メイン [00-06]アナログレコード レコード三昧 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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ELPEAMAN | 投稿日時: 2017/1/9 23:41 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 前回の書き込みからすでに1年以上が経過していることに気がつきました。そして、早2017年。David Bowieに始まり、Leonard Cohen,Rick Parfitt(Status Quo), Pierre Barouhまでもが逝ってしまった2016年でした。 そんな中、驚きのRolling Stonesの新作、そしてBeatles/Hollywood Bowlのリマスター盤とビッグな作品が飛び出してきました。Stonesはカバー集ということで、さもありなん、ですが、Hollywood Bowlはプロデューサー故George Martinの息子Gilesのリベンジなのでしょうか。 オリジナルは1977年。40年近くを経て、テクノロジーの進化を痛感せずにはいられません。よくぞこれまで演奏が聞こえるようになりました。 しかし、あらためてオリジナル盤を聴いてみると、まさに客席で聴いているようなリアリティーを感じることができました。歓声は耳が痛くなるくらいうるさいです。でも現実がこうだったのだろう、と思わせてくれます。演奏していた当のメンバーは、自分の出す音が黄色い声の洪水で全く聞こえなかったそうです。それでよくこれだけの演奏ができたな、と感心せずにはいられません。 まとまりませんが、個人的には父Georgeの仕事の方が好き、という結論です。 |
スペンサー&ホーク | 投稿日時: 2017/1/13 11:39 |
長老 登録日: 2011/3/24 居住地: 投稿: 595 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん、こんにちは
ストーンズのアルバムの紹介有難うございました。 ストーンズの新作だと興味無かったのですが、ブルースのカバーでは買わないわけにはいきませんね。 ブルースのカバーは、ラブ・ユー・ライブのC面でトロントのクラブでライブの模様が収められていました。 シカゴ・ブルースのカバーでしたね。 今回は、大好きなオーティス・ラッシュもカバーしていますね。土曜日着で楽しみです。 |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2017/7/2 22:01 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 管理人Kさんから、イコライジングカーブを複数搭載したフォノイコを導入した、との話をうかがい、早速今日お邪魔して聴かせていただきました。ちなみに、すべてオリジナルのステレオ盤です。
搭載されているのはRIAA, Columbia, MGMの三種類。 はじめにColumbiaから。Jazz編 Miles Davis/KInd of Blue, Dave Brubeck/Time Out 音のバランスがよくなり、表現力が格段にアップしました。 Riverside盤 Bill Evans/Waltz for Debby Scott Lafaroの隠れていたベースがグッと飛び出してきました。これには驚き! RiversideにはColumbiaカーブがマッチしました。 続いてrock編 Janis Joplin/Pearl, Bob Dylan/Highway 61 Revisited・・・ 2人のボーカルがとても生々しく、いままで聴いて知っていた声がうそのようでした。これには驚愕しました。 次にMGM。 Wes Montgomery/Live at the Halfnote RIAAでは地味で躍動感なし。MGMで大化け。Wesのギターがこれでもかというくらい攻めてきました。ベース、ドラムスもこのまま引き下がれるか、と言わんばかりの応酬。これもショッキングでした。 極めつけはImpulse!より Roy Haynes/Out of the Afternoon Roland Kirkの鳴り物隊が飛び出してきました。RIAAでは端正で、複数鳴らしているような迫力はありませんでした。 Oliver Nelson/The Blues and the Abstract Blues 迫力のビッグバンド・サウンド!