掲示板トップページ

お知らせ

「長時間かけて書いたコメントが送信できなかった」等の送信エラーのご報告をいただいております。 こちらは一定時間が経過した段階で、タイムアウトと判断している為です。 掲示板のセキュリティ上、どうしてもタイムアウト時間を設定する必要がございます。 つきましては、メモ帳などで下書きいただく等でご対応いただければ幸いです。 今後とも当掲示板をよろしくお願いいたします。
メイン
   [00-02]オーディオ全般
     CDが完成しました!!
投稿するにはまず登録を

スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | 下へ
投稿者 スレッド
RANZAN
投稿日時: 2008/9/13 11:45
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
まるで白魚のような!
管理人Kさん bompeiさん こんにちは。

この度はbompei氏のレコーディングによるCD「越野景子ピアノ・アルバムVol,1」
「CAFÉ on the MOON/ヒルノツキ」を聴かせて頂きました。

早速「〜Especially〜越野景子ピアノ・アルバムVol,1」から試聴しました。

それは一聴したとたん、清々しく滑らかなピアノの響きはホールの音場空間に淀みのない空気感が伝わってくるような、素晴らしい響きでした。
音圧はそれほど高くないようですが(クラシックCDは全体に低め)気高く響くスタィンウエイが立体感を伴って、滑らかに奏でられる音が見事に録音されていると感じさせるものでした。

まず、1)リャードフ/バルカローレOP,44」2)「ショパン/変奏曲Pガニーニの想い出」は、清く流れる小川のように、またそれは雨粒のようにコロコロと転がる細かな旋律で奏でられる響きには、ホールトーンの広さがよく分かるようです。
3)「ショパン/幻想即興曲」4)「リスト/愛の夢第3番」は、いずれもよく知られた曲で、ゆったりと響くピアノは気高く最初からダイナミックかつ滑らかに立体感を伴って、最後まで美しい音色で奏でられていくのです。
5)「リスト/パガニーニ大練習曲集より第3曲(ラ・カンパネラ)」は、これもホールトーンの美しい何とも言えない心地よい響きでの表情を、よく捉えている録音でスタィンウエイから放たれる躍動感、かつ、とても綺麗な音色はまるで白魚のような奏者の右手、左手の指先の素早い動きが見えてくるようです。

また、6)「リスト/メフィスト・ワルツ第1番(村の居酒屋での踊り)」では、ピアノは躍動感タップリにそのリズムに乗って繊細な部分も一音一音が見事に捉えられていて、ホールの美しい響きもよくその空気感が伝わってくるようです。
7)「シマノフスキ/4つのエチュードより第3番変ロ短調op,4-3」では、ゆったりと
しながら威風堂堂と奏でられる、躍動感溢れる力強い演奏に魅せられるのです。
8)「ラフマニノフ/プレリュードop,3-2(鐘)」では、越野景子のピアノが、そこにあたかも存在しているようなリアルな再現性に一瞬「ドキッ」とさせられるようでした。
9)「バッハ/ラフマニノフ パルティータ第3番よりガボット」は、一転軽快なリズム感に乗って奏でていく表現を聴くと、思わず踊りだしたくようなピアノは実に素晴らしい音色でした。
最後の10)「ラフマニノフ/樂興の時 第1番」では、陰、 陽を上手く織り交ぜながら繰り出される力強いピアノの響きに、一瞬固唾を呑むのでした。

越野景子のピアノはしっとりと柔らかい音色が美しく響き、豊かな余韻のなかで、その大きな空間いっぱいに音が満たされる感覚を味わえるようでした。

もう1枚のアルバム「CAFÉ on the MOON/ヒルノツキ」も聴いてみました。

このような現在的でカントリー風なアルバムは、日頃あまり聴く機会がありませんが、このアルバムで聴く市岡亮介、高岡美保子のピタリと息の会った透明感のあるボーカルと、アコーステッィク、エレクトリックの各ギター及びパーカッションが見事に溶け合って奏でられて行くところは見事なものだと感じるものでした。

そのアコーステッィク・ギター、エレクトリック・ギターの表現力と音色は見事なもので、透き通るような声のボーカルでの掛け合いでの部分も鮮明に録音されていて、そこに現実性があってなかなか好感の持てるものでした。
またエッジの効いた各ギター、パーカッションの音色の表情もよく、それにピタリと寄り添うように二人のボーカルの素晴らしさは、そのハーモニーと調和を程よく保って聴かせてくれるのです。

この過大なる高音質録音の成果は、まさにACOUSTIC REVIVE製品を多用された結果でもあるのでは!と敬服するのです。

それにしても、さすがbompei氏による録音技術の高さを垣間見ることができる
優秀なアルバムでした。

bompei
投稿日時: 2008/9/14 22:34
半人前
登録日: 2008/6/8
居住地:
投稿: 34
Re: まるで白魚のような!
RANZAN様
弊社製作のCDに対するご高評、有り難うございます!!
管理人K様も、諸々手配いただいて有り難うございます。

