皆様、こんにちは。Harryです。

フォノアンプにM2TECH Nashを使っているのですが、S/N比が悪く感じており、Nash付属の電源ケーブルに要因があるのではないかと考え、Nash用の別売の電源ユニットのVan der Graaf MkII JP Editionを導入しました。
やはり、電源だったようで、S/N比が大幅に向上しました。

そこで、電源ケーブルを付属のものから、アコリバの電源ケーブルにリケーブルすれば、劇的に音質が向上するのではないかと考え、Kさんにお願いして、フォノアンプのM2TECH NashとNash用の電源ユニットのVan der Graaf MkII JP Editionを繋ぐ4PIN DCケーブルを特注でTripleC/EXで制作していただきました。
併せて、Van der Graaf MkII JP Editionに繋ぐPower Referrence TripleCもセットで導入しました。





エージング前ですが、使用感を報告します。

・空間性がより広がっている
・いつものボリューム位置で音量が大きくなった
・全体的に余裕が生まれている
・更に音の分離と定位性が向上している
・音が自由に跳ねているイメージ
・高音がより伸び、低音がより沈んでいる
・鮮度がより高く、より生々しい、コンサートホールのステージの近くの真ん中で聴いてるような非常にリアルだ
・違うレコードを聴いているよう
・一音一音、より艶々しく響が豊かで、粘りがあるとてもゾクゾクする音になっている
・響きが豊かでリアルであるが筋肉質である
・音が目に見えるようとはこのことだと、思いました
・小さな音でも痩せることなく力強い
・SN比が更に明らかに向上していて、NashのSN比の悪さが電源ユニットのVan der Graaf MkII JP Editionの導入と、TripleC/EXの4PIN DCケーブルとPower Referrence TripleCのリケーブルで大きく改善されている
・弓が弦を擦る音、ヴァイオリン 本体が響くさまがイメージできる
・聴こえなかった音が聴こえる、とにかく音数が多く、とても自然だ
・それぞれの音が混じり合う、織りなすハーモニー素晴らしい、いつまでも聴いていられる

拙宅のシステムからこれだけリアルで自然な、まさしく生音が聴けるとは思ってもいませんでした。

これまで音を追い込んできて、先日もコンセントインシュレータのCS-3K化で自分の理想の音に本当に近づけたと思っていましたが、更に上がるんだなあと、本当にオーディオは奥深いですね。

やはり、音質向上の近道は、上流である電源周りのアップグレードや電源ケーブルのリケーブルであることを痛感した出来事でした。