メイン [00-06]アナログレコード レコード三昧 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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zappa1993 | 投稿日時: 2014/3/9 9:36 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
おはようございます。 ビーフハートの名前が出たら黙っている訳にはいかないでしょう ZappaもBeefheartも亡くなってしまいましたが、いまさら言うまでもなく昔は凄いミュージシャン・アーティストがいたものだとつくづく思います。 実はもう10年以上前の話ですが、マジックバンドのギタリストが使っていたというギター(確かTom Andersonのカスタムメイドのストラト)をアメリカの楽器屋から購入した事がありまして、既に手放してしまって手元にはないのですが、物凄く貫禄のあるギターだったことをよく覚えています。 サンバーストフィニッシュのノーマルなストラトなのですが、塗装が剥げまくって如何にもツアーで酷使しましたといった感じのギターでした(レイボーンのストラトの様な感じと言えば分かるでしょうか?) で、どのギタリストのギターだったかと言う肝心な部分は既に忘れてしまいましたが、確かに一時期バンドにいたメンバーのものでした。 何の変哲もないギターなのですが、何と言いますか普通のレギュラーモデルとは違う凄味の様なものがありまして、恐ろしく体に馴染むウェイトバランスと枯れた音だったと記憶しています。 手放す際に別のハードケースに入れて売りましたので、このギターが入っていたジュラルミンのフライトケースは未だに実家に置いてあります。 Gary Lucasのものだったかどうかは分かりません >思えばLPレコードは「アルバム」(単に曲を寄せ集めたもの)からアーティストの表現手段となっていった(ジャケットも含め)50年代後半以降、「もの」としても価値を高めていったと思います。JazzではソフトがSPからLP(10インチがスタート)になり、長尺演奏の録音が可能になり、ミュージシャンの表現がしやすくなったことは画期的であったし、Rockも然り。玉石混淆ではありますが、良い作品はジャケット・内容ともに魅力的なものが多いです。 仰る通りですね。 音楽は自己表現方法の一つに過ぎず、昔のアーティストは溢れんばかりの才能をアートやファッション、生き様で表現していたように思います。 レコードを買うというのは、単に音楽を聴きたいと言うだけでなく、アルバムジャケットを眺め、エンボス加工に指を這わせ、特殊ジャケットを楽しみ、そして何より所有する喜びを満たす為でした。 嘆いても仕方ありませんが、今のCDには皮膚感覚が乏しく、嗅覚も刺激してくれません。 ジャケットを含めたトータルコンセプトを持った作品によりアーティストを感じるのは私だけではないと思います。 古い作品の制作秘話などを見聞きしますと、如何にアーティストが拘りをもって作品作りに取り組んでいたかと言うのがよく分かりますし、だからこそ何時までも色褪せない作品の数々が生まれたのでしょうね。 キーフやヒプノシス等の芸術的なアルバムアートが失われたことも悲しむべきことです。 >「ジャケ買い」はなさっているでしょうか? もちろんCDでもジャケ買いはしていますよ。 でもマウスのボタンをクリックするだけの味気ない作業です |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2015/4/20 21:28 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 皆様
お久しぶりです。 先日Kさんから「自宅のシステムのケーブルをすべてTriple-Cに替えました」との話を聞き、早速おじゃまして聴かせていただきました。 初めにJimi Hendrix / Axis: Bold As Love(U.K. Track stereo)を聴かせていただきました。いきなり開いた口が塞がりませんでした。あまりに音がリアルで「マスターテープの音ってこれかなぁ」と口にすると、Kさん「それ以前でしょう」と。言われてみると、まさにスタジオで演奏に立ち会っているような感覚。スタジオの熱気が伝わってくるような空間が表現されていました。相変わらずことばで表現をするのが下手だと思いました。 他に何枚も聴かせていただきましたが同様な感じでした。リアルで、演奏がパワーに溢れ、我が家のシステムではとてもではないが表現不能(実際、帰って同じ作品を聴きましたが、あまりの落差に愕然としました)。 Beatles / Sgt. Peppers(U.K. Parlophone stereo)、Eric Dolphy / In Europe (Denmark Debut mono)等、あらためてすごい作品だと痛感しました。 オリジナル・レコード万歳!です。 |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2015/10/12 12:53 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 4月のPaul McCartney公演以来、老練の作品がいくつもリリースされています。しかも、多くはアナログでも出されています。この傾向はどんどん増えているようですね(佐野元春もLPで出しました!)。いくつか私が購入したものから、おすすめの作品を紹介させていただきます。