これは私個人の意見ですが、音楽の中の一つ一つの音をブレンドさせている要素は”倍音”だと思っています。

弊社の製作するCDは倍音を大切に扱っています。
倍音を大切に扱う大前提となるなるのは基音となる中域、だと思います。

ヒルノツキのセッションではNeumannのマイクを中心に、中域の構成感を大切にレコーディングを行い、ミックスの段階で倍音を調整しながらブレンド感を調整しました。
よって、ミッドレンジはほとんど音色をいじっていないと思います。

ピアノの録音についても距離感、音域のバランスを調整した後に、最後のブレンド感は倍音の混ぜ方、(全て2本のマイクの位置で調整します)が最終の調整項目になることが多いです。

いずれにしても、それらの情報を色づけすることなく、しっかりと伝えてくれる機材があっての話であることは間違いありません。

「〜Especially〜越野景子ピアノ・アルバムVol,1」につきましてはプレス工場に入稿したのと同じCD-Rの販売を行います。プレスされた物よりも音の鮮度が一段と良く、芳醇なサウンドをお楽しみいただけます。
先日、管理人K様のところに試聴用のCD-Rを発送いたしました。

販売予定のCD-Rの他に、普段マスターとして使用されることの多い2種類にも実験的にプリントして発送いたしましたので会員の方が聞かれる機会がありましたら、メディアによる音の違いを検証される良い機会になるかもしれません。

管理人Kさま、お手数をおかけして申し訳ありません。
もしもお聞きになりたいという会員の方がいらっしゃいましたら対応をお願いいたします。

厳しい御批評もお待ちしておりますので、皆様の屈託無いご意見をお聴かせ下さい。

宜しくお願いいたします。
RANZAN
投稿日時: 2008/9/15 12:20
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: まるで白魚のような!
bompeiさん こんにちは。

早速高評のレスありがとうございました。

bompeiさんのように、録音される時の音楽の中の一つ一つの音をブレンドさせて、倍音を大切に扱っておられるということ、それはまたミックスの段階で倍音を調整しながら、慎重に作業を進められておられる見事な音の距離感等、音域バランスも考慮してその音質情報に色付けしないということが、このような素晴らしいCDアルバムの誕生を実現してくれたのだと感銘するのです。

これからもオーディオリスナーに、より感動を与え続けるCD制作に取り組んでもらいたいと希望するところです。

Yossy
投稿日時: 2008/9/15 14:25
長老
登録日: 2008/3/7
居住地:
投稿: 402
Re: まるで白魚のような!
bompeiさん、こんにちは。

こういった形で制作者の方の率直な意見がうかがえる場所と言うのはそうそうございません。
bompeiさんの投稿、感心しつつ大変興味深く拝見させていただいております。

>いずれにしても、それらの情報を色づけすることなく、
>しっかりと伝えてくれる機材があっての話であることは間違いありません。
アコリバユーザーである自分にとっても嬉しい言葉ですp(T^T)q
再生側にてアコリバさんの製品を使用して自分が感じている事を、
録音される側の方が同じように感じてそれを制作に生かしていらっしゃる!
聴かせていただいた今回のアルバムのクオリティにも得心がいくものです。

>販売予定のCD-Rの他に、普段マスターとして使用されることの多い2種類にも、
>実験的にプリントして発送いたしましたので会員の方が聞かれる機会がありましたら、
>メディアによる音の違いを検証される良い機会になるかもしれません。
こ、これは・・・
順番が回ってくるのを楽しみにしております
RANZAN
投稿日時: 2008/9/15 18:01
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: まるで白魚のような!
bompei こんばんは。

bompeiさんの”心”大切に育んでいきたいと思います。

レコーディング制作者bompeiさんが、常にリスナーの心を大事に
されているところに惹かれるのです。

何時までも我がリスナーの脳裏に焼きつくCD製作に励んでください。

bompei
投稿日時: 2008/9/15 18:13
半人前
登録日: 2008/6/8
居住地:
投稿: 34
Re: まるで白魚のような!
Yossy様

実は今回の製作で最後まで悩んだのはマスターのCD-Rをどこのメーカーの物にするかと言うことでした。

CD-Rレコーダーを含む弊社のシステムで何通りかのパターンを試した結果、三菱のグリーンチューンがマスタリングの上がった音源に最も近い印象を持っていました。

販売用のディスクはACOUSTIC REVIVEの機材で消磁、イオン処理を行った後に記録を行い、完成後に再度同じ処理を施して出荷します。

ある意味、マスターを超えた音質をお楽しみ頂けると思います。

聞かれました際には是非とも感想をお願いいたします。
bompei
投稿日時: 2008/9/15 18:21
半人前
登録日: 2008/6/8
居住地:
投稿: 34
Re: まるで白魚のような!
RANZAN様

