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   [00-06]アナログレコード
     レコード三昧
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投稿者 スレッド
Yo
投稿日時: 2012/11/26 22:45
一人前
登録日: 2012/3/21
居住地:
投稿: 120
Re: レコード三昧
ELPEAMAN さん

SPU-Monoに関して後日談があります。先日の大阪ハイエンドオーディオショーでのことですが、オルトフォンのブースにしっかりした若手の方がいたので話をしたついでにこの件を聞いてみました。
私「ところでSPU-Monoですが、これは正真正銘のモノカートリッジですか?それともステレオ構成のカートリッジの配線でモノ化したものですか?」
?氏「これはコイルの巻き方などはステレオのものとは少し違いますが、ステレオカートリッジを流用したものです。SPUはStereo Pick Upの略ですから・・・」
私「以前御社のY氏は純粋のモノカートリッジですと言ってましたが・・・」
?氏「Yさんはお年寄りだから・・・」
・・・とあっさり認めてくれました。出力もステレオより高いのでコイルのターン数も多く(その代りレンジは狭くなりますがそれも音作りなのでしょう。)してあるようです。

>以前、このカートリッジでステレオ盤を聴いても支障はない、と耳にしたことがあります。

・・・最近のモノカートリッジはどれもステレオ盤をトレースしても基本的に問題ありません。もちろん中央定位の音以外はきちんと再生出来ませんが盤を痛めることはありません。昔の設計のモノカートリッジで水平方向と垂直方向のコンプライアンス(動きやすさ)が異なるものでは危ないものもありますので再生しない方が良いと思います。そして1ミルの丸針のついたものも高域のトレース能力が劣りますのでかけ過ぎない方が良いと思います。

プレスミスの件ですが、基本はニキビや窪みのことを言います。プレスの時にエアーが噛んだり生地不足でへこんだりしたものです。
カゼ引き盤はプレスミスではなく、ビニルの材料が粗悪なのです。カゼ引き盤は音を聴かないでもわかります。レコード内周のランオフの鏡面部分を光にすかしてみると艶のある滑らかさではなく、細かくキラキラとした荒さが見えます。不純物の多いビニルなのです。MODEも11番から資金難でそういうビニルを買ってしまってほとんどが風邪ひきですね。・・・だからあっという間に倒産したのですが・・・(笑)。NEW JAZZの2ndプレス以降やDAWNも同じですね。上記の目視での判断ですが、風邪ひきの度合い(サーからザーまでのノイズの程度の差)は分かりません。
ELPEAMAN
投稿日時: 2012/12/20 11:50
一人前
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 101
Re: レコード三昧
Yo さん、ご教示いただきありがとうございます。先日New Jazz 2nd pressのJust wailin'(レーベル:New Jazz溝なし、ジャケット:Status)を入手し、聴いてみました。風邪引いてました。ただ終始同じレベルでサーサー鳴っているので、慣れてしまえば聴けそうです。といっても、普通の「健康な」盤を聴いてしまうのですが・・・

話変わって、以前輸入盤Paul MacCartneyのShaped disk(シングル、欧米人はこういうのが好き)を購入しました。早速クリーニングしてから聴こうと思ってVPIのスピンドルに指そうと持ったら、センターホールが小さすぎて全く入らず、放置したままでした。Yoさんに相談したところ、「リーマー」という工具が便利だとうかがい、早速購入しました。近所の大手ホームセンターには売っておらず、Amazonの通販で購入しました。ちなみに税込み¥840でした。コーン型で、ドリルのような感じなので、スーッとホールに指してちょっと左右に回すだけでホールが広がりました。力もほとんどかけずにできるので、ちょっときついディスクにはすべて処理しようと思っています。

英国製プレーヤーRoksan(型番はわかりません・・・失礼!管理人Kさん、ケミさん所有のものです)にスピンドルに帽子のように着脱できるものがあり、これはスピンドルからの振動をディスクに伝えないようにする技術ということです。2,3枚、処理前と後を聴き比べてみましたが、音が実際良くなりました。いつものことながらうまく言えませんが広げて聴いた方が、音がのびのびした感じです。あらためて、Roksanのプレーヤーのアイデア(理論?)は大したものだ、と感じました。Roksanお持ちの方は先刻承知の助の話ですね。
着脱の際、窮屈、またはキツキツでクイクイと回しながらするディスクをお持ちの方が多いと思われますが、「リーマー」ぜひ試してみてください。