その中でE.Dolphyのソロが明確に「俺だ!俺だ!」と主張していました。 そして、本日の山場、Blue NoteをColumbiaカーブで。 Art Balkey&J.M./Moanin' Lee Morganの耳につくキンキン音が消え、生々しいトランペットの音になりました。 Van GelderサウンドはBlue Note, Impulse!, Prestige・・・同じであると結論づけました。そして、適正なカーブで聴くことにより、本来の音が楽しめると痛感しました。 今まで最大のショック、そして収穫でした。 オリジナル盤はひょっとしてRIAAの方が少ないかも・・・ |
管理人K | 投稿日時: 2017/7/4 0:08 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん、ケミさん、昨日はありがとうございました。
私はM2TECHのJOPLINmk?というフォノイコライザーアンプで各レコードメーカーのオリジナル盤をイコラインジングカーブをマッチングさせて試聴した際に衝撃を受けて、イコライジングカーブマッチングの重要性を痛感させられました。 http://m2tech.jp/joplinmk2.html それまで、オリジナル盤なのに非常に違和感のあるレコードやリイシューよりも音の悪いレコードが多いことに疑問を持っていたのですが、JOPLINmk?にてイコライジングカーブをマッチングさせることによって全ての疑問が解けました。 先日のアナログオーディオフェアのイベントでも音質最悪だったビートルズのUSオリジナル盤や音質的にいまいちだったザ・バンドのミュージック・フロム・ビッグ・ピンクなどのキャピトル盤がキャピトルカーブでマッチングさせることで大激変して高音質盤に化けてしまったのはビートルズ資料館の野口さんやピーター・バラカンさんも驚いていました。 イコライジングカーブは1956年に全米レコード協会によってRIAAカーブに統一された訳ですが、どうも強制力はなかったようで、多くのレコードメーカーがしばらくの間、独自のイコライジングカーブでレコードを作り続けていたようです。 ちなみにコロンビアなどは1956年当時のオーディオ誌のインタビューに対してRIAAに従うつもりはないと発言していたようで、実際、私が聴いた印象では1980年代のレコードでもコロンビアカーブで再生した方がRIAAカーブ再生よりも遥かに音質的に好ましいものが多いです。 私のフォノイコライザーアンプは完全アナログ方式ですので、最大でも3種類のイコライジングカーボしか積むことが出来ませんでしたので、持っているオリジナル盤の数の多い順にRIAA、コロンビア、MGMとするしかありませんでした。 その点、M2TECH・JOPLINmk?はデジタルの恩恵で数十種類のイコライジングカーブを搭載しています。 オリジナル盤を多く所有されている方はぜひイコライジングカーブマッチングによる驚愕の音質を体験して頂きたいですね。 せっかくのオリジナル盤をバランスの崩れたリイシューよりも悪い音質で聴いているのはもったいないですよ(笑) |
ケミ | 投稿日時: 2017/7/5 17:17 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん、Kさん、こんにちは。
私はColumbia盤の高域のきつさと低域のうすさ等のバランスを欠く再生に、自然に聴く機会をもてなくなっていました。それはRiverside盤やBlue Note盤も同様でした。 この原因がイコライジングカーブの不一致によるもであるということを身をもって体験させていただきました。ありがとうございました。 ただ、半年振りに聴かせていただいたKさんのシステムがあまりにもよくなりすぎていて、まだ実施できていない電源ケーブルのPC-Triple C化を進めなければという思いと新線材EXへの関心が一層高まることとなりました。 さて、イコライジングカーブをColumbiaカーブに一致させてのKind of BlueやTime Outは今までの概念が一掃されるものでした。RIAAカーブのDecca盤を聴いているかのように演奏の定位が明確になり、高域のきつさがなくなるとともにつややかで厚みが増します。低域も音階が明瞭になり、楽器の前後関係までもが手に取るようにわかります。 Janis Joplin, Bob Dylan,Simon & Garfunkelも同様の変化がみられ、Janis Joplinの金切り声はカーブの不一致によるもので、本当は落ち着きがあり深みのある声でした。 私はこの後仕事に戻らなければならなかったので、上述までしか聴くことはできませんでしたが、M2TECHのJOPLINmk2への関心もさらに高まりました。導入の方向で動き出してみたいと思います。 |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2017/7/10 21:23 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 ケミさん
