メイン [00-02]オーディオ全般 オーディオにおける「質感」を考える | 投稿するにはまず登録を |
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管理人K | 投稿日時: 2009/11/24 23:08 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える Yossyさん、こんばんわ。
ご投稿誠にありがとうございます。 音場がどうだ、音像がどうだ、奥行きだ立体感かどうだ、解像度がどうだ、なんて我々にはもう当たり前の事なんですよね。 そういった当たり前のオーディオ的項目は完璧に出しながら、更に高い「質感再現」を目指そうとしてる訳です。 もちろん、色んなオーディオ的項目をクリアしていれば、ある程度の「質感」も伴ってきます。 しかし、それはあくまでも「それなりの質感」でしかありません。 >こればっかりは実際に体験してみないとおわかりにならないと思いますが・・・ >今回のキャンペーンでだいぶ会員の方も増えたようですし、 >そう言ったお話が出来るお仲間が増える事を楽しみにしております。 仰る通りで、体験してもらわなければどうにもなりませんね。 モニターキャンペーンだけでなく、貸出制度なり何なり利用して頂いて、もしくは私が全国どこでも駆け付けますので、ACOUSTIC REVIVEを体験して欲しいと思います。 ぜひとも本当のクオリティ、本当の質感を判る方が増えてくれる事を祈っております。 Yossyさん初め、ベテランの会員の方々もご協力宜しくお願い致します。 >最近の管理人Kさまの投稿は鈴木智雄さんもご自身のBBSで話題にとりあげ、 >リンクまで貼ってご紹介いただき感想を述べられております。 先日拝見してビックリしました。 誰が観てるか本当に判らないなと(苦笑) 広告代理店からどこかのメーカーだか店だかからクレームが入ったのでこことケーブルのスレッドを削除しろなんて言われてしまいますし(全て事実なので絶対削除しませんが!) 言葉には今後も気を付けて行きたいと思います(?) |
管理人K | 投稿日時: 2009/11/25 0:23 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える PAKAさん、こんばんわ。
ご投稿誠にありがとうございます。 >各人の感性ももちろん大切ですが、「良い音を体験する」ことが>本来の生音とは違うオーディオにおける質感を判断するのには一番>重要なのではないかな、と個人的には思います。 私も全く同じ意見です。 PAKAさんは素晴らしい音の実体験をしておられたんですね。 私も現在の音の判断材料となったのは演奏会でした。 それは地元の合同庁舎の中にある小さなホールで、余り有名ではないニュージーランドのピアノ四重奏の楽団の演奏でした。 ピアノ自体もスタインウェイでもベーゼンドルファーでもなくYAMAHAのコンサートグランドでした。 ですが、このピアノの音が実に素晴らしかったんです。 美しい高域方向の粒立ちと雄大で重厚な床をも震わす低域、最強打時にも全く濁りのない分離感、そして上下左右前後に無限大に広がる倍音情報。 またチェロの胴鳴りと空間にふくよかに広がる余韻、強く弾いても全く刺激成分がなく滑らかなヴァイオリンやヴィオラの質感などなど。 PAKAさんと同じようにオーディオ再生音との違いに愕然としたものです。 これ依頼、この時に聴いた生音が私にとってのオーディオ再生の基準となりました。 ちなみにこの時にピアノを調律した方とはその後、弊社のお客様として再会するというオマケまで付いていました。 お互いにその事実を知って鳥肌が立つ思いがしました。 その調律師曰く、あの時の調律はこれまでやった調律で一番の出来だったと自負しているとの事でした。 この演奏会後も毎週のようにオーディオとの摺り合わせ作業のために様々な演奏会やライヴに足を運びましたね。 特にその時は摺り合わせ作業を意識した訳ではなかったのですが、感覚を身に着けようとしたのか?強迫観念みたいなものがあったかもしれません。 お陰でか、今ではほぼ満足出来る生に近い質感や再現をオーディオシステムから出せるようになりましたし、製品作りにも非常に役立っていると感じております。 これ以上の質感を出すにはソフトそのものから改善しなければ不可能だと思うくらいです。 自画自賛のように聴こえるかもしれませんが、これもまた事実なのです。 事実を確認されたい方はいつでも拙宅へお越し頂いても構いません。 もしくは同じレベルまで追い込まれたケミさんやnorizouさん、Yossyさんやタカボーさん、maroさん達の音を聴いて頂くのもいいでしょう。 会員の方々がそれぞれ切磋琢磨向上して行ってくれるのが理想ですし、それが全国のオーディオファイル全体に浸透して行ってくれたら本当に素晴らしい事だと思います。 |