痛み入るお言葉、有り難うございます。

私はそんなにたいした存在ではありません。
演奏者の心が伝わることが最も大切だと思います。

演奏者は一つの音を奏でるために何年も努力をして、レコーディングという過酷な場で自分と戦います。

その想いがリスナーの皆さんに伝わるようなソフトを作っていけたらと思っています。

これまでは”加工”によって”想いが浮き上がるように小細工をする傾向があったような気がしますが、ACOUSTIC REVIVEの製品と出会って、余分な音を取り去りながらその想いを浮き彫りに出来る様になったと思います。

それが、リスナーさんたちの方でも受け止めて頂ける体制が整っているのは本当に幸せなことだと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。
スタビ
投稿日時: 2008/9/15 21:00
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 1116
Re: まるで白魚のような!
bompei様今晩はスタビです。

今回は、ヒルノツキ聞きかせて頂きました。

[img]

何も無い所ですがごゆっくり・・・。

気にいった曲(詩)は

 05.だいだい色の中で

 11.ありがとう  (お気に入り登録)


11.ありがとうが私のお気に入りに登録です。
   声の感じが良い
   歌詞が何か良い

シンプルさが、この二人には良いと思います。
多分女性のファンが多いのでは無いかと思います。
そんな感じがします。

個人的な意見で、大変申し訳有りませんがお聞き下さい。

雰囲気を出す為でしょうか?
少々雰囲気作りが気にいりませんでした。
せっかくのシンプルな曲ですから、シンプルのまま加工をしない方が良かったのでは無いかと個人的には思いました。
ボーカルの声ももうし越し強調しても良いかな。?

声とギターをそのまま聞きたい思いました。
ただ、シンプルすぎると今の日本人には好まれないのも事実だと思いますので・・・。

あくまで個人的な意見ですので・・・生意気な意見で申し訳有りません。

それとRR-77・水晶インシュレーター・RWL−3とかを録音時使用すると、楽器の一つ一つの音の響きやホールの音がもっと生音に近いものが出て作業が非常にやりやすく成るのではないかと思います。
RR-77は、録音時やCD-Rを焼く前や焼く時に使用は音の質感や音場
や響きが別物になると思います。
ボーカルも同様です。


試した事が無ければお勧めです。

bompei
投稿日時: 2008/9/15 21:38
半人前
登録日: 2008/6/8
居住地:
投稿: 34
ヒルノツキ cafe on the moonについて
スタビ様


貴重なご意見有り難うございました。

仰るようにザックリとしたアプローチも考えたのですが、このアルバムでは、プロデュース優先のサウンド作りになっています。

POPSにおけるソフトは無難な物よりも賛否両論別れる位に個性がある物のでなくてはならないと思っています。

そういう意味では今のJ-POPはみんな同じ様式を追っかけてその中で細かい違いについて議論しているようで好きになれません。
そういう体制に対する主張みたいな物もサウンドに込められていたのかもしれませんね。

>それとRR-77・水晶インシュレーター・RWL−3とかを録音時使用す>ると、楽器の一つ一つの音の響きやホールの音がもっと生音にいも>>のが出て作業が非常にやりやすく成るのではないかと思います。
RR-77は、録音時やCD-Rを焼く前や焼く時に使用は音の質感や音場
>や響きが別物になると思います。
>ボーカルも同様です。

アドバイス有り難うございます。
ACOUSTIC REVIVEの製品もまだまだ入門編のユーザーですので、これから色々と試していきたいと思っています。

今後とも宜しくお願いいたします。
RANZAN
投稿日時: 2008/9/15 23:22
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
情熱を感じます!
GEOさん こんばんは。

GEOさんのACOUSTIC REVIVE製品に対する熱意は、我々と同等の
情熱を感じます。

>ACOUSTIC REVIVEの製品もまだまだ入門編のユーザーですので

いやいや!これだけACOUSTIC REVIVE製品の良さを直感されていて、
また真剣に取り組んでおられる姿が見えるようです。

行く行くは、こちらの方がアドバイスを受けなければならない
立場になることでしょう。

宜しくお願い致します。


« 1 2 (3) 4 »
スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | トップ

投稿するにはまず登録を
 

新しい登録ユーザ

リュカ 2024/4/23
とりすたん76 2024/4/11

たいらん
2024/4/3
じょんび 2024/3/12
nelton 2024/3/12
ふじいくん 2024/3/5
タンドン 2024/3/5
涼木ゆう 2024/2/22
m.m. 2024/2/22
kbgt 2024/2/19

ログイン


ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

オンライン状況

6 人のユーザが現在オンラインです。 (6 人のユーザが フォーラム を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 6

もっと...