1 Richard Thompson / Still これは45回転2枚組というフォーマットです。製作者の音質への意図が感じられます。もうじき70歳かな、という年齢かと思いますが、素晴らしいです。 2 Keith Richards / Crosseyed Heart こちらは33回転2枚組です。クレジットには"Vinyl mastering"とあり、エンジニアがデジタル担当とは別人です(デジタルはGreg Calbi・・・よく目にする名前です)。Sterling Sound(N.Y.) こちらは70を超えています。ルーツ回帰的な曲も入ってはいますが、鮮度は高いです。 3 Phil Manzanera / The Sound of Blue こちらは33回転1枚ものです。’81リリースの"Primitive Guitars"以来のギター・アルバムか思います。 彼は60代ですが、南米育ちの経歴から、ユニークな音を紡いでいます。 気がつけば、みんなギタリストでした。 4 The Strypes / Little Victories こちらは33回転2枚組でダウンロードチケット付きです。 20歳になった、上記の方々の孫年齢にあたるグループ。彼らの2枚目の作品ですが、自作が増え、質が上がりました。元気です。 時折、ディスクに波打ちがあって針が踊ってしまうものもあったりして、製品管理に?マークがつくときもありますが、これはおそらくむかしからあったこと。ハズレと思って諦めています。 頑張って(?)レコードを買いましょう! |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/10/18 10:33 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
お久しぶりです ELPEAMANさんほど徹底はしていませんが、私も最近購入するものは殆どがアナログとなりました。 今は星の数ほどある過去のアルバムの中から、好きなアルバムや聴いてみたいアルバム等を中古で探して買い求めている状態ですが、もちろん新譜にも興味はあります。 CDとの同時発売や、少し間を置いてからアナログが発売されるようになりましたねという話は一年くらい前にさせていただいたように思いますが、その傾向は日に日に高まっているように感じます。 アナログファンには嬉しい傾向ですが、単にCD用にマスタリングされた音源をカッティングしただけというものも当初は多かった様に聞いていますが、最近のものはアナログで出すことを前提としたものも増えてきているのですね。 私も新譜を何枚かと、リマスター盤を幾つか購入しましたが、もう少し値段が安ければと思う事が度々あります。 CDのプレスとは別工程になる分、原価がかかるのはやも得ないと思いますし、管理や運送コスト、付加価値、そして販売枚数から考えると売値が高くなるのも仕方ないのかも知れませんが、今後アナログの販売枚数が増えてくれば、そういった問題も解消されてくるのではないかと淡い期待を持っています。 Phil ManzaneraはELPEAMANさんらしいチョイスですが、カンタベリー人脈のミュージシャンも亡くなったり引退したりと寂しくなりましたね。 特にDaevid Allen死去のニュースは何か大きなものが歴史から失われたような感覚になりました。(逆に歴史に名を残されたのですが) |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2015/11/1 23:56 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 zappa1993 さん
お久しぶりです。 Daevid AllenはGongの創立者としてカリスマのようなものですね。喪失感、わかります。個人的にはCanterbury系ではKevin Ayersの死去、Robert Wyattの引退と、残念な知らせが続いています。 ファミリー本家のCaravanも頑張っていますが、来日が延期になってしまったようです。 さて、Phil Manzaneraですが、新譜を聴いていたら、彼が82年にリリースした"Primitive Guitars"を思い出しました。こちらもタイトル通りのギター・アルバムです。生まれ育った南米、いわゆるラテン系の音楽に影響を受け、それがルーツになっているのです。Roxy Musicには微塵も感じられませんが。 2枚セットで聴いてもらえるとManzaneraの感覚がさらにつかめると思いますよ。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/11/8 10:24 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
こんばんは >Daevid AllenはGongの創立者としてカリスマのようなものですね。 そうですね。 Gongの創立者であり、Soft Machineのオリジナルメンバーという意味では、彼の存在は特別なものだと思います。 Caravanの来日延期は残念ですが、関東では往年のプログレバンドのライブが多く羨ましいです。 ManzaneraのアナログはコンピレーションのGuitarissimoしか持っていませんが、これでよろしければ今度お越しいただいた時に聴いてください。 Manzaneraのラテン系の影響は、ラテンテイストと言う感じでROCK色も強いので良いですね。 |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2015/11/11 23:01 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 zappa1993 さん