管理人K | 投稿日時: 2009/11/25 1:00 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える やまちゃん先生、こんばんわ。
ipodは決して侮れませんね。 データ販売なども今後のオーディオには欠かせないものとなって行くとは思いますが、あくまでもそれは非圧縮の高音質音源でなければオーディオとは呼べません。 やまちゃん先生のシステムであれば、拙宅で聴いたの同等もしくはそれ以上の音を出す事は可能ですよ。 それはやまちゃん先生の努力如何です。 的確にクオリティUPしていくものを取り入れて行くだけで必ず良い音は出るのですから。 オーディオは生涯かけて取り組める素晴らしい趣味です。 焦らずゆっくり楽しんで行かれて下さい。 |
Plain | 投稿日時: 2009/11/25 18:30 |
長老 登録日: 2008/11/7 居住地: 投稿: 156 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える 皆様こんばんは。
私自身は生音に触れた機会も少ないですし、オーディオ歴も長くはありません。 しかし、アコリバに出会い質感とは何なのか?ぐらいは勉強させて頂きました。 もし、アコリバと先輩会員の方達に出会ってなかったら、きっと今頃酷い音を出して音楽を聴きショップのカモになっていた事でしょう。 私は聴く音楽のジャンルが特異なので(笑)あまり偉そうなこと言えませんが、質感を含む良い悪いの判断は出来るようになりました。 アコリバに鍛えてもらえた事に感謝です。 後は時間さえ許せば未だ実現出来ていない管理人さまのクリニックで私の駄耳を修正してもらうことです(苦笑) |
管理人K | 投稿日時: 2009/11/25 21:06 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える Plainさん、こんばんわ。
ご投稿誠にありがとうございます。 Plainさんはきちんと質感の違いを判断出来るのですから駄耳なんかじゃないですよ 生音に触れる事が重要云々とは書きましたが、人として「まともな感覚」を持っておられれば、生音を聴かずしても、Plainさんと同じく質感の良し悪しくらいは判断出来るものです。 つまり、いくら生音を聴いた事がないと言えども、極端に悪い質感の音を良しとするような人は人間的、性格的におかしいんじゃないかと!(あ〜あ、とうとう言っちゃったよ) 今回のmaroさんお薦めのピアノ連弾コンサートはPlainさんにとっても非常に良い機会になると思います。 ぜひ生の質感、再現性を掴み取ってオーディオ再生に上手く反映させて下されば幸いです。 自宅クリニックなどお手伝いやアドバイスはいつでもさせて頂きます。 ですがオーディオは基本的に自分の理想とする音を自分で構築する趣味です。 会員さん達と音を聴き合いながら切磋琢磨、ご自身の感性と耳を磨き上げて頂いて、これぞPlainの音だ! という音をぜひとも聴かせて頂きたいと思います。 |
Yossy | 投稿日時: 2009/11/26 12:37 |
長老 登録日: 2008/3/7 居住地: 投稿: 402 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える 管理人Kさま、こんにちは
ご協力などと言われましても大した事はできませんが(笑 とにかく楽しく皆様とお付き合いできればと思っています 幸いな事に共感いただけなかった方は今のところ1名だけですし、 実際に体験していただければほとんどの方に共感いただけるものであると、 Yossyは確信しておりますよ ところでNorizouさんへのレスの >あと、下手にオーディオかじった人間よりも全くオーディオ興味ない素人の方が判断能力優れてるって意見にも同意です。 それってもしかして・・・σ('-'*) |
ケミ | 投稿日時: 2009/11/28 12:33 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える 先日新たに購入した中古レコードをクリーニングし、針を落としてみると、いつもの感動がありません。簡単な清掃をして、EMFキャンセラーをセットし忘れていたことに気づき、セットしましたが、多少の改善しかありません。その他いつもと同じ状態なのにどうしてしまったのかと本当に焦りました。しかし、原因は些細なことで、ボリュームが掃除の際に10dBほど下がっていたのです。ボリュームを上げてみるといつもの音に戻り安心しました。ボリュームを些細なことと記しましたが、音楽を楽しむ、質感等を判断するうえで重要な要素ではないかと改めて思いました。
