メイン [00-06]アナログレコード レコード三昧 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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ELPEAMAN | 投稿日時: 2012/12/27 22:36 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 Yo さん
すみません。私の読解力のなさですね。買っていなかったのですね。 それにしても、どうしてこのようなものを作って売ろうとするのでしょうか。製作者の勘違いなのでしょうか。わざわざ作るわけですから、当然「買って聴いてもらいたい」という動機だとは思うのですが。現場にいる方々はケミさんのおっしゃる通り「音楽をきちんと聴いていない」としか思えません。 |
Yo | 投稿日時: 2012/12/28 1:31 |
一人前 登録日: 2012/3/21 居住地: 投稿: 120 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
いえいえ、私の書き方が悪かったのです。すみません。 >現場にいる方々はケミさんのおっしゃる通り「音楽をきちんと聴いていない」としか思えません。 たぶん製作者サイドでは5800円も出してこういう盤を買おうとするユーザーの本当の指向を分かって無いのだと思いますね。現在の最新のデッキで再生したマスターテープの音に近い音になったから「最高の音」だと勘違いしている馬鹿どもです。CDで聴ける音など求めてないということを分かっていないのですよ。「ライバルはオリジナル・プレス」と書いておきながら、実際には聴いてないのだと思います。 私が買おうとしたワルツ・フォー・デビーは「録音が良い」と言われる割には本当に音の良いソフトは少ないのです。オリジナルはリバーサイドRLP9399ですがモノラル・オリジナルのRLP399はモノミックスなので音的には論外ですし、ステレオの2ndプレスのRS9399は偏心の不良品が多いと言われていますし音的にはランクが下がります。再発盤の中ではアナログ・プロダクションのダグ・サックスがマスタリングした盤が最も良く中、高音はとても素晴らしいと思いますが、マスターテープの劣化でラファロのベースが膨らみ気味です。そしてこの盤も1stプレスの限定版でシリアルナンバーが入ったラベルのあるものが良く、その後のAP社の再発盤はランクが落ちるようです。他はオランダ・リバーサイド盤も良いと言われていますが私は聴いていません。そしてこれらの盤は中古で出ても結構な値段が付きますので「5800円で新品、オリジナルがライバル」と言われると買いたいと思う人があるのは当然です。メーカーはこの辺の事情など全く分かって無いし、SK氏がこの辺の事情を分かってああいうことを書いたのなら犯罪に近いですね。 |
mee | 投稿日時: 2012/12/28 11:58 |
長老 登録日: 2010/5/24 居住地: 投稿: 255 |
Re: レコード三昧 Yo様
ご指名いただき恐縮です。楽しみにしていて、思いっきり裏切られたので少し配慮に欠けた投稿と少し反省してます。 塵と表現しておりますのは、ほこりの塵ではなく、これは、LPという商品ではなく、あるだけで邪魔なものとしての塵です、ワルツフォー、デビーは表裏とりあえず聞きました。ポートレイト、イン、ジャズは最後まで聞けませんもちろん裏は針もおとしていません、それぐらい腹立たしいLPです。 余計配慮に欠けてきました。すみません。少しその理由を書きます。 今年オールアコリバ化でオーデイオでの感動を得ることが出来、これはとりあえずオルトフォンのMC30スーパーから卒業しようとカートリッジを変えましたが(フェーズテックのP−3Gです)いい感じのは30万40万からですよ、とお店の方に言われ、今のこの業界の現状に愕然といたしました。続々と新譜が発売されるなら、購入の道もありますが、手持ちのLPを聞くしかないのにそれはないなーと思っています。現にわたしのLPの数は以前の半分以下です、子供にこわされたのも大きいですが、形あるものは必ずこわれます。今は、ルビンシュタインとアイザックスターン、今田勝のLPだけのための存在です。そういう中での復刻版とはいえ大変たのしみにしていた次第です。とりあえずLPがかかるシステムですがアキュのA200をいれ苦労しましたがとってもいい感じになってきていたので、期待値が高かったのかもと思っております。しかし試聴記にあのように書かれるとだれもがあのアナログの音を思いますよね、私の機材でもアキュのSACD900シリーズよりLPの方がはるかに良い音なのでほんと楽しみにしていたわけです。