メイン [03-01. AC電源関連]電源BOX RTP absoluteシリーズ / YTP-Rシリーズ RTP-4 Evolutionを新コンセントに | 投稿するにはまず登録を |
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Johaness | 投稿日時: 2016/9/28 2:31 |
新米 登録日: 2016/7/26 居住地: 投稿: 3 |
RTP-4 Evolutionを新コンセントに Johanessです。前回、CD・ビデオ兼用装置用に、新たな壁コン+新コンセント(ライトブルー)+アコリバ・プレートを設置した旨を報告しました。
以来、箸にも棒にもかからなかった小型装置が驚くような音楽表現をするので、20年振りに音楽愛好家に戻り、漫才を観る代わりに毎晩あれこれCDを聴くようになりました。 CDを何千枚も集めておきながら、音が許しがたく聴こうとしなかったのが、えらい変わりようです。 しかし不満は残っている。いや、今回の変更によって不満内容がはっきりしたと言えるでしょう。 具体的には、ガット弦アンサンブルを再生したとき、ハーモニーの抜けが悪く、音量が上がると飽和する、そして上から下までの見通しがイマイチ。 前回お話ししたように、CDのガット弦再生は難物で、これまでオーディオ・ショーでも、ろくな経験をしていない。 1000万円越の高級品から聞こえてくるガリガリ音は何なのでしょう。ガット弦は試金石なんです。これが自然に聞こえれば、ポリーニのCDだって、驚くべき変貌を遂げるはずです。 この段階では新しい壁コンから、プレーヤ用にRTP-2 Ultimate、アンプ用にアコリバ初期製品のRTP-6という2つのタップに分けていました。 そうなると当然初期のRTP-6を(あれこれ世話になっておきながら)「やな音の元締めはお前だったのか?」という目で見るようになる。もう一箇所、パワーアンプ用のケーブルが、当初予算の関係でアコリバ単線+安価な差し込み口を使用した某氏の自作だったので、言いたくないが「お前らも仲間なの?」になります。 そこで試験的に、それらを取り外し、アンプ用に、別の装置で使っているRTP-4Ultimateと純正アコリバ・ケーブルをつないでみました。 すると弦楽器の濁りがかなり取れ、奥行きが出る。こうなると、アンプ用の電源部分を全取っ替えするしかない、「でも金がかかるなあ….」。 そこに、アコリバから有り難いお達しがありました。「古いタップのコンセントを新コンセントに交換できるよ」。 さらに「RTP-6のコンセント3個を交換するのはもったいないので、RTP-4でやろう」….うう、なんてゆき届いたご配慮…。 壁コン交換時のショックがあったので、「新生RTP-4」の到着を待ちわびました。まずは前回の試聴CDを聴いて、更なるグレードアップを確認する。 とにかくハーモニーが数段美しくなって、心に響いてくる(ハーモニーこそ、感動の源泉)。試験的にRTP-4Ultimateを繋いだときよりも、格段に良い音がしている。 音のストレスが緩和されているのが驚きです(モニターとはいえ、現役の製品をけなして良いのか!?)。 次に我が最愛のCDを聴くことにしました。1990年に購入して以来、メンデルスゾーンが大好きになり、アンプやプレーヤの試聴全てに使用してきた宝物のようなディスク。 Mendelssohn: Symphony No.3(Scottish) and No.4(Italian) ---The London Classical Players/Roger Norrinton EMI CDC7 54000 2(現在品番は変わっている)。 この演奏が《スコットランド交響曲》の歴史的名演であることを、改めて知りました。 この曲ではVn.1とVn.2が複雑かつ情熱的に動くが、互いが左右に配置されるので一切被らず、全てが耳に届く。 Vla.やCelloも、配置がはっきりわかり、その動きに聞き惚れる。 弦楽器のボーイング(細かい音の発音)がよく分かり、思わずニヤけてしまう。 これほど素晴らしい弦楽セクションを持つ交響曲は空前絶後。早世したメンデルスゾーン、究極の円熟作品なのでしょう。 Hr.は左、Trp.は右に配備、木管楽器は中央に置かれるので、全ての音がベスト・バランスで耳に届く。 木管のタンギングも聞こえる---ファゴットのソロ、いい感じ!そして全てが一体となり、愁いを湛えて進行する。 この最高の演奏、最高の録音が、これまでどんな工夫を凝らしてもフォルテで混濁していたのです。 その濁った音を聞きながら「感動を禁じ得ない」なんて書いたレコード評論家もいたことでしょう。 ビデオを見るのも楽しくなりました。 高音と低音が汚い音でボンボンいわず、全体が静かになり奥行きが出たので、スピーカの存在を忘れてストーリーを楽しめます。 映画館に足を運ぶと、大概音がうるさい。 皆さんも「安いアンプとスピーカ使ってんじゃネエよ」と、毎回突っ込みを入れるのでは。 この結果を受けて、仕事場で使っている装置用の壁コンと2つのタップ(RTP-2 UltimateとRTP-4 Ultimate)のコンセントも取り替えてもらうことにしました。 その結果も、今度簡単にご報告します。 なにせこの装置には、SACDプレーヤがつながっていますから。 今回、音の圧倒的な変貌に驚き、「これまでさんざん御社製品のお世話になってきましたが、この新コンセント周りの威力はまさしく究極(ultimate)ですね」とアコリバにヨイショ・メールしたところ、「いや、このコンセントは新しい電源ボックスAbsoluteに付属しているので、絶対(absolute)だと言って欲しい」という真面目なメールが返ってきました。 そんな形容詞を乱発して、次回すごい製品ができたとき、どうするのでしょう? 笑 |
ケミ | 投稿日時: 2016/10/9 12:34 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: RTP-4 Evolutionを新コンセントに Johanessさん、こんにちは。「RTP-4 Evolutionを新コンセントに」楽しく拝見させていただきました。
私はアコリバ電源BOXをEvolutionから使い始めました(現在はAVシステムで使用)。その後Ultimateに買い替え(現在はメインルームのアクセサリー類の給電に使用)、その時代ではそれらが最高と感じていました。 しかし、新コンセント・absoluteが登場してから、それらを聞き比べてみると、比較にならない進化がうかがえます。したがって、壁コン4個の新コンセントへの変更、新電源BOX RTP-2 absoluteの購入となりました。 現在所有しているEvolutionやUltimateの新コンセントへの変更によりさらによくなることは明白ではありますが、この楽しみは後のために残しておきたいと思います。 なぜなら、電源コンディショナーRPC-1の導入もあり、オーディオ機器は変わらないのに音楽表現が全くと言っていいほど変化(もちろんいい方向に)しましたので、しばらくはこの状態でいろいろなソースを楽しみたいからです。 次回すごい製品ができたときには、そのときに考えることにしましょう。 |
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