最初、管理人Kさんの音を聴かせてもらったときにはなんて大きな音だろうと思いました。しかし、それは大きな音ではなく適正音量で、自分の音が小さすぎたのです。オーディオ販売店で聴かせてもらった音量、家族や近所に気遣って出す音は適正音量には全く足りていませんでした。現在は我が家においては家族にあまり気を遣うこともなく大きな音(たぶん適正音量と思われる)で音楽を再生し、全身で音楽を楽しめています。そして、当然ディスクや音楽の種類によって適正音量が異なり、1dBで感じ方が大きく異なるところが適正音量ではないかと思っています。 本題の質感に入ります。以前の私もそうでしたが、多くのオーディオファイルが追い込んだシステムによる適正音量での音楽試聴の経験がないがために”判断のよりどころがない”のではないかと思われます。音量が小さければ歪みや付帯音を聞くこともできませんし、それをもって自然な音イコールいい音と言われてしまえばそうかもしれないと思ってしまうと思います(そう思っていました)。実際に冒頭に記した小音量再生の際には質感等の判断が今でもができませんでした。そして、小音量では三次元的で広大な音場や迫力ある演奏は望むべくもなく、パステル調の音調になってしまいます。また、癖のある機材やケーブルを使用する場合には大きな音を出すことができないだろうし、歪みや付帯音をもって個性というのもちょっと違うと思います。最初から迫力ある再生のできない機材もあるのではないかと思います。 音楽再生をより楽しむためには”判断のよりどころ”が必要であろうし、適正音量というファクターも絶対に欠かせないと思います。私の場合にはそれが管理人Kさんでした。さまざまな経験(失敗・成功)は苦を伴いますが、その前向きな試行錯誤こそが楽しいことなのかもしれません。 最後に、昨日のmaroさんおすすめのコンサートも堪能させていただきました。その後の食事をとりながらの感想やその他の情報交換も楽しいものでした。ありがとうございました。 |
スタビ | 投稿日時: 2009/12/1 2:02 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 1116 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える PAKAさん
今晩は、スタビです。 大変暖かいお言葉有り難う御座います。 また、心配して頂きまして嬉しい限りです。 心身共に復活しましたら、また実の有る投稿が出来ればと思います。 まだ少々時間が掛かりそうですが、その際は是非よろしくお願いします。 |
Plain | 投稿日時: 2009/12/1 12:49 |
長老 登録日: 2008/11/7 居住地: 投稿: 156 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える 管理人Kさま レスありがとうございます。
plainの音を聴いていただく時は、是非よろしくお願いします。 さて「質感」の追加投稿です。 実はコレ私達の世代には切実な問題です。 生まれた時にはラジカセ→コンポ→ipod(圧縮&違法音楽) という最低なオーディオ環境。ある意味最強ですね 一番問題なのは生音に触れる機会が極端に少ないことです。 おそらく片手で足りる程度でしょう。 実際友人に拙宅のオーディオを聴いてもらっても何の感想も感動も無いようです こういう人達の良い音=ドンシャリみたいです これで本当に良い音や質感を理解させるのは無理難題です もう一つの問題は我々が日常聴く音楽が録音が悪く電子音の塊りのようなのも一つの原因でしょう。 昔のPOPSは生楽器が使われていましたが現代は予算削減 なのか打ち込み音のオンパレードです。 だから電子音みたいな音を出すコンポーネンツが絶賛され売れているのでしょうね。 業界の罪と罰 (音を無視して利益を優先→売上減少) これを打開するには・・・義務教育にオーディオや楽器の演奏を入れましょう |
maro | 投稿日時: 2009/12/1 16:10 |
一人前 登録日: 2008/2/21 居住地: 上州 投稿: 140 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える 管理人K殿からの問題提起、「オーディオにおける質感とは?」において、