ユニバーサルの方には自分のお金でちゃんと買ってまともなLPと聞き比べをしてほしいと心から思います。やはり、アナログには期待できない時代なのでしょうか、いちオーデイオFANとして残念に思っています。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2012/12/28 13:51 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 現在Amazonのワルツ・フォー・デビイ [Analog] [Limited Edition]は品切れになっています。
おまけに一件だけあったレビューまで削除されています。 何処かからのクレームがあったのか、規約違反で削除されたのか定かではありませんが、レビュー自体には何ら問題無かったのでは? |
Yo | 投稿日時: 2012/12/28 18:01 |
一人前 登録日: 2012/3/21 居住地: 投稿: 120 |
Re: レコード三昧 mee 様
ご返事有難うございます。 私こそmeeさんの前文を読み損ねておりました。申し訳ありません。「音質がひどくて最後まで聴けない」という事と拝察しました。という事は私がAmazonのカスタマーレビューで感じた「CDの音がする」というよりもっとひどい音ということになりますね。逆に聴いてみたくなりました(笑)。 >楽しみにしていて、思いっきり裏切られたので少し配慮に欠けた投稿と少し反省してます。 いえいえ、meeさんの文章は裏切られた気分を出来るだけ抑えて感じた事実だけを書こうと努力されている事は文面から十分理解できます。もっと書かれても良いと思いました。 私こそ聴いてもいないのにボロカスに書いていますので反省せねばなりません・・・反省しませんが・・・(笑)。 MC30SuperからP-3Gですか?P-3Gは聴いておりませんがたぶん音の厚みも出るようになってジャズも楽しめるように変られたのでは?と想像しております。そして高級機を揃えられてアコリバで音楽が楽しくなられた矢先にソフトでがっかりされたこと、わが事のようにその腹立ちは良く分かります。 >やはり、アナログには期待できない時代なのでしょうか、いちオーデイオFANとして残念に思っています。 いや、アナログは不滅です(笑:長嶋みたいですね)。只アナログ機器の方は現在進行形で進歩しているのですが、ソフトのほうがダメなだけです。前文でも書きましたようにアナログ・レコードの製作ノウハウが90年代で途切れてしまって、一部専業メーカー以外の新譜は期待しない方が良いと思います。今アナログを楽しんでおられる方は過去のレコードを入手して楽しんでおられます。中古レコード店、ネット販売、ネットオークションなどで入手しておられます。過去のレコードは現在世にあるCD以上に溢れています。こんな事でアナログに見切りをつけずに楽しまれる事を期待しております。 zappa1993さん ご報告有難うございます。見ました。削除されていますね。Amazonは米国資本でこういうことにはフェアで厳格だと思っていましたので残念です。今Amazonのカスタマーサービスにその旨を書いて質問しました。返事が来たら報告します。 |
mee | 投稿日時: 2012/12/28 22:08 |
長老 登録日: 2010/5/24 居住地: 投稿: 255 |
Re: レコード三昧 Yo様
丁寧なご返事ありがとうございます。 アナログの良さは演奏の実在感の高さ、躍動感、ここ一発のエネルギー感がやはりSACD,CDとは別次元でたのしめるとこだと思います。以前の機材エソのP03,D03の時代と違いCDも追い込むと結構たのしめるようになりましたが、お手軽以外はLPにまったくかないません。 そうですか、中古ですか、その手があるんですね、でもそれではこの業界の明日はないですね。田部さんのピアノ協奏曲は大変録音の良いSACDでデンオン(日本コロンビア)の良心を感じられる商品ですがアシュケナージの作品(かなり古いですが)(ロンドンレーベル)のCDと比べると音質の劣る(少し音が硬い)このCDの方が聞き終わりの満足度が全然ちがいます。 日本のこの産業の従事者の自覚を強く求めたいと思います。しばらくは、段階の世代景気でいけるでしょうが、間違いなく、趣味の物は本物しか残りません。アコリバの本物志向を皆さんが歓迎しているようにソフトにもそろそろ本物を求めたいものです。 Yoさんのおかげで胸のつかえがとれスッキリいたしました。ありがとうございました。 |