Yoさんにかわって書いてみました。
Yo
投稿日時: 2012/12/21 1:30
一人前
登録日: 2012/3/21
居住地:
投稿: 120
Re: レコード三昧
ELPEAMANさん

NewJazz盤はJust Wailin’でしたか?私も2nd溝なしカゼひき盤(ジャケはNewJazz)を持っていますが私のはサーノイズは軽微で音圧も高いのでほとんど気になりません。見た目は明らかにカゼひきなのですがノイズの度合いは聴いてみないとわかりません。材料ロットの差も大きいようですね。Wave盤も持っていますがこちらばかり聴いています。Charlie Rouse好きで買った盤ですがKenny Burrellも良いですね。

リーマー(テーパーリーマー)の件、以前から使っているものですが、音が良くなる効果が大きいのでどこかで報告しようかと思っていました。

私の好みとしてレコードをターンテーブルに吸着や圧着する方式は好きになれません。音がしっかりするという人もいますが、私にはどうしても解放感が無くなるように聴こえるからです。そうすると究極の開放系はROKSANのレコードをターンテーブルに装着後にセンターキャップを抜くという方式です。私の場合ELPHEAMANさんのようにセンタースピンドルに入らないというレコードはありませんが抑えないと入らないというレコードは何枚もありましたのでリーマーを買って穴を広げることをやってみました。するとあっと言うほど音が変わりました。一言で言うとやはり解放感が出たということになります。その後スッと入っても余裕のないレコードでも試しましたが変わります。ROKSAN方式のセンタースピンドルと非接触とまではいきませんが穴を広げて点接触にするだけで十分な効果は感じられます。

吸着、圧着、そしてスタビライザーをお使いの方での効果は分かりませんが、ROKSANを使われている方以外でリーマーは必需品ではないかと思っているくらいです。

尚、穴を広げる目安はスピンドルに対してわずかに隙間が(レコードを揺らしてカタカタとわずかに動く程度)あるくらいで十分です。ガバガバにしてしまわないようにご注意ください(笑)。

レコードの穴径はφ7ですのでこの径で使えるものをお買いください。たとえば下記です。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2-TR-01-%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC/dp/B002F9MOG2/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1356020663&sr=8-1
Yo
投稿日時: 2012/12/24 16:41
一人前
登録日: 2012/3/21
居住地:
投稿: 120
Re: レコード三昧
ユニバーサル・ミュージックから発売された(100%PureLP)アナログ盤シリーズの件

SS誌の記事を見ていて広告欄かと思うほどのべた褒め紹介記事を読みました。
?ライバルはミント・コンディションのオリジナル・プレス
?塩化ヴィニル素材は東洋化成と綿密な音決め作業の上、カーボンや着色染料、そして帯電防止剤も使わない透明のヴィニルを使う
?マスターにはDSD音源を使い、EQやフィルターなどの加工を極力排除し、アナログ変換後ほぼそのままカッティング
というふれ込みです。

私としては
?経年劣化したマスターテープからはオリジナル・プレスをしのぐものは出来ないと思うこと
?たとえ経年劣化が無かったとしても、マスターテープを録音したデッキ以外のデッキやアンプで再生してもそれが正しい音とは言えないこと・・・かつてキング・スーパーディスクで再生やカッティングに管球式アンプをわざわざ作ってこだわり抜いたシリーズがあってそれなりに素晴らしかったがオリジナルを超えたとは言えなかった。
?アナログ・ディスク作成にはアナログのことを知りぬいた経験と感性豊かなエンジニアの存在(アナログ・プロダクションのダク・サックスのような)が不可欠だが、このシリーズにはそれが出てこない。