会員の皆様の書き込みが活発で、これらを読んでいて気がついたのですが、 書き込みをしている会員の方々は、多少の差こそあれ、皆それぞれ自分なりの 【基準】をしっかり持っているんだなぁ。。。と感心しているところです。 「質感」とは本来、物質に触れたときの感触を定性的に伝える言葉ですね。 「オーディオ」においては製品の状態そのものを指すと思いますが、 ここでは「オーディオにおける放たれる音の質感」と言うことですから、 物質に対する質感とは違い、実に抽象的かつ感覚的なものになると予想されるので、 その表現は非常に難しく、個人差があるのかな、と思っていました。 が、そんな杞憂は書き込みを読んでいるうちに消え去りました。 小生が思う「オーディオにおける音の質感」とは「正しい音」が聞けるか? に絞られます。 では小生にとっての「正しい音」とは何か? それは、、、 演奏される会場を含む生の楽器の音、とりわけアコースティックな楽器の音。 そのものです。 これは小生にとっては、こちらの掲示板にくどく書き込んでいますように、 【生音】があくまでも「正しい音」の【基準】としていることを意味しております。 では、【生音】とは? 演奏会に行くと、アコースティック楽器では無い場合が多々あります。 エレピやエレキギター・シンセドラムなど、PA付きのボーカルやウッドベースなどは 生音ではないのでは?と言うことも。 ところが、ここでも個体差こそあれ、「正しい音」は存在するのです。 「オーディオ」という表現ではありませんが、生の振動を電気化する作業はつきまとうからです。 (完全な電子音すら鍵盤風のキーボードを押すか、PCのキーボードを押すか、 マウスを押すかの作業が入りますね)←こじつけっぽい??(^^ゞ いずれにしても、生の振動を電気(振動)化し再度振動に復元する作業。 録音からソフトに至るまでの作業は他にお任せした場合、 我々がオーディオでしている事、CDなりレコードなりの音源をスタートとし、電気処理を行い、 最終的にスピーカーから空気の振動を得るという作業は、 ほぼ全て、なにがしかの振動を耳に聞こえる空気振動に昇華させるプロセスに他なりません。 結論としては、もう会員の皆さんにはおわかりかと思いますが、 1.源の生音が既に良質のアコースティック振動であること。 2.ホールやスタジオを含めたアコースティック振動が良質であること。 3.1.2.の生音がスピーカーから出るまでに、意図した音色の変化以外の変化が極力無いこと。 良質な振動が本来有るべき姿で表出されたときに、耳にそして心にカタルシスをもたらすのです。 これらは、ACOUSTIC REVIVEが標榜する【基準】そのものではないですか!! ------------------------------------------------------------------------------------------ > ACOUSTIC REVIVEが目指すのは自然でニュートラルな音色と質感です。 > エネルギーや躍動感など必用なものは絶対に引かず、余計な付帯音や歪み、刺激成分を取り除き、 > ソースに記録された情報をありのままに引き出す事が生々しいリアリティに繋がるという > 信念の元に全ての製品を開発しています。 ------------------------------------------------------------------------------------------ > 私も現在の音の判断材料となったのは演奏会でした。 > それは地元の合同庁舎の中にある小さなホールで、余り有名ではないニュージーランドの > ピアノ四重奏の楽団の演奏でした。 > ピアノ自体もスタインウェイでもベーゼンドルファーでもなくYAMAHAのコンサートグランドでした。 > ですが、このピアノの音が実に素晴らしかったんです。 > 美しい高域方向の粒立ちと雄大で重厚な床をも震わす低域、最強打時にも全く濁りのない分離感、 > そして上下左右前後に無限大に広がる倍音情報。 > またチェロの胴鳴りと空間にふくよかに広がる余韻、強く弾いても全く刺激成分がなく > 滑らかなヴァイオリンやヴィオラの質感などなど。 ------------------------------------------------------------------------------------------ 管理人K殿の体験と、その後追い求め続けている音へのこだわりは、 小生が求めている「オーディオにおける音の質感」と全く同じという結果にたどり着きます。 これをもって「正しい音」の定義と致します。 よくまあ、偉そうなことうなことが言えるよな・・・ なんて話も聞こえてきますが、確かにそうかもしれません。 小生の装置も環境もまだまだ「正しい音」に到達しているとは思っておりません。 でもですよ(笑)。。。求めなくては決して得られません。 まだまだ努力も必要です。 皆様のご意見や情報をいただき、さらに自分の思う「正しい音道」を追求して行きたいと思っています。 |
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