私も帰宅してからレコード棚をボーっと眺めていたら、デジタルとはいえ、たくさんのカーブを搭載したイコライザーの必要性を強く感じました。アナログに越したことはありませんが、Kさん宅の大きなアナログイコライザーを目にしてしまうと、現実的には無理だ、と諦めざるを得ません。 ほかのメーカーも出してくれませんかね? 多くのオリジナル盤愛好者の方、カーブに目をそむけるわけにはいかないと思いますよ。「本当の音」はまだ先にありました。 |
owl | 投稿日時: 2017/7/14 20:03 |
常連 登録日: 2013/9/2 居住地: 投稿: 70 |
Re: レコード三昧 お邪魔します。私も参加させてください。
とりあえず、導入して繋いでみました。M2TECHのJOPLINmk2。 うちのシステムでは古いオリジナル盤や初期盤がうまく鳴らず、私も最近は聞くことが減って、オリジナル盤の購入もストップしておりました。 今回の話を聞きまして、たまらず、導入、とりあえず、アコリバ武装はまだですが、純正の電源と余っていた光ケーブルで繋いでみました。DACは10年前のLa○manのCDプレイヤーでサンプリングレートは44.1kHzです。 結果は、うちのシステムでも、皆様の報告通りです。 そんなに多くないうちのオリジナル盤ですが、マイルスデイビスは、まだ多い方で、いろいろ聞いてみました。 Colombiaの 「Kind of Blue」(ステレオ盤) 「いつか王子様が」(ステレオ盤) 「Milestones」(モノ) 「My Funny Valentine」(モノ) 「Fore&More」(ステレオ盤) どれも、Colombiaカーブでは、トランペットが良く鳴って、ベースは焦点が定まってしまった感じ。ピアノ、ペット、シンバルの激しい音が五月蝿くならずに優しく響いて、音量を上げても心地よいです。 「Milestone」(モノ)は音の勢いがあってなかなか迫力があります。 試しにRIAAカーブにすると、高域は五月蝿くて、ベースがぼやけます。 Prestageでは、 「Working」も、Colombiaカーブが同様に良かったです。 Colombiaカーブ以外では、 Mercuryのマイルス抜きのメンバーの 「Cannonball Adderley Quintet in Chicago」(ステレオ盤)は、 Capitolカーブで、同様に、2本のサックスピアノが生き生きとひびき、良く鳴り、ベースは絞まります。音量を上げても柔らかい音で五月蝿くありません。 全体に低域も、高域もワイドレンジではなくて、良くも悪くも古臭い落ち着いた感じで、うちのシステムとも良く合っている様に思います。「こんな感じで聞きたかった!」と言う音で、ついつい古いレコードを次々と聴きたくなって、睡眠不足になりそうです。 次は、ケーブルや、DACのグレードアップもしたいです。 |
ケミ | 投稿日時: 2017/7/15 18:01 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: レコード三昧 owlさん,こんにちは。やはり結果はそうなりますよね。
私もKさんシステムのイコライジングカーブを合わせての再生音を体験してからは,自分のシステムで聴いていて脳・心がどうしても納得できません。 しかし,もう何年も前ですが気張って高価なフォノイコを購入してしまったため,M2TECHのJOPLINmk2でイコライジングカーブを合わせても現フォノイコのクォリティーにかなわないのではなどと考えてしまいます。 ただ,何事もやってみなければわかりませんし,現フォノイコでのイコライジングカーブ不一致の音に満足できていないわけですし,オリジナル盤というお宝に針すら落としてないわけですから,M2TECHのJOPLINmk2導入に動き出してみます。 情報ありがとうございます。 |
管理人K | 投稿日時: 2017/7/17 2:19 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: レコード三昧 OWLさん、こんばんは。
