このオーディオマエストロ、管球王国で各種アンプを発表されている是枝先生に20年位前に特注した電源部別の各種フォノイコライザーカーブを選べるフォノアンプを使って、管理人Kさんのオリジナル盤や再発盤を聴きました。








一枚一枚ここまで丁寧なレポートは少ないかないと思います。

なお耳寄り情報で自分も使っているはMarantz#7C。


このフォノイコライザー超えを目指しMarantzのお金がかかっているトーンコントロールは設計者のシドニー・スミスさんと交流あら是枝先生によると、RIAAカーブのほか、SP盤とコロンビアカーブしかないイコライザーカーブ切り替えスイッチしかない７の全イコライザーカーブ対応のためのものだそうです。

このあたりから検証が続きます。
ご興味あれば遡ってご覧ください。

https://ameblo.jp/tiromie/entry-12749403070.html
楽器の音色観点からの検証になるので、高校の同級生、こちらはドラマー、彼は今でもギタリスト続けていてエレキギターなどの楽器に精通。Kさんをして、これまで一緒に聴いたお客様などでも10本の指に入るという凄耳のギタリストを招きました。

平蔵さん　こんばんは。

大変興味深い記事を拝見させていただきありがとうございました。

輸入盤のレコードにはカーブの問題が尽きないですよね。

ここらあたりは話題に余念がないようでして、過去にも大変盛り上がったスレッドがありました。

https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=4645&forum=3&start=10

最近、石黒社長のチューンナップにより、レコードを聴くのが楽しくなり、色々と買いあさっています。

自分もLPのカーブをお教えいただいたのは、YESの"ロンリーハート"のUS盤を持っていたことがきっかけとなりました。

(左　日本盤、右　US盤)

もともとこういう音質だと思っていたのが、US盤ではNABで聴くと固い質感が無くなり、重心が低くなってとても音が豊かになって感動しました。

その後、急いで日本盤を入手し、比較試聴してやはりRIAAではUS盤はおかしいと確証を得ました(プリメイン内臓のフォノEQはRIAA対応のため)。

今回の比較試聴の記事も面白く拝読させていただきました。

今回のマイケルジャクソンの記事には既視感があるなと感じていましたところ、どうも2018年頃のPhile webの菅沼氏(音源は管理人Kさん協力)の記事のトレースとなったようです。
https://www.phileweb.com/review/article/201803/02/2954.html

ここに出てくるLP全てが石黒さん所有のものだと思うと驚くばかりですが、今回の平蔵さんの検証によって同様の結果が得られたことはトレースアビリティ―を得られたという点についてはとても意味のあることだったと思います。

石黒さんのように特注のフォノEQを用いれば本国の輸入盤を本来の音質で楽しむことが出来ますが、RIAAのフォノEQの性能が優れていてセッティングも整えれば日本盤でも十二分に高音質で楽しめるとも感じています。

確かに、ビートルズの様な幾重にも再販が繰り返された音源は、オリジナル UK盤の1stプレスが圧倒的に音質が良いのも実際に体験して納得していますが、比較的若い年代(70年代後半以降)はそこまで音質差は少なく、十分に良好な音質で楽しめることも会得しました。

やはり、オリジナルの輸入盤を正しく再生するのにはそれなりのコストと手間暇が必要不可欠という事ですよね。

レコードは大変奥が深くて、輸入盤のカーブの問題に囚われると肝心の音質についておざなりになってしまうことも、とあるお宅で見受けられました。

デジタル処理する某製品は確かにカーブは正しく反映されていましたが、肝心の音質がその製品によってボトルネックなっており、レコード本来の密度が薄まっていました。

次号の製品紹介の記事がとても楽しみなところですが、輸入盤やカーブばかりにとらわれず、RIAAを極めるのが最も近道なのではないかと思っています。

MCカートリッジだとフォノEQのインピーダンスマッチングの問題もあり、なかなかレコード再生というのは奥が深くて崇高な世界であるとつくづく感じています。

BelCantoさん　おはようございます。

今回の訓練？でイコライザーカーブ違いは瞬時にわかるようになりました。

地元オーディオ店が新型B＆W801D4を聴いてと、RIAAだけしかないYAMAHAプリアンプでかけたジャズ洋盤を瞬時にイコライザーカーブが違うと指摘できたほどです。