と言うことで否定的だったのですが、SS誌でSK氏が

「ジャズではビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビーが実に素晴らしかった。この作品ではビルのピアノがいつものように内省的でありながら・・・(中略)・・・3人がこの空間で完璧に鼓動を一にすることによって生み出される音楽の奇跡的マジック、そしてこのアルバムを貫くオーガニックな躍動感が100%PureLP盤の音溝から満点に近いレヴェルで湧き出してくる。・・・(中略)・・・その精神的ポジショニングが100%PureLPの懐の深い人肌サウンドの中で可視的にプロットされているのだ。」

・・・そこまで書くか?と思えるほどのべた褒めです。

そこで、私のオリジナル・ステレオ盤も少し盤質が悪いし5800円ならとこの盤を買ってみようと思いました。

ユニバーサル・ミュージックの直販は「売り切れ」。Amazonはと覗いてみると「在庫有り」・・・しかしそのカスタマーレビューに「星一つ」としてこんな書き込みが・・・。

「届いた梱包を開いてみると、出て来たのはペラペラの二つ折りの紙に挟まれたレコード。
おまけに変なヴィニールに入っている、ついでに表紙の右下が折れちゃっている。
取り出そうとしたら、フニャフニャしていて出しづらいのなんのって!
SACDの時もパッケージが最低だったけど、このシリーズも酷い。
ラベルを見たら、これまたつまらないラベル。
問題は音だなとレコードを引っ張り出したら、静電防止剤が入って無いものだからレコードがバチバチと凄い剣幕…やっとこさ電気を鎮めてタ−ンテーブルへ…どうかな?
じゃ〜〜ん!おめでとう!CDの音のするLPの世界へ!!!!!!!!!!!!!!!!!…!(おまけ)
やっぱりな〜、嫌な予感がしたんだよ、音が良いといっても何か違うでしょ!?
これはLPの形をしたCD、表紙と一緒に入っていた別紙の裏には、すごいすごいとチョウチン記事が…。 」
・・・とありました。

口調は悪いが真実をついている。私はカスタマーレビューを信じました。
ELPEAMAN
投稿日時: 2012/12/25 10:02
一人前
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 101
Re: レコード三昧
ピュアLP、買ってみましたか。そして予想通りと。
こだわりの製品だということは理解できますが、Yoさんのおっしゃる通り、また管理人Kさんもおっしゃっていましたが「推して謀るべし」だったのですね。
1枚くらいは試しに、と思っていたのですが、値段が高い!

Mike Oldfield/Tubular Bellsはオリジナル盤でもいまひとつ、ということで買おうかな、と思っていました。カスタマー・レビューがあったら見てみます。

どなたか買われましたか?
zappa1993
投稿日時: 2012/12/26 1:41
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: レコード三昧
ELPEAMANさん、Yoさん、皆さん

こんばんは

100% Pure LPには私も興味がありまして、購入された方の感想を楽しみにしていました。
(Yoさんは買われていないのですね?)
VINYLに刻み込んでも音源はDSDマスターというデジタルな訳で、これをオリジナル盤と比較すること自体がナンセンスな代物です。
私は単純に、100% Pure VINYLという素材とプレスやカッティング工程への拘りがどれ程の高音質化に繋がるかに興味がありました。

こちらで何度かレコードの素材とその音の違いについての話題がありましたが、両者の関係について前からお聞きしたいと考えていました。
改めて言うまでもなく、CDは従来のポリカーボネイトから透明度を増した素材の採用やスタンパーの精度向上等による高音質CDが一定のシェアを占めるようになりました。
これはソフトの更なる高音質化を求める購入者と、低迷気味の音楽産業へのテコ入れとした販売者の思惑が合致したためです。
また同時に素材や製造工程を再考することで、今まで以上に高音質化できると言うことが広く認知されることとなりました。
CDにポリカーボネイトが採用された経緯については知りませんが、30年前の事とはいえ、色んな素材を吟味し最も適したものが選ばれたはずです。
それではレコードに用いられているVINYLはどうなのでしょうか?
もちろん当時でも色んな選択肢の中からこの素材が最適として選ばれたに違いないでしょうが、そこには音質云々より他にもっと高い選択要因があったように思います。
今日までレコードの素材としてVINYLが定着していると言うことは、アナログの歴史の中でこの素材に取って代わるものが無かったということであり、音質的にも優れていたからだと考えることができます。

