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     RCA−1.0TripleC−FM⒈8×⒈4 導入レポート
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投稿者 スレッド
くろどり
投稿日時: 2023/2/27 13:32
新米
登録日: 2023/2/6
居住地:
投稿: 3
RCA−1.0TripleC−FM⒈8×⒈4 導入レポート
この度、貴陽石処理されたRCA−1.0TripleC−FM⒈8×⒈4という、最強に近いケーブルを入手できました。そのレポートです。

そもそも、私はケーブルマニアではなく、定価で20万越えのケーブルを使う日が来るとは考えたことがなかったです。いまでも、価格には抵抗がありますが、これは美術工芸品なのだと理解します。工業製品としての価格ということでは、同時期にRCA−SOLIDを入手しており、こちらがアコリバの解答になるように思い、こちらについても別稿で書かせていただきます。

このケーブル自体のクオリティや個性を位置づけるためには、迂遠ですが、私のケーブル史を書く方がよいでしょう。

私にも、機器付属の赤白ケーブルを使った時代がありますが、数ヶ月で卒業、そのときは、スピーカーケーブルよりは変化は少なく感じました。
その後、上杉先生の影響で、ソニーの赤白ケーブルをヘッドフォン用のCDプレーヤーとアンプ間に使用していたことがありますが、知人が貸してくれた、単線二組を組み合わせた太さ50倍以上のケーブルを入れると、驚愕する変化があり、耳が痛かったほどです。この経験から、この間の情報変化、損失は大変大きいことを学びました。
その後、ネット時代になって、ベルデンのミリタリースペックのケーブルを最高のハンダチョイスして作成というものを幾つも発注し、素晴らしい素材で理論的に最高と悦にいっていました。
次の動きとして、スタジオ用のケーブルを安価に売るということで、オーディオメーカーのケーブルは高額だが無意味みたいな主張があり、安いので買ってみると、ミリタリースペックのよりも、音色のリッチさは減るけど、確かに音楽ソフトのバランスに近いとか、安心な音でした。ミリタリースペックのも、ベルデンで素材はさらにいいので、よくわかって使う分にはいいのでしょうが、バランスの大事さとか、スタジオで使われてるものと揃える無難さを学びました。今でも、ベルデン8423というバランスケーブルは気に入っています。
この経験から、ケーブルは安いスタジオ用ので十分、という考えでしたが、チャンデバでマルチアンプ構成を試すに際して、知人が、10種類近いRCAケーブルを送ってくれました。
その中で、異彩を放っていたのが、アコリバのカーボンチューブをまとった太いケーブルでした。価格的にも高価と思われるので、当然でもあるのですが、当時は、高額ケーブル不信だったので、返却時に、それを残す気はありませんでした。メーカー書きませんが、ひと時代前の高級ケーブルのスタンダードがあり、それは1万で譲ってもらえるとのことで、まあそれぐらいなら出してもいいかなという感じでした。
で、CHORDのDAC 64とマランツのプリアンプの間ですが、バランスケーブルとの交換で、アコリバの太いケーブル(未だ型番不明ですがTriple C以前です)を入れたところ、音の肉づきがよくなり、イキイキして驚きました。DAC64などが、アンバランス接続優位なのかもですが。
次に、ひと時代前の高級ケーブルスタンダードと繋ぎ変えて、終わりのつもりが、変えると、硬く生気なく、新品のダイヤトーンのスピーカーみたいな(聴いたことないイメージです笑)感じがしました。
アバドとロンドン交響楽団の、亡き王女のためのパヴァーヌ、気のせいかと3回繋ぎ変えてみましたが、やはり、楷書調の生真面目な感じから、豊かで生気ある感じに変わるのは同じでした。
頼んで、アコリバの方を売っていただきました。
さらに、その後、クラッセのデジタルプリと、CHORD1200Eパワーアンプ間で、バランスケーブルで悩んで、システム全体を崩そうかとすら思っていたときに、理論的に不利なはずの、RCA接続、アコリバを入れると、嘘のように豊かなエネルギー感が出てきて、不満がなくなりました。
このあたりで、私にとって、このアコリバの太いケーブルは、特別なパートナーだし、CHORD製品が好きだがそれと相性もいいようだ、という感じを持ちました。

その後、安いデジタルチャンデバを実験的に入れて、RCAケーブルが大量に必要になって、アコリバの太いケーブルの最新版が欲しいな!というのが今回の動きです。
なぜ最高峰のものに至ったか、これは偶然があったりですが、そこは省略します。

繋いでの感想ですが、まず、繋ぎやすさや確実さを称賛したいです。くるくる回して緩めて、挿してくるくる締める、それだけのことですが、過去最高にスムーズで確実です。精度が高くて、ラック裏の手探りでいけました。
XLRケーブルは、向きが決められるので、太いケーブルは特に、無理な力を入れて繋ぐことが多いですが、アコリバのこのRCAプラグは最高にストレスフリーで、これは主観的な感想ではありません。高額な分太く重く硬くて、BNC端子を壊してしまったケーブルがありましたが、これはそういうことはありません。

音は全然違和感がなくて、価格からは拍子抜けするのですが、ケーブルレスを理想とするメーカーということと思います。しかし、美しさは出ます。Triplec導体は、個人的には濃厚な甘みのようなものを感じます。
澄んだ感じもアコリバの特徴ですが、編線のガサガサした感じを嫌った設計からきているかもしれません。またファインメットビーズのノイズ対策ですね。そもそも、単線のピュアさが前提でスッキリしてるのかもです。
あとは、太さの影響か、分厚いエネルギーがあって、私の好むオーケストラ再生にピッタリです。チューバの胴の感じが出ます。
音色に関して、私は、ヴァイオリンなど弦楽器が、脳内で飴色の雰囲気できこえてきたらよしという、個人的な感覚的基準を持っています。そこが過去どんなシステムより出ます。
デジタルチャンデバ試行錯誤と重なったので、感想を切り分けて取り出すのは難しいものの、ダルマに目玉を入れるような役割をしてくれている印象があります。大黒柱という感じで、音色の化粧感というか表面に出てくる華やかさでは、むしろ別で書くRCA−SOLIDが目立ちます。

トータルで、コリンデイヴィス指揮ロンドン交響楽団のハイレゾ、シベリウスのクレルヴォ交響曲が、合唱含め色彩豊かに雄大に鳴り渡りました。録音にこだわったWAVファイルのはずですが、今までどうにも味気なくバランス悪くきこえた全集ですが、このあたりの音色やスケールを出してきたことで、この部屋史上最高の音になってきていることが実感できました。
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