M2TECHのJOPLINmk2を導入されたとのこと大正解だと思います! イコライジングカーブがマッチングした際の音は、正にOWLさんが仰る「こんな感じで聞きたかった」という音になりますよね。 音楽好きであれば一聴瞭然で判る違いだと思います。 M2TECHのJOPLINmk2は組み合わせるDACのグレードUPやDACに繋ぐデジタルケーブルでも大きくクオリティUPすることが可能です。 ぜひ色々試されてみて下さい。 |
モリア1 | 投稿日時: 2017/7/31 19:46 |
長老 登録日: 2014/10/27 居住地: 投稿: 334 |
Re: レコード三昧 みなさま、こんばんは。
アナログ初心者ですが、私も参加させてください。 私も、M2TECHのJOPLINmk2、 フィリップスカーブが有ると知って、 居ても立ってもいられず、即刻購入致しました。 但し、イコライジングカーブを数十種類適用するために、デジタル変換しているということに一抹の不安があり、音質が悪ければ意味がないので、 Kさんに相談、大丈夫とのことでしたので、 KさんチューンUP付きで、購入させて頂きました。 勿論、JOPLINmk2への電源供給は、バッテリーリファレンス電源[RBR-1] で強化しました。 (但し、JOPLINmk2とバッテリーリファレンス電源[RBR-1]は離して設置しないとハム音が入りますのでお気をつけください) JOPLINmk2とDACの接続は、デジタルケーブル(アンバランス)[COX-1.0 TripleC-FM]を使用して、192kHz、24bitで接続しました。 RIAAカーブで聴くフランス・オリジナル盤は、苦労して手に入れる程でもない、冴えない代物、日本盤で充分、となってしまいます。 ところが、フィリップスカーブで聴くオリジナル盤は、激変します。 力強さ、鮮度、バランス、どれをとっても、極上です。 これがまさに本物。 遂に、本物に会えた、という感激、感動。 この上もない素晴らしい音楽で満たされます。 イコライジングカーブで、ガラクタとまでは言いませんが、お宝が何の変哲も無い普通の物に成り下がってしまいます。 恐ろしいですよね。 なんて勿体無いことでしょう。 お宝を埋もれさせてしまうなんて・・・ 是非、皆様も、色々なカーブを、お試しされてみてはいかがでしょうか。 ところで、パソコン・オーディオをされている方々に、朗報があります。 既にご存知で、実践されている方もいらっしゃると思いますが、 DACが対応していれば、レコードを384kHz、32bitで聴く(モニタリングする)ことが出来ます。 勿論、録音しようと思えば、それも出来ます。 オリオスペックさんのイベントに参加させて頂いた時に、仕入れた情報です。 詳しくは下記リンク先をご覧ください。 概略は、JOPLINmk2 →(USB接続1)PC → PC内ソフト(Vinyl Studio)で録音スタンバイ状態でモニタリング→(USB接続2)DAC。 (注)Vinyl Studioはモニタリング使用で使用していれば無料です。録音するには有料( US$29.95 )となります。 http://www.blog.oliospec.com/?p=1100 http://audiostation.jp/archives/493 私は、USB接続1・2共に、USB ケーブル(A 端子分離型)[USB-1.0SP-TripleC] で接続して聴いてみましたが、デジタルケーブル接続192kHz、24bitより、やはり素晴らしいです。 但し、USBケーブル接続の方が、USBケーブルが2本必要なのでルートが長くなり、接点数も増えること、更にPCを介することから、条件が悪くなりますので、アコリバさん製品でしっかり武装しないと、ダメかもしれませんね。 今後は、録音した場合のSONARとVinyl Studioの比較もしていきたいと思います。 思い返しますと、私が、まさかアナログに没頭するとは、夢にも思いませんでした。 Kさん、緒先輩、この掲示板のおかげで、 とてつもなく素晴らしいアナログの世界を、 堪能させて頂けるようになりました。 感謝、感激です。 本当に有難うございました。 アコリバさんの益々のご活躍、発展を、 陰ながら、熱く願い、声援を送り続けさせて頂きます。 そして、アコリバさんファンが、もっと、もっと、増えますように! 更に素晴らしいオーディオライフを送れる方々が、増えますように! フレー、フレー、ア・コ・リ・バ!! |
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