同時にオーディオに興味なくても、エレキギター他、生楽器の世界にいるギタリストの同級生も瞬時でした。

生音、生楽器に精通していれば、迷うことはありません。

もし輸入盤をRIAAで聴いて、シンバルがブリキ板、ベースが遠い、全体がちんどん屋かチャンチキおけさのようなら、レーベル見て他のカーブを試す、それが正しければ（むしろ多い）、そのカーブの付箋をジャケットの決まった位置に貼るといいと思います。

レーベルとカーブはいずれメモくらいのシンプルな形で一覧に出来たらと思っています。

洋盤あるのにRIAAだけは、ドンシャリディスコ装置しかないようなものです。

私もEQカーブを変えられるフォノイコJOPLIN３を使用していますが、

＞もし輸入盤をRIAAで聴いて、シンバルがブリキ板、ベースが遠い、全体がちんどん屋かチャンチキおけさのようなら


いくら何でもこれはないですね。

私の装置ではコロンビア盤をRIAAで聴いてもこんな音には聞こえません。

FB上では５４年以降はRIAAに統一されていると言っている方おられますので、こんなに音が変わるなら、そういう声は出ないと思われますが。

一緒に試されたkさんにお聞きになられてください。

またKさんとギタリストと試したAmebaブログ日記のイコライザーカーブ関連は目を通していただくとわかりやすいと思います。

Kさんの詳しいレーベルごとのイコライザーカーブ解説や、生楽器に精通したギタリストとKさん、自分のその時の会話での率直なやり取りをそのまま書いています。
ここから連載がスタートしています。
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12747979693.html

参考になれば幸いです。

平蔵さん、会員の皆様こんばんは。

BelCantoです。
続編を投稿いただきありがとうございました。

今回のブログも非常に痛快で、見ていて笑ってしまいました(≧▽≦)

ブログから引用させていただきますが、

＞そんなはずはない！と必死に否定しにかかる連中がいますが、その大半はRIAAカーブで聴けないと困るオリジナル盤中古レコード屋、そしてこれまで自慢のオリジナル盤コレクションをRIAAカーブで酷い音で聴かせて来たオリジナル盤コレクターです。

なにしろ、自分達が売って来た、自慢げに聴かせて来たオリジナル盤がRIAAカーブではなかったというのは非常に都合が悪い訳ですから。


この一文は非常に腑に落ちるものがあり、同時につい笑ってしまいました。
当方はFaceBookをやっておりますが、とあるオーディオのサークルでブルーノートのオリジナル盤のコレクターが全く同じことをしていたからです。
確かにオリジナル盤は高価で希少で音も良いですが、それは正しいカーブで再生できてこそですよね。

また、YESのロンリーハートのカーブ問題も納得しました。
YESの90125はAtlantic系列の"ATCO"レーベルなので、NAB再生が正しいというわけですよね。

更には、カーブ可変のイコライザーをご紹介いただき誠にありがとうございました。
現在ではこのようなカーブ問題が表出しており、いくつかのメーカーで対応しているようですね。

最近、AC/DCの「FOR THOSE ABOUT TO ROCK」という名盤を縁があって入手しましたが、なんとUSオリジナル盤！で、カーブが合いませんので、全体的に落ち着かない硬質なサウンドでした(^^;

また、管理人Kさんのお宅に訪問して、NABで聴かせてもらおうと思っていますヾ(*´∀｀*)ﾉ

色々なお店を巡っていると、思いがけない音源との出会いもあり、これだからレコード再生はやめられないのですよね。

BelCantoさん　こんばんは。

ブルーノートオリジナル盤はKさんが持ち込まれた2枚を試聴した日記も上げています。

Kさんともども、オリジナル盤を買う意義がないことも明らかにしていますので、順にお読みください(笑)

閲覧数の圧倒的差、アコリバ以外のオーディオ機器が混じるなどから、オーディオ投稿はこちらをメインとはしておりません。

Kさんの解説入りイコライザーカーブ検証などは以下のAmeba　ブログをフォローしていただければ幸いです。

なおFBは特定のメーカー以外、時間的にも一切オーディオ関連は見てもいませんし、これからも見に行くこともないです(笑)

以下には自分だけの検証日記もありますが、アコリバからイイネいただいた日記もリンクします。


各レーベルレコードのイコライザーカーブとオリジナル盤v.s再発盤
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12747979693.html


イコライザーカーブとオリジナル盤v.s再発盤　カインド・オブ・ブルー
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12747986533.html




レッド・ツェッペリン　お前もか（怒）
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12748806039.html



イコライザーカーブとオリジナル盤v.s再発盤　デクスター・ゴードンGO
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12748371868.html


イコライザーカーブとオリジナル盤v.s再発盤　ブルーノートのホレス・シルバー
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12748540459.html