管理人K | 投稿日時: 2012/12/28 22:35 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: レコード三昧 Yoさん、meeさん、zappa1993さん、ケミさん、ELPEAMANさん、皆様こんばんは。
だいぶお怒りのようですが、メーカー主催の掲示板にて本名を挙げての個人攻撃はさすがにどうか?と思いましたので、私の判断でイニシャルに変えさせて頂きました。 どうぞご了承下さいませ。 ご自身はハンドルネームにて本名を挙げての個人攻撃というのもフェアではありません。 激しい憤りは本名にて出版社に投書されるのがフェアですし、一番有効だと思いますがいかがでしょうか? 今回の問題で一番責任が重いのは内容に何の疑問を感じずに載せてしまった雑誌だと思います。 今回の記事を書かれた方が本当にそう感じたならば責めることは出来ませんが、内容的に間違っていることを書かれているならば、それは雑誌として訂正しなければいけないことです。 今回の記事、個人的には、 『マスターにはDSD音源を使い、EQやフィルターなどの加工を極力排除し、アナログ変換後ほぼそのままカッティング』 という部分に最も疑問を感じました。 まず、アナログ盤のマスター製作やカッティングにはアナログ盤に適したEQなどの処理があるはずです。 このノウハウがあるエンジニアが携わった物は確かに良い出来のレコードが多いのが事実です。 逆にビニール素材の優位性や45回転などを売りにしていても優れた マスタリングエンジニアやカッティングエンジニアが携わっていない物は酷い出来のレコードが多いのも事実です。 更にはDSD音源というのも疑問符がつきます。 おそらくですが、今回のシリーズはユニバーサルが前回販売した200g重量盤と同じDSDマスター音源が使用されていると思われます。 (ケミさんも報告している通り、この前回の200g重量盤もゴミがなく綺麗などの品質管理が優れていたのを除いてそれ以外は到底褒められない酷い出来でした) このDSDマスター音源はおそらく再発のSACD用に製作されたものを使用したのだと思います。 ですのでそれは本来SACDやCDなどに対してバランスされた音質であってアナログ用としても適したものではないはずです。 それをオリジナル盤と同等と言い切ってしまうのは余りに強引ですね。 私も今回の問題について言いたい事はまだまだ沢山ありますので、後ほどまた投稿致しますが、とりあえずイニシャルへの変更だけお伝えさせて頂きました。 事実を伝えるのはこの掲示板の使命でもありますので、内容につきましては一切訂正、削除などは行いません。 宜しくお願い致します。 |
Yo | 投稿日時: 2012/12/29 1:42 |
一人前 登録日: 2012/3/21 居住地: 投稿: 120 |
Re: レコード三昧 K さん
実名表記ご迷惑をかけました。 最初は記事の紹介のつもりなので実名で問題ないと思いましたが、だんだん腹が立って非難になってしまいました。Kさんの訂正漏れと書きすぎたと思われる個所の訂正を済ませました。 申し訳ありませんでした。 出版社への投稿の件ですが、かつてこの出版社にこの出版社が販売しているリファレンスCDのことで「アナログ録音音源のものが入っている事、そしてその音が酷いことで、こういうものをリファレンスと称して販売するべきではない」と投稿(もちろん実名で)したところクレーマーと思われたか返事もありませんでした。たぶんこの出版社は完全に事実誤認として実証できること以外の感覚的な事は取り合わない主義かと思われます。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2012/12/29 18:50 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 皆さん
こんばんは 今回のDSDマスターを音源としたアナログは、さぞかし良い音なのだろうと購入欲をそそる様な広告や、それを極端に誇張した表現でレビューした雑誌記事と実物とのギャップがあまりに大きかったことで、購入者を落胆させただけに留まらず憤慨させる事態になりました。 私も初めてこのアナログの存在を知り謳い文句を読んだ時には、CDに続いてアナログにも高音質化の波が来たのかと思い、今後の動向が気になりました。 その時にはまさかこのような結果になるとは予想もしていませんでした。 私は単純に、DSDマスターを余計な工程を省き混じり物の無いピュアなVINYLにダイレクトカッティングすることで、変質が少なくよりオリジナルに近い音に成るのだと思いましたが、実はそうではなく、管理人KさんやYoさんの投稿にあるように、アナログを知り尽くした感性豊かなエンジニアの存在無しには本当に音の良いアナログは出来ないのだということを知りました。 あまりに無知で恥ずかしい限りです。 実際にアナログをしている人の中にもこの事をご存じない方が多いのではないでしょうか? オーディオの専門誌なら、新製品のカタログ記事ばかりに始終せず、読者の実になる紙面にしていただきたいものです。 賞賛記事なら何でもスルーするような甘い体質ではなく、もっと厳しい目でチェックし、「良いものは良い、悪いものは悪い」とはっきり言える体質がオーディオファンを育て、牽いてはオーディオ業界そのものの正しい発展に繋がるのではないでしょうか。 乱文失礼いたしました。 |
