皆様こんにちは。
拙宅では、数年前にオーディオ兼シアターシステムの構築をゼロから開始、各機器をすべてポン置き、電源やケーブルは全て付属品やとりあえず購入可能な程度の製品の状態として、そこから一つ一つ、アコリバ製品を導入することで得られる音の品質の変化と向上を、時に管理人K様にも直接ご確認いただきながら、システムのチューニングを進めてきました。
多くのアコリバアクセサリーの１つ１つの効果を、使用前後で聞き比べることを繰り返し、時間をかけて向き合ってきましたが、いずれも期待を裏切らない確実な音質向上を体感しました（本掲示板に投稿できていない製品の導入経験もまだ多くあり、順次投稿させていただくつもりです）。
その中にあって、ルームチューニングは最後の段取り、と考えておりましたので、一切切手を付けてきませんでした。

拙宅のオーディオ室内は決して広くなく、しかもシアター兼用であるため、システムを置ける場所が限られます。すべての機器は室内の壁際ぎりぎりに、すべて平行設置（スピーカー間にラック＆機器）せざるを得ません。スピーカー周りも、壁からせいぜい離せて10~15cm程度。そのような環境でしたので、機器やスピーカー周りは周囲天井がすべて固い壁に覆われた状態です。同部位での会話や作業音は、明らかに反射し、音がこもっていることが誰にでもわかる程でした。

そのような環境をすでにご存じであった管理人K様にもご相談、いよいよルームチューニングに手を付けるに当たって、RWL-3 absoluteを３つ、ラック裏のスピーカー間中央に１つと、スピーカーの両側面（壁の角を覆うように設置）に計２つ、を設置するご教唆をいただきました。また、通常サイズではなく、天井近くまで高さを伸ばした特注サイズ（高さ2m強）を作成いただけることになりました。

搬入設置にあたり管理人K様とマネージャーK様にもその効果をご確認いただきましたが、目を見張るものでした。音声の生々しい質感が一層高まり、ボーカルのスピーカー中央への定位がさらに明瞭となりました。設置された左右、奥行き方向への音場の拡大と分離、そして特注の高さの効果でしょうか、高さ方向への音場の拡大が得られました。音量を上げたかのようなエネルギー感の向上と、特に低音の滲みが払拭され一層クリアな音が得られるようになりました。
管理人K様より一言、「化けましたね」。

専用音響室やホールのように、四方の壁や天井を工事して音響に特化した壁に変えることができればよいのかもしれませんが、多くの方の環境はそれが不可能かと思われます。しかし、今回の私のRWL-3 absolute導入前と同様に、室内音響対策を全くせずシステムのみのチューニングでオーディオを楽しまれている方々にとって、RWL-3 absoluteの導入は、目から鱗がおちる程の新しい世界を垣間見る契機となるかもしれません。
環境に応じた設置方法、必要に応じた特注サイズなど、管理人K様にご相談できるものと思います。
オーディオを楽しまれている全ての皆様に、RWL-3 absoluteの導入をおすすめします。