますね！
まさに宇宙を想像させる音楽。
映画のサントラにはクラシックはかなり使用されていますね
eONKYOでもスタートレックのものがでましたね
http://www.e-onkyo.com/news/34/

＞オーディオ的にも聴きどころ満載の盤で、個人的にはトラック1の「火星」・トラック2の「金星」・トラック4の「木星」・トラック6の「天王星」を好んでよく聴きます。

僕も好きなトラックが一緒でした♪

逆に感想を見ながら鑑賞させて頂き参考にさせて頂きました
wikipediaでも調べたのですが、管弦楽曲と女性合唱などが入ってくるという変わった組曲なのですね。
火星の聞いた事のあるフレーズは本当に壮大なスケール感を表した演奏ですね。
７つの組曲と言う事で、タイトルを見て想像して二回目は聴きました
火星、戦争をもたらす者
金星、平和をもたらす者
水星、翼のある使者
木星、快楽をもたらす者
土星、老いをもたらす者
天王星、魔術師
海王星、神秘主義者

このタイトルを見て聞くと、楽器がそんな風に情景を表しているような気分になってきます。
平原綾香さんで聴きなれた木星も最初はあんな始まりだとも知らずにいましたので、色々面白い発見が出来ました。

幸いstudio Aの環境で試聴出来ましたが、今度は違う場所でリファレンスを持ち出して聞いて見たいなと思いました。
PAKAさんの掘り出し投稿素敵です！

また投稿拝見させて頂きます〜

暑さに負けずにクーラーとめて試聴がんばります笑

shima3さん

おはようございます、PAKAです。
返信をいただきありがとうございます。

「惑星」はshima3さんのおっしゃるように、とてもカッコ良く壮大でキャッチーなフレーズが多いので、私のようなまだまだクラシック入門者にも親しみやすく、お気に入りの楽曲です。
その中でも、このレヴァイン盤は高音質なだけでなく、題材を連想させる壮大なスケール感と勢いのある演奏ですよね。

studio Aでの再生は更に魅力ある素晴らしいものなのだと思います。
私も機会がありましたら、是非studio Aでの再生も聴かせていただけると幸いです。

オーディオの面でも、早くこの暑すぎる季節は終わってほしいですね（苦笑）

レバイン！

このコンダクターはオペラかと思っていたけどオケもいけることを思い出した。懐かしいな

バカボンのパパさん

こんばんは、PAKAです。
このレヴァイン指揮の「惑星」は、演奏にたいする感想をなかなか皆さんのようにうまく表現できませんが、オーディオ的な音質は大変素晴らしいものですので、機会がありましたら是非お聴きになってみてください。

皆さん

こんばんは

PAKAさんが紹介されたレヴァイン指揮の「惑星」、私にとっては非常に鳴らし難いCDでして、今まで満足いく音で鳴ったことがありません。
このCDはPAKAさん宅で初めて聴かせていただいたのですが、正にデジタル録音と言えるような鮮烈さがあり、非常にクリアで滲みの無い音が響き渡る様は圧巻でした。
嬉しいことに、わざわざ私の為に同じCDをご用意していただいており、帰りにプレゼントして頂きました。

翌日自宅でリッピングして聴いたのですが、PAKAさん宅で聴いた印象とはまるで違ったもので、使うオーディオシステムによってここまで印象が変わるCDは初めてでした。
鮮烈さと華々しさが感じられないばかりか、全体に重苦しい空気が感じられ、どうも煮え切らない演奏に聞こえるのです。
それから、オーディオシステムの調整、リッピング環境の調整をする毎にテストCDとして用いているのですが、幾分良くはなってきたものの未だにPAKAさん宅で聴いた記憶を彷彿させる音には出会っていません。
鳴らすのが難しいと言うよりは、使用するオーディオシステムの特徴が如実に出るのかもしれません。

と言う訳で、拙宅では未だにテスト試聴としての活躍しかしておらず、聴くのはいつも「木星」だけなのですが、先日行った機器の調整が思いの外良い感触であったため、このCDを再度リッピングし、初めて全曲通して聴いてみました。
音質的には大分良くなってきたようで、PAKAさん宅とはまた違った音ながら、演奏の良さが感じられる域にようやくたどり着いた感じです。（まだその程度です）
「火星」はプログレのEL&Pの演奏が頭に焼き付いているためか、生演奏にも拘らずどこかシンセサイザーを聴いているような感じがすることもありましたが、やはり迫力が違いますね。
そして、「金星」・「水星」と聴き進めるうちに、私の心の奥底で何とも言えない哀愁と寂しさが生まれ、ふとレイ・ブラッドベリのSF小説「火星年代記」が思いうかびました。
荒涼とした茶褐色の岩と砂しかない風景の中に自分が存在しているようで、何の時間的変化も無いその風景の中にホルストの楽曲がBGMのように流れているかのような錯覚を覚えました。
私の意識が遥か遠くのその星にあるような気がして、それは何とも不思議な気分でした。
稲垣足穂的な宇宙への憧れや「宇宙的郷愁」と言う言葉がピッタリくるような時間を過ごしました。