イコライザーカーブとオリジナル盤v.s再発盤　ビル・エバンス、ワルツ・フォー・デビー
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12748541162.html




キング・クリムゾンを正しく聴く青春

https://ameblo.jp/tiromie/entry-12749338680.html




イコライザーカーブとオリジナル盤v.s再発盤　サンタナ　天の守護神
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12748545572.html



イコライザーカーブとオリジナル盤　ビリー・ジョエル　ニューヨーク52番街

https://ameblo.jp/tiromie/entry-12748548345.html



キャロル・キング　つづれおりのイコライザーカーブは
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12748910269.html



DECCAレーベルの正しいイコライザーカーブは
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12748907728.html



NABカーブで聴くコルトレーンとニール・ヤング
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12749623977.html


イコライザーカーブとオリジナル盤　マイケル・ジャクソン
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12749403070.html


心に深く刺さるニール・ヤング ハーベスト

https://ameblo.jp/tiromie/entry-12750551553.html



1988年レゲエライブレコードまでもか！
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12750716678.html


輸入盤　エルヴィス・コステロ　なのにRIAAカーブ
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12750891669.html


各種レコードイコライザーカーブの電気的考察


https://ameblo.jp/tiromie/entry-12750677126.html

平蔵さん

こんにちは

ご紹介のニャンコさんのブログ
「キャロル・キング　つづれおりのイコライザーカーブは」
では、オリジナル盤は、YouTubeで評論家の田中伊佐資氏とTOP WINGの菅沼氏試聴していたMonarch Pressの同じプロモ盤のようですね。

ここでニャンコさんは以下のような感想を書かれています。

＞RIAAカーブ
＞非常に薄っぺらくて安っぽい音質です。
＞ピアノは軽く響きが汚く、ボーカルも子音やサ行が荒れて刺激的です。
＞低域がスカスカで演奏もせかせかしてつんのめっていて、いかにも古い録音、古いレコードだなという聴くに耐えない音です。

となっています。
「聴くに耐えない音」とはずいぶん過激ですね。
私は「聴くに耐えない音」など経験がありませんので、耳の感度はあまり宜しくないようです。

YouTubeでの田中氏と菅沼氏は、EQカーブの話はなかったので、RIAAで聴いたと思います。
この試聴は音質が良いので取り上げたと思っていますので感想は全然違っていますね。
（このお二人もRIAAカーブに統一されていないと主張する方々です）

＞half speed mastersシリーズの一枚としてコロンビアから発売されています。

これはCBSではないでしょうか。
https://www.discogs.com/ja/release/2488322-Carole-King-Tapestry

私は、half speed mastersシリーズは管理人さんに教えてもらって買ったのですが、私のは８０年の西独盤でEPICレーベルになっています。

オリジナル盤は、まだコロンビアカーブでは聴いていませんが、half speed mastersの方の音質がいいと思いました。（菅沼氏とは逆です）

今回購入したオリジナル盤は、71年盤ですがレーベルが初回のとは変わって、左側にSTEREOの文字の上にTAPESTRY　CAROLE KINGと入っています。
（レーベルが変わるとオリジナルとは言わないのかもしれませんが）
よく見ないで購入しましたね。

中古なので状態も良くないです。どうしてこんなに傷をつけるのかと思ってしまいます。
愛情がないのでしょう。

先日の投稿の続きですが、ご紹介のブログに

＞つづれおりのオリジナル盤レーベルであるオードはコロンビア系列のレコード会社てあったか、
＞コロンビア系列のスタジオにてカッティングを行ったのでしょう。


と書かれてありましたが、調べると「Pitman pressing」の盤は

【ラッカー盤カッティング – Columbia Records Pressing Plant, Terre Haute
プレス – Columbia Records Pressing Plant, Pitman】

とあります。
https://www.discogs.com/ja/release/14595612-Carole-King-Tapestry

ニャンコさん所有の盤は、レーベル写真から
【プレス – Monarch Record Mfg.】
https://www.discogs.com/ja/release/4116999-Carole-King-Tapestry
（ジャケット写真の画像を押せばレーベルの写真も出ます。）

と思われます。

YouTubeの菅沼氏はPitman pressingの盤よりMonarch盤の方が好きだと言っていました。

私のもMonarchプレスですが、昨夜聴いた印象ではRIAAカーブの方が良いかなという印象でした。
耳が悪いのか、フォノイコのカーブが悪いのかでしょう。

「キャロル・キング　つづれおり」はhalf speed mastersの方で聴くことにしています