それなら、レコードの素材による音の違いはどうして起こるのか?というのが私の疑問です。
アナログが円盤の溝をトレースする針の振動を電気信号に変える仕組みで音を生み出しているなら、なるべく余計な振動が起きない方がいいでしょうし、ある程度の硬さも必要でしょう。
金属の様に硬い円盤なら溝が削れることも少ない上に、プレス時にも正確な溝が形成されるように思えます。
他方、硬い素材はその分針の摩耗を促進しますし、両者の反発や強い反抵抗を生みます。
針に対してある程度の柔らかさを持つ素材が適しているというのは何となくわかりますが、同じ硬度を持つ素材なら概ね同じ音になるのか、それとも硬度よりもその素材自体が音を形作るのか、どちらでしょうか?
総合的に見てVINYLが一番適していると言うのは、単なる偶然の結果なのか、それともVINYLに代わる素材の研究がないまま今日に至っているのかについても教えていただけますと幸いです。

初めて100% Pure LPについての記事を見たときに、レコードについても素材に拘った高音質ソフトが出てきたことの驚きと、それがVINYLという素材から脱却したものでないことへの不思議が入り混じった妙な気持になりました。
恐らく私が知らないだけで、今までにも高音質素材と言う触れ込みでレコードに採用された素材もあったと思います。
あのアナログの優れた音質はVINYLに依るところも大きいのでしょうか?


※誤字訂正しました。
mee
投稿日時: 2012/12/26 9:33
長老
登録日: 2010/5/24
居住地:
投稿: 255
Re: レコード三昧
おはようございます。MEEと申します。
買いましたよ、大変たのしみにして、ビルエバンス2枚。私の機材では、最後まで聞いてられないので楽しみ方を教えてもらおうと思っていましたが、SK氏にいっぱい食わされたようです。いったいどんなシステムならこれを楽しめるのでしょうか、私のアナログはとりあえずLPが聞ける程度のものですので、此処の方なら参考意見が聞けると思いましたが、ほんとこれは塵以外のなにものでもありません。(個人的意見です)レコード針がもったいない。ユニバーサルにはほんとゴミばかり手にさせられています。復刻盤のSA−CDシングルレイヤーのDSDマスタリング版みんな高価でした4枚買いましたが全部だめキンキンの歪だけを増幅しそれを永延と聞かされます。こんな物作りをしている人たちがいてそれをあり得ないほめ方をする評論家がいる、もう2度とユニバーサルレーベルは買いませんが、大手だけに大変残念です。これらを作っている人たちは、ほんとうに自分で買って聞いてほしいものです。最後まで聞けるソフト開発をお願いしたいと思います。これではますますオーデイオ不況を深刻化させかねません。
ケミ
投稿日時: 2012/12/26 9:50
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 851
Re: レコード三昧
Yoさん、ELPEAMANさん、zappa1993さん、meeさん、こんにちは。

私は前回販売されたユニバーサル・ミュージックのアナログ盤を5〜6枚購入しました。

結果は全滅です。

新品のアナログレコードを楽しみにしていたのに、この楽しみをマイナスにされたユニバーサル・ミュージックの罪はたいへん大きいものだと思いました。満足されている方もいるでしょうが、私はそう思いました。

今回の100%PureLPもYoさんの報告となることが予想されましたので、事前に忠告した方が良いかもしれないとも思いました。しかし、確認せずに下手なことはいえないと思い投稿をひかえました。Yoさん、meeさん、すみません。

この結果はYoさんが予想したとおりだと思います。特に?のエンジニアの経験、力量、感性、良いものを届けたいという思いなどなど、言い過ぎかもしれませんが足らないのではと思ってしまいました。

zappa1993さんのさまざまな疑問に回答できるだけの経験や知識はありませんが、良い音楽をよい音で楽しみたいという私の願いをこの一連のプロジェクト(少なくとも前回は)は叶えてくれなかったようです。

