メイン [00-06]アナログレコード レコード三昧 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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ケミ | 投稿日時: 2017/7/5 17:17 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん、Kさん、こんにちは。
私はColumbia盤の高域のきつさと低域のうすさ等のバランスを欠く再生に、自然に聴く機会をもてなくなっていました。それはRiverside盤やBlue Note盤も同様でした。 この原因がイコライジングカーブの不一致によるもであるということを身をもって体験させていただきました。ありがとうございました。 ただ、半年振りに聴かせていただいたKさんのシステムがあまりにもよくなりすぎていて、まだ実施できていない電源ケーブルのPC-Triple C化を進めなければという思いと新線材EXへの関心が一層高まることとなりました。 さて、イコライジングカーブをColumbiaカーブに一致させてのKind of BlueやTime Outは今までの概念が一掃されるものでした。RIAAカーブのDecca盤を聴いているかのように演奏の定位が明確になり、高域のきつさがなくなるとともにつややかで厚みが増します。低域も音階が明瞭になり、楽器の前後関係までもが手に取るようにわかります。 Janis Joplin, Bob Dylan,Simon & Garfunkelも同様の変化がみられ、Janis Joplinの金切り声はカーブの不一致によるもので、本当は落ち着きがあり深みのある声でした。 私はこの後仕事に戻らなければならなかったので、上述までしか聴くことはできませんでしたが、M2TECHのJOPLINmk2への関心もさらに高まりました。導入の方向で動き出してみたいと思います。 |
管理人K | 投稿日時: 2017/7/4 0:08 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん、ケミさん、昨日はありがとうございました。
私はM2TECHのJOPLINmk?というフォノイコライザーアンプで各レコードメーカーのオリジナル盤をイコラインジングカーブをマッチングさせて試聴した際に衝撃を受けて、イコライジングカーブマッチングの重要性を痛感させられました。 http://m2tech.jp/joplinmk2.html それまで、オリジナル盤なのに非常に違和感のあるレコードやリイシューよりも音の悪いレコードが多いことに疑問を持っていたのですが、JOPLINmk?にてイコライジングカーブをマッチングさせることによって全ての疑問が解けました。 先日のアナログオーディオフェアのイベントでも音質最悪だったビートルズのUSオリジナル盤や音質的にいまいちだったザ・バンドのミュージック・フロム・ビッグ・ピンクなどのキャピトル盤がキャピトルカーブでマッチングさせることで大激変して高音質盤に化けてしまったのはビートルズ資料館の野口さんやピーター・バラカンさんも驚いていました。 イコライジングカーブは1956年に全米レコード協会によってRIAAカーブに統一された訳ですが、どうも強制力はなかったようで、多くのレコードメーカーがしばらくの間、独自のイコライジングカーブでレコードを作り続けていたようです。 ちなみにコロンビアなどは1956年当時のオーディオ誌のインタビューに対してRIAAに従うつもりはないと発言していたようで、実際、私が聴いた印象では1980年代のレコードでもコロンビアカーブで再生した方がRIAAカーブ再生よりも遥かに音質的に好ましいものが多いです。 私のフォノイコライザーアンプは完全アナログ方式ですので、最大でも3種類のイコライジングカーボしか積むことが出来ませんでしたので、持っているオリジナル盤の数の多い順にRIAA、コロンビア、MGMとするしかありませんでした。 その点、M2TECH・JOPLINmk?はデジタルの恩恵で数十種類のイコライジングカーブを搭載しています。 オリジナル盤を多く所有されている方はぜひイコライジングカーブマッチングによる驚愕の音質を体験して頂きたいですね。 せっかくのオリジナル盤をバランスの崩れたリイシューよりも悪い音質で聴いているのはもったいないですよ(笑) |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2017/7/2 22:01 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 管理人Kさんから、イコライジングカーブを複数搭載したフォノイコを導入した、との話をうかがい、早速今日お邪魔して聴かせていただきました。ちなみに、すべてオリジナルのステレオ盤です。