音楽とはなんと素晴らしい芸術なのでしょうか。
PAKAさん良いCDをありがとうございました。

zappa1993さん

おはようございます、PAKAです。
返信をいただきありがとうございます。
お薦めしたCDをたくさん聴いてくださりうれしいです。
また、詳細なご感想ありがとうございました。

zappa1993さん宅の、質感高く響き豊かなバランスの良い音を何度も聴かせていただいている印象から、きっと素晴らしい音で鳴るのだろうと思っていたので、少し予想外のご感想でした。
個人的な推測としては、我が家はzappa1993さん宅の音に比べて、まだ派手さを主張してしまうような演出感を感じますので、そういう部分が鮮烈さや華々しさという点に作用していたのかもしれませんね。
先日の群馬県訪問の際に、他のユーザーさん宅でもこのCDを聴かせていただく機会がありましたが、やはり自分の家では少し派手目に鳴っているのかなぁと感じていました。(苦笑)

また次の機会に私にも聴かせていただけると幸いです。

PAKAさん、zappa1993さん、皆様
こんにちは！
いつも大変お世話になっております。

私も話題のレヴァイン指揮、シカゴ響の組曲「惑星」BEST100：SHM-CDを購入してみました。
惑星は5年ぶり位の購入かも？
CDでは5枚目、LPでは1枚所有しております。
頻繁に聴く作品ではないのですが、オーディオ再生においては魅力を感じてしまう作品かと思います。

早速、じっくり聴く時間が出来ましたので、全曲通しで聴いてみました。
まず、この音で89年の録音？ と我が耳を疑ってしまいました。
取分け、「金星」と「土星」が素晴らしかったですね。
金管楽器（特にトランペット）が、超ブリリアントな印象を受けがちかと思いますが、なんと言ってもシカゴ響だと考慮しますとこの様な響きを感じて最適かと思います。
弦楽器、木管楽器、打楽器共に大変良好な質感で各楽器群が歪む事なく分解能に優れた録音です。
取分け、「火星」と「土星」が素晴らしかったですね。
但し、ボリュームコントロールが難しく音量を上げ過ぎると、優れた録音が故に各帯域が暴れる様に感じました。
輸入盤「US盤」も購入して聴き比べたいですね。

近況クラシックのCDは新録がライヴ録音が主であり、毎回購入しては不満の残る録音が多く、特に歪みが酷くて音抜けが悪く分解能が低い上に質感がざらざらのソフトが多く残念ですね。
しかしながら、私は「今、現在」を大切にしており、過去の名演や高音質録音盤のみを美化してばかりではいけないと思っております。
今後も諦めずに、新録のライヴ盤を購入し続けていきたいと思います。
期待に胸を膨らませて・・・

それでは、失礼致します。

ホワイトメタルさん

おはようございます、PAKAです。
返信をいただきありがとうございます。

ホワイトメタルさんもSHM-CD盤を聴かれたのですね。
ホワイトメタルさんのおっしゃるように、私も特に金管などが華やかで、それが派手さを演出しているような面を感じます。
澄んだ空間感や低音楽器の分解能、リアルさなどはオーディオ的な快楽を存分に楽しめる魅力的な盤ですよね。

「今、現在」というお考えはよく理解できます。
私はまだまだ自分の知らない色々なジャンルの素晴らしい音楽に出会いたくて、過去の名演・名録音の盤をついつい購入してしまいがちですが、そのような演奏を聴いていると、その当時に聴くことができた人をとてもうらやましく思います。
私も、将来に「名演奏盤」と呼ばれるようなものを同じ時代に聴くことができるかもしれない機会は大切にしたいと思います。

PAKAさん、こんばんは！

先日お越し頂いた際にお聴きいただいたとおり、私もこのアルバムのSHM-CDを購入しました。

つい、木星を聴いて満足しますが、拙宅ではまだリアルさが足りないかな？と思いますので、もう少し工夫してみたいと思います。

クラシックはまだまだ知らない事が多いので、またお薦めのアルバムが有りましたら、是非ご教示頂けましたら幸いです。

なお、先日頂いたPLCですが、拙宅の1階のコンセントでは効果は感じられませんでした。次は2階を探って見ます！