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     特注M12端子LAN-QUADRANT-TripleCの効果
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投稿者 スレッド
つぶろう
投稿日時: 2022/10/10 22:18
新米
登録日: 2022/8/24
居住地:
投稿: 4
特注M12端子LAN-QUADRANT-TripleCの効果
M12端子のLAN-Quardant-TripleC(片側M12端子のものと、両側M12端子のもの)を特注で作成頂き、確かな効果を確認したので報告させていただきます。初めに作成をお願いした動機と導入1週間での感想、次に1か月後の感想、と2回に分けて報告する予定です。

<特注の動機>
当宅ではネットワークオーディオを組んでいます。音楽を集中的に聴く部屋では、以前は、HUBにはE社のオーディオ用製品を、LANケーブルにはLAN-QUADRANT-TripleCを用いていたのですが(以下E社型システムとします)、たまたま、T社のM12端子HUBとS社製の専用電源と光メディアコンバータ(以下T社型システム)を入手する縁に恵まれたため、HUB周りをT社型システムに入れ替えました。(E社型システムは別の部屋に移設)。

ところが、このE社型システムからM12端子のT社型システムに変えたところ、その出音は私にとって少々違和感があるものでした。「ヴァイオリンの音が固く、オーケストラ曲のヴァイオリンパートが明瞭ではあるが、こつんこつんと音が出てくるため、演奏の弓使いや空気感が感じられなくなった。弦楽四重奏では4人の奏者の音が合成して引き延ばされたような音になり、確かに美音かもしれないが、4人の位置や、音源ごとに違う演奏の場の雰囲気や残響の違いがわかりにくくなった」というのがその時に感じたことでした。

M12端子のT社製HUBは世評も高い製品なので、当初この結果に当惑しました。しかし、同HUB付属のM12端子LANケーブルはLAN-QUADRANT-TripleCのように4本に分岐していないため、これによってノイズの差がでているのでないかと考え、管理人K様にご相談し、M12端子のLAN-QUADRANT-TripleCを特注で製作頂きました(HUBとNASの接続用に片側M12端子のもの、HUBと光メディコンの接続用に両側M12端子のものです)。

<受取前のシステム変更>
製作をお願いして到着するまで少し間があり、その期間にスピーカーケーブルとしてSPC-Reference-TripleCを導入し、スピーカーの足元の設定(インシュレータ)も見直すなどシステムの改善をしていました。その結果、製作頂いたM12端子LANケーブルを受け取った時点では、製作依頼の動機になった音の不満足感がかなり(主観的には6−7割程度)解消されていました。

<導入後の感想:1週間>
上のようにスピーカー側でシステム改善を図り、元の不満足感があらかた解消された心持ちになりつつあったため、いざ、M12端子LAN-QUADRANT-TripleCを受け取ったときは、その効果を果たして識別できるか、製作依頼を早まったのではないか、という不安がありました。しかし、比較試聴の結果、途中で判断が難しい局面もあったものの、導入1週間後には、やはりM12端子LAN-QUADRANT-TripleCのほうがよいという結論になりました。その経緯と感想は以下のようなものです。

はじめに、丸一日鳴らし込みをしてから、1週間手持ちの色々な音源を聴きこんでいきました(クラシックはオケ曲・室内楽・チェロ・ヴァイオリン、ジャズは主にピアノが活躍するもの)。聞き始めた当初は少し音が固い気がしましたが、次第に気にならなくなりました。

1週間ほどが経ち、比較のためM12端子LAN-QUADRANT-TripleCを、T社HUB付属のM12端子LANケーブル(以下、付属M12端子LANケーブル)に戻してみました。まずオーケストラ曲を聞きました。はじめは、意外なことに、付属M12端子LANケーブルのほうがよいのでないかと感じました。1曲、2曲、3曲、と音源を変えていって感じた第一印象は、「付属M12端子LANケーブルは弦楽器の各パートが明確で、フレーズの盛り上がりや引いてゆく様子が感じやすい」こと、これに対して、「M12端子LAN-QUADRANT-TripleCは、音がいい意味で黒くなり(つまり、音から実音にないような白っぽさがなくなり)、弦楽器のいろいろなパートの音が柔らかく溶け合っているが、少し地味で付属M12端子LANケーブルのようには迫ってこない」というものでした。

しかし、今度はチェロのソロ曲(バッハの無伴奏チェロ組曲のいろいろな音源)を聞くと、M12端子LAN-QUADRANT-TripleCのほうが圧倒的によいと感じられました。この試聴では、再生系がある程度しっかりしていないと本来の音が出にくいと日頃感じている音源を聴きました。スティーブン・イッサーリス、マリオ・ブルネロ、ラルフ・カーシュバウム、ヨー・ヨー・マ(初回録音)、イェフェーダ・ハナニといった演奏家のアルバムから、特定の曲を冒頭数十秒ずつ聴いてゆきました。このなかで、ハナニを除くすべて音源で、圧倒的な差でM12端子LAN-QUADRANT-TripleCに軍配が上がりました。付属M12端子LANケーブルでは、いずれの音源でも音が固すぎて、実際のチェロの音が仮に固いとしてもこんな種類の硬さではないだろう、と感じるものでした(自分で弾く楽器なので不自然な音はわかります)。M12端子LAN-QUADRANT-TripleCでは、このような不自然な硬さはなく、完全だとは思わないまでも、「実際にこういう傾向の鳴り方や音なのだろうな」と感じさせる音になっており、聞いていて、音楽の楽しさが多く伝わるものなっていました。(なお、ハナニの音源は、本当にそういう音なのか、カサカサ・ジャンジャンした、チェロの豊かさが感じにくい音で、M12端子LAN-QUADRANT-TripleCにしてもこの時点では大して変化がありませんでした。演奏は個性的で興味深いのですが、音がどうしても好きになれないという、私にとって困った音源です)。

このようにチェロでの結果が逆だったので、再度オーケストラの音源を聴き返しました。確かに、やはり付属M12端子LANケーブルのほうが、音楽が迫ってくる感じや抑揚が強いです。しかし、よく聴くとM12端子LAN-QUADRANT-TripleCのほうが、聴こえてくる微細な音の数や種類が多く、場の空気感が表出されていることに気づきました。付属M12端子LANケーブルは、オーケストラを聴く聴感上は、各パートの音が少し太く、わかりやすく気持ちよい塩梅になっているものの、むしろ一見地味なM12端子LAN-QUADRANT-TripleCのほうが自然な現実の音の再現に近いのだろうと、推測を含めてですがこの時点で判断を修正しました。そして、この判断が正しいかどうか、引き続き聴きながら確認・評価してゆくことにしました。(続きます)

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