Yo | 投稿日時: 2012/12/30 16:59 |
一人前 登録日: 2012/3/21 居住地: 投稿: 120 |
Re: レコード三昧 zappa1993さん
お返事有難うございます。 >あまりに無知で恥ずかしい限りです。 いえいえ、そんなことはありません。誰しも「ピュア」という一言で音質改良になると信じてしまいます。ピュアが決していけないのではなく、ピュアと称してその実そうではない事が多くあると考えるべきと思うのです。 「アナログを知り尽くした感性豊かなエンジニアの存在」に関して「アナログの音の良さとは音に加工を加える事であの音が出来上がるのか?」と誤解されるといけないので私の考えを述べさせてください。・・・私はDSDという音の仕組みも音質も知りませんのでKさんのお考えとは異なるかもしれません。それはまたKさんが詳しく述べられると思います。 アナログ・ディスク(特に再発盤に於いて)を作ることで大事なのは大きく言って2つ有ると思っています。一つはマスターテープから音を引き出す事。もう一つはカッティングする為の音源作りです。 私は最初に「マスターテープを録音したデッキ以外のデッキやアンプで再生してもそれが正しい音とは言えない」と申しましたが、一つは録音再生ヘッドの性能ともう一つは録音再生のアンプの性能です。ヘッドで問題なのは材質もありますが、基本的にギャップの幅にあります。古くはギャップを狭く出来なかったのですが、年代と共に技術的に狭く出来るようになりました。ギャップが狭い方がテープに録音した高域特性が伸びます。古いヘッドで録音したものを新しい高域特性の伸びたヘッドで再生しても本当に良い音かどうか(当時の本当の音楽が再生できているか)は分かりません。古いレコードを最新のワイドレンジ・フラット特性のカートリッジで再生する事がベストかどうか分からないのと同じです。多少レンジが狭くカマボコ特性の古い設計の針で聴いた方が良い場合も多くあるのと同じです。 もう一つは録再のイコライジング特性のことです。テープもレコードのRIAAカーブと同じような録再カーブが存在します。テープもテープヒスと言ってイコライジング無しに再生すると「シー」というノイズが発生しますのでそれを減じるために高域を大きく低域を小さく録音してその逆カーブで再生する仕組みがあります。(それをもう一歩進めたのがドルビーです)これも機器によってバラツキがありますのでベストは録音したデッキで再生という事になると思います。かつてカセットでも録音した機器以外で再生した場合(特にドルビーを掛けた場合)印象が違って聴こえた経験をお持ちの方は多いと思います。 余談ですが、私がワルツ・フォー・デビーというアルバムにこだわったのは、別項でも書きましたが、この録音はデビット・ジョーンズという普段リバーサイドの録音をしていない人がAmpex350というモノラル機を自分で改造したステレオデッキで録音したからです。もちろんヘッドも交換し、アンプも自作アンプだったと思います。ですからオリジナル盤製作時(マスタリング、カッティングは普段通りリーブス・サウンド・スタジオで行われたと想像しますので)にはそのデッキで再生されていない、要するにオリジナルもこの段階では完全ではなかったと思えるのです。 もう一つのマスタリング(カッティングマスター作り)ではカッティング以降の工程で音質が変化します。この変化の方向と度合いを知り尽くしたエンジニアが再生される時に出来るだけ元の音に近い音で再生できるようにマスタリングする事が大事なのです。 ですから決して元音をいじって(変化させて)作られた音がアナログではないのです。元の音が再生できるようにマスタリングできる経験とテクニックと感性を兼ね備えたエンジニアが必要なのです。その上古い音源の場合には元の音を再生できる機器選びと元の音を想像できる感性も必要なので、逆に新録より難しいといえると思います。 お分かり頂けたら幸いです。 |
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