こんばんは。 さすがにManzaneraもしっかりおさえていますね。ぜひ今度おじゃましたときにお聴かせください。 先日、さりげなく新聞をめくっていたらBill Wymanが新作を出した、との記事が目に入り、早速ネットでチェックしたら、9月に出ていました。なんとKeith Richardsと同時期のリリースということで驚きました。 なんと、かれは79歳!どう見てもKeithの方が年上に見えますが・・・いずれにせよ、すぐにアナログが出ているので注文しました。こちらは"Back to the Basic"という、うまいタイトルです。 シンプルなバンドフォーマットでしているらしく、何やら2人が同じベクトルを向いているような気がします。 聴いたら報告いたします。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/11/13 22:29 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
こんばんは >先日、さりげなく新聞をめくっていたらBill Wymanが新作を出した、との記事が目に入り、早速ネットでチェックしたら、9月に出ていました。なんとKeith Richardsと同時期のリリースということで驚きました。 私はELPEAMANさんの投稿で知りました 未だに現役とは皆若いですね。 Keithの方はレイドバックしたような枯れた良い味を出していましたが、Bill Wymanの方はジャケットを見る限りではもう少しモダンな音作りなのかなと想像しています。 また感想をお聞かせ下さい。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/12/2 23:24 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
こんばんは Roger Watersの新しいライブ盤を聴いて、彼はいったい今何歳なのだろうと思いネットで調べると、もう70歳を超えているのですね。(Keith Richardsと同い年)驚きました。 今後は出来ることも限られてくると思いますし、THE WALLの公演に焦点をしぼって活動しているかのように見えます。 THE WALLは大好きなアルバムで、このライブ盤も迷わずアナログ(3枚組)で買ったのですが、音が今一好きになれません。 重低音が全体を支配し、通して聴くのが疲れるほどです。 折角の大きなステージなのに音場感が狭く、かぶりつきで見ているような感じです。 以前のもこんな音だったかな?と、1990年のベルリン・ライブのアナログを聴いてみますと、抜群に良い音とは言えないものの、帯域バランスもまだ適正で、広いステージで繰り広げられるライブの様子が分かるような音場感です。 新しいライブ盤は楽しみにしていただけに少し残念ですが、カートリッジとの相性もあると思いますので、また別のカートリッジで試してみようと思います。 ライブ盤を聴いていたらスタジオ盤も聴きたくなって、久しぶりにアナログで聴いてみましたが、何度聴いても飽きない素晴らしい作品ですね。 惜しくも亡くなったDoug Saxのマスタリングも素晴らしく、驚くほど良い音です。 Pink FloydはThe Dark Side Of The Moonがあまりに有名ですが、私はTHE WALLが一番好きですし、Syd BarrettやDavid GilmourよりもRoger WatersこそがFloydだと思います。(好みの問題ですが) 新しいライブ盤を聴いているとボーカルも精彩に欠けますし、感情が表に出て来ないのでコンセプトが今一つ伝わってこないのが残念です。 けれど、1979年作のオリジナルを聴けばいつでもこの作品の世界に入り込めるという事を改めて体験し、録音物の尊さ、オーディオの大切さを強く感じました。 |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2015/12/6 20:49 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 zappa1993 さん
こんばんは。 Roger Waters ですか!新しいライブ盤というのは、今年やったものですか?彼のソロは全く聴いていないのでわかりませんが、Wallをやったということのようですね。 私にとってはPink FloydはSyd Barrettに尽きます。Rolling StonesのBrian Jones以上にバンドの中心でしたから。Syd脱退以降のPink FloydはRoger Waters Bandと言ってよいかもしれませんが、グループの体は成していたと思います。Wallまでは聴いていますが、どうも・・・という感じです。 来週にはBill Wymanの新譜LP(といっても9月にリリースされているようです)が届くと思います。聴いたら報告いたします。 ロックもレジェンドになってきましたね。 ちょっと、これからの音楽の未来を憂えてしまう今日この頃です。 |
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