搭載されているのはRIAA, Columbia, MGMの三種類。 はじめにColumbiaから。Jazz編 Miles Davis/KInd of Blue, Dave Brubeck/Time Out 音のバランスがよくなり、表現力が格段にアップしました。 Riverside盤 Bill Evans/Waltz for Debby Scott Lafaroの隠れていたベースがグッと飛び出してきました。これには驚き! RiversideにはColumbiaカーブがマッチしました。 続いてrock編 Janis Joplin/Pearl, Bob Dylan/Highway 61 Revisited・・・ 2人のボーカルがとても生々しく、いままで聴いて知っていた声がうそのようでした。これには驚愕しました。 次にMGM。 Wes Montgomery/Live at the Halfnote RIAAでは地味で躍動感なし。MGMで大化け。Wesのギターがこれでもかというくらい攻めてきました。ベース、ドラムスもこのまま引き下がれるか、と言わんばかりの応酬。これもショッキングでした。 極めつけはImpulse!より Roy Haynes/Out of the Afternoon Roland Kirkの鳴り物隊が飛び出してきました。RIAAでは端正で、複数鳴らしているような迫力はありませんでした。 Oliver Nelson/The Blues and the Abstract Blues 迫力のビッグバンド・サウンド!その中でE.Dolphyのソロが明確に「俺だ!俺だ!」と主張していました。 そして、本日の山場、Blue NoteをColumbiaカーブで。 Art Balkey&J.M./Moanin' Lee Morganの耳につくキンキン音が消え、生々しいトランペットの音になりました。 Van GelderサウンドはBlue Note, Impulse!, Prestige・・・同じであると結論づけました。そして、適正なカーブで聴くことにより、本来の音が楽しめると痛感しました。 今まで最大のショック、そして収穫でした。 オリジナル盤はひょっとしてRIAAの方が少ないかも・・・ |
スペンサー&ホーク | 投稿日時: 2017/1/13 11:39 |
長老 登録日: 2011/3/24 居住地: 投稿: 595 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん、こんにちは
ストーンズのアルバムの紹介有難うございました。 ストーンズの新作だと興味無かったのですが、ブルースのカバーでは買わないわけにはいきませんね。 ブルースのカバーは、ラブ・ユー・ライブのC面でトロントのクラブでライブの模様が収められていました。 シカゴ・ブルースのカバーでしたね。 今回は、大好きなオーティス・ラッシュもカバーしていますね。土曜日着で楽しみです。 |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2017/1/9 23:41 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 前回の書き込みからすでに1年以上が経過していることに気がつきました。そして、早2017年。David Bowieに始まり、Leonard Cohen,Rick Parfitt(Status Quo), Pierre Barouhまでもが逝ってしまった2016年でした。 そんな中、驚きのRolling Stonesの新作、そしてBeatles/Hollywood Bowlのリマスター盤とビッグな作品が飛び出してきました。Stonesはカバー集ということで、さもありなん、ですが、Hollywood Bowlはプロデューサー故George Martinの息子Gilesのリベンジなのでしょうか。 オリジナルは1977年。40年近くを経て、テクノロジーの進化を痛感せずにはいられません。よくぞこれまで演奏が聞こえるようになりました。 しかし、あらためてオリジナル盤を聴いてみると、まさに客席で聴いているようなリアリティーを感じることができました。歓声は耳が痛くなるくらいうるさいです。でも現実がこうだったのだろう、と思わせてくれます。演奏していた当のメンバーは、自分の出す音が黄色い声の洪水で全く聞こえなかったそうです。それでよくこれだけの演奏ができたな、と感心せずにはいられません。 まとまりませんが、個人的には父Georgeの仕事の方が好き、という結論です。 |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2015/12/6 20:49 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 zappa1993 さん
こんばんは。 Roger Waters ですか!新しいライブ盤というのは、今年やったものですか?彼のソロは全く聴いていないのでわかりませんが、Wallをやったということのようですね。 私にとってはPink FloydはSyd Barrettに尽きます。Rolling StonesのBrian Jones以上にバンドの中心でしたから。Syd脱退以降のPink FloydはRoger Waters Bandと言ってよいかもしれませんが、グループの体は成していたと思います。Wallまでは聴いていますが、どうも・・・という感じです。 来週にはBill Wymanの新譜LP(といっても9月にリリースされているようです)が届くと思います。聴いたら報告いたします。 ロックもレジェンドになってきましたね。 ちょっと、これからの音楽の未来を憂えてしまう今日この頃です。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/12/2 23:24 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
