メイン [03-03. AC電源関連]電源ケーブル POWER STANDARD-TripleC-FM / AC2.0TripleC 電源ケーブル貴陽石処理プラスα | 投稿するにはまず登録を |
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メリメロ | 投稿日時: 2021/12/12 15:43 |
半人前 登録日: 2019/5/14 居住地: 投稿: 38 |
電源ケーブル貴陽石処理プラスα メリメロです。
電源ケーブルPower Standard Triple-C二分割と貴陽石処理を行なっていただきました。みなさん報告されている通りの大きな効果で、屋上屋を架す観がありますが、音の躍動感が増したのに驚きます。Acoustic Reviveさんには、このような細かな事柄に対応して下さって感謝いたします。 これを機に、バイワイヤーアダプターBWA-4およびSPC REFERENCE Triple-C二本50センチを使って、現行のSPケーブル左右計四本の端末を処理し直しました。以前から、気になる部分だったので、ちょうど良い機会になりました。 またグラウンディング・コンディショナーRGC-24Kによるアース効果を体験し、これとは別に真空管プリおよびパワーアンプにアースケーブルをつけてみました。Yラグが一組余ったので、不要になったRCAケーブルをバラしてこれと組み合わせ、アースケーブルを作りました。Yラグが立派すぎる感じですが。 というわけで、電源ケーブル貴陽石処理だけの報告ではなくなってしまいますが、しなやかであるとともに力強い響きが聞こえてくるようになりました。体の歪んでいた骨格が矯正され、手足の動きが自然になったような感じです。ものすごくお金のかかることをやった訳ではありませんが、聴感上の変化という点では、これまで体験した中でも特筆すべき大きなものでした。 我が家の音楽ライフは二十年以上にわたってオペラが中心でしたが、近年はまったく様変わりして、室内楽、それもベートーヴェンの弦楽四重奏ばかり聴くようになりました。昨年の大晦日、新型コロナ感染者数急増にもかかわらず(同行した妻には文句を言われながらも)文化会館小ホールでの三団体による八曲連続演奏を聴きに出かけたのもその流れです。 この時は、古典四重奏団の演奏に虚をつかれた思いがしました。弦楽四重奏の楽器配置は向かって右手にチェロ、ヴィオラ、もしくはヴィオラ、チェロと並べるのが常ですが、古典四重奏団は左手の一ヴァイオリンのすぐ後ろにチェロが位置し、第二ヴァイオリンは一番右に来ます。第一ヴァイオリンの背後からチェロがヌッと顔を出すような感じがあったり、第二ヴァイオリンとヴィオラが別種の存在感を見せたり、楽譜は同じなのに、普段とは違った聞こえ方をするのが不思議でした。 この楽器配置はピリオド奏法特有のものと思ってましたが、古典四重奏団はバルトークの弦楽四重奏曲の録音(CREATION, 2010-11)でも、頑固にこれを守っています。手元の録音をいろいろ聞き直してみたら、ピリオド奏法の代表例と目される団体の中で、エロイカ四重奏団のlべートーヴェン(Harmonia Mundi, 2000)、モザイク四重奏団のモーツァルト「不協和音」(ASTREE, 1991)など、この楽器配置によるものが出てきました。他にもあるかもしれませんが、この辺りのことは、定位感が良くなって、よくわかるようになりました。 ベートーヴェンの弦楽四重奏ばかり聞くようになったのは、ひょっとして当方の聴力の衰えという現象に関係しているのかもしれません。聴力に関していろいろ気になることがあり、Robin WallaceのHearing Beethovenという本を読んでみたら、作曲家が聴力を失うにつれて彼の音楽がより触覚的になり、よりヴィジュアルになり、より感情の振れ幅が大きなものになっていったと書かれていました。 この三種類の形容は、電源ケーブルの貴陽石処理、バイワイアリング接続の見直し、プリおよびパワーアンプへのアースケーブル接続を経て生じた効果を言い当てる言葉のようにも思いました。聴力が衰えてゆくのに矛盾しているようですが、聞こえてくる音楽が一挙に生命力溢れるものに変化することで、ピアニシモの微妙なやりとりまで聞こえてくるのですね。 |
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