ただし、YoさんもあげられているAnalogue ProductionsやAcousTechのオリジナル盤とは別のすばらしい再発盤があることも事実です。

ここには素材やプレス・カッティング工程だけではない別の要因があるようです。

zappa1993
投稿日時: 2012/12/26 20:51
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: レコード三昧
ケミさん、meeさん

こんばんは
情報ありがとうございます。

そうですか、このLPはそんなに醜い仕上がりですか。
ユニバーサルの広告を見る限りでは、首尾一貫した拘りにより作り上げられたもので、これを切っ掛けにレコードも高音質盤が続々と出てくるものかと想像していました。
CD時代になってから発売されたレコードの多くはデジタル音源が元になっていますし、今回のDSDマスターが特別と言う訳ではありません。
このDSDマスター音源が良い音であるなら(meeさんの情報ではSACDもダメらしいですが)レコードにカッティングされて音が悪くなると言うのもよく分かりません。
ケミさんが仰るように、エンジニアのアナログ経験の無さや感性の鈍さが折角の土台を台無しにしてしまったのかもしれませんね。
これは最近のリマスターCDにも言えることで、聴感上は改悪と思われるものも少なくなく、果たして音楽をより良く聴かせたいのか、それとも良い音になった(なってないが)ことを分からすための仕事なのかさっぱり分かりません。

エンジニアさん本当に音楽が好きで普段から聴いていますか?

Yo
投稿日時: 2012/12/27 16:20
一人前
登録日: 2012/3/21
居住地:
投稿: 120
Re: レコード三昧
皆さん、このテーマにはそれぞれご興味をお持ちなんだと改めて思いました。

私の文章の最後が中途半端な書き方だったので誤解を招いたようですが「私はカスタマーレビューを信じたので買うのを止めました」が顛末です。

私が一瞬なりとも「買おうかな?」と思ったのは「ライバルはオリジナル・プレス」という一文とSK氏の精神論まで踏み込んだ褒め言葉だったのです。逆に「素材の改良」とか「加工無しにカッティング」というのはマイナスと受け取ったくらいです。

アナログ・レコードの製作ノウハウは80年代にほぼ完成しています。カーボンを抜いたカラーレコードは古くから存在しますが傷つきやすい(カーボンは補強剤になります)事は良く知られた事ですし、実際の環境下で埃の問題は大きな問題で帯電防止剤を抜くなどというのはマイナス面が大きいと思いました。またアナログレコードはカッティング→メタルマザー→スタンパー→プレスという工程で結局再生の時には元の音とは変化します。この変化とアナログの魅力を十分に知り尽くしたエンジニアが作成するカッティングマスター(カッティングする時に使う音源)が最も大事である事は良く知られた事なので、マスターテープからデジタル化したDSD音源で直接カッティングというのもプラス面とは言えないと思います。いずれにしても先人の知恵を知らずして理屈だけでつまらないことをするものです。

私見ですが、CDが中心となってからの90年代のCDに併売されたLPはアナログのノウハウが残っている時期なので素晴らしいものが多いのですが、2000年以降のLPはCDと変らない(CD的な音作り)ものが多く買うのを手控えていました。今回のユニバーサル・ミュージックのLPもカスタマーレビューにあるように「CDの音のするLP」の一文に最も納得した次第です。

MEEさん、はじめまして。せっかく楽しみにされたエバンスのLP,残念でしたね。一つお伺いしたいのですが、「最後まで聴けなかった」と仰るのは「埃が凄くて針に絡み付いて盤の最後まで安定して聴けなかった」のか「音が悪くて最後まで聴く気になれなかった」のかどちらでしょうか?たぶん文面では前者と思うのですが、簡単に埃を取るには湿式クリーナー(出来れば付属の液より蒸留水を使った方が良いです)が良いかと思います。かつて70年代にハイコンプライアンス、軽針圧カートリッジが流行った時、埃をかき分ける力が無くてレコード内周まで聴けなかったというのを思い出しました。どちらも音の為と称して馬鹿なことです。

SK氏・・・これに懲りた人には何を書かれてももう信じてはもらえないでしょう。
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