こんばんは Roger Watersの新しいライブ盤を聴いて、彼はいったい今何歳なのだろうと思いネットで調べると、もう70歳を超えているのですね。(Keith Richardsと同い年)驚きました。 今後は出来ることも限られてくると思いますし、THE WALLの公演に焦点をしぼって活動しているかのように見えます。 THE WALLは大好きなアルバムで、このライブ盤も迷わずアナログ(3枚組)で買ったのですが、音が今一好きになれません。 重低音が全体を支配し、通して聴くのが疲れるほどです。 折角の大きなステージなのに音場感が狭く、かぶりつきで見ているような感じです。 以前のもこんな音だったかな?と、1990年のベルリン・ライブのアナログを聴いてみますと、抜群に良い音とは言えないものの、帯域バランスもまだ適正で、広いステージで繰り広げられるライブの様子が分かるような音場感です。 新しいライブ盤は楽しみにしていただけに少し残念ですが、カートリッジとの相性もあると思いますので、また別のカートリッジで試してみようと思います。 ライブ盤を聴いていたらスタジオ盤も聴きたくなって、久しぶりにアナログで聴いてみましたが、何度聴いても飽きない素晴らしい作品ですね。 惜しくも亡くなったDoug Saxのマスタリングも素晴らしく、驚くほど良い音です。 Pink FloydはThe Dark Side Of The Moonがあまりに有名ですが、私はTHE WALLが一番好きですし、Syd BarrettやDavid GilmourよりもRoger WatersこそがFloydだと思います。(好みの問題ですが) 新しいライブ盤を聴いているとボーカルも精彩に欠けますし、感情が表に出て来ないのでコンセプトが今一つ伝わってこないのが残念です。 けれど、1979年作のオリジナルを聴けばいつでもこの作品の世界に入り込めるという事を改めて体験し、録音物の尊さ、オーディオの大切さを強く感じました。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/11/13 22:29 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
こんばんは >先日、さりげなく新聞をめくっていたらBill Wymanが新作を出した、との記事が目に入り、早速ネットでチェックしたら、9月に出ていました。なんとKeith Richardsと同時期のリリースということで驚きました。 私はELPEAMANさんの投稿で知りました 未だに現役とは皆若いですね。 Keithの方はレイドバックしたような枯れた良い味を出していましたが、Bill Wymanの方はジャケットを見る限りではもう少しモダンな音作りなのかなと想像しています。 また感想をお聞かせ下さい。 |
ELPEAMAN | 投稿日時: 2015/11/11 23:01 |
一人前 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 101 |
Re: レコード三昧 zappa1993 さん
こんばんは。 さすがにManzaneraもしっかりおさえていますね。ぜひ今度おじゃましたときにお聴かせください。 先日、さりげなく新聞をめくっていたらBill Wymanが新作を出した、との記事が目に入り、早速ネットでチェックしたら、9月に出ていました。なんとKeith Richardsと同時期のリリースということで驚きました。 なんと、かれは79歳!どう見てもKeithの方が年上に見えますが・・・いずれにせよ、すぐにアナログが出ているので注文しました。こちらは"Back to the Basic"という、うまいタイトルです。 シンプルなバンドフォーマットでしているらしく、何やら2人が同じベクトルを向いているような気がします。 聴いたら報告いたします。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2015/11/8 10:24 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: レコード三昧 ELPEAMANさん
こんばんは >Daevid AllenはGongの創立者としてカリスマのようなものですね。 そうですね。 Gongの創立者であり、Soft Machineのオリジナルメンバーという意味では、彼の存在は特別なものだと思います。 Caravanの来日延期は残念ですが、関東では往年のプログレバンドのライブが多く羨ましいです。 ManzaneraのアナログはコンピレーションのGuitarissimoしか持っていませんが、これでよろしければ今度お越しいただいた時に聴いてください。 Manzaneraのラテン系の影響は、ラテンテイストと言う感じでROCK色も強いので良いですね。 |
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