メイン [00-02]オーディオ全般 RSS-850とRST-38!宅録者からの視点 | 投稿するにはまず登録を |
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omega | 投稿日時: 2010/7/8 11:35 |
新米 登録日: 2010/6/14 居住地: 投稿: 3 |
RSS-850とRST-38!宅録者からの視点 管理人さま、皆さま、こんにちは。
はじめて投稿させていただきます。かなり緊張しております。 私は、愛知に住むオーディオ初心者です。今回、スピーカースタンド RSS−600の高さを特注したRSS−850と クォーツアンダーボードRST−38を購入しました。 レポートと合わせて、購入に至った経緯などを投稿させていただきます。 宅録者からの偏った視点になっているかもしれませんが、 長文よろしくお願いします。 私は、DTMでダンスミュージックを素人制作しています。音を良く することについては、地元のエンジニアから得られる情報をもとに試 行錯誤をしながら、“リスニング環境を良くすることが、ミュージシャ ンの能力を一変させる。” ということを強く実感してきました。そのような中、宅録スタジオを構 築していく上で、電源回り、ケーブル自作などはそれなりに出来ました が、行き詰ったのが、スピーカーの設置や吸音などのルームアコーステ ィックです。 DTMにて音楽制作をする際には、PCを正面か脇に置いて、PCモニ ターを見ながら音を編集することになり、機材との反射を避け、椅子に 座った状態で聴くことから、SP高さは1m位が最適になります。 そこで、自作や他社の製品を比較検討した結果、アコリバさんに特注で スピーカースタンドを制作してもらうことがベストである。との結論に たどり着きました。(2005年頃です) ただ、当時は予算もなく自作品でしのいでいました。 最近、引っ越しを経緯に改めて宅録スタジオを構築することになり、そ こで始めに購入しようと思ったのが、積年の思いのあるRSSでした。 検討から購入までに5年以上かかりました。 ただ、そのお陰かRSSにも改良が加えられており、以前のモデルでは、 柱を2本にしようかと思っていたところ、現在は楕円形の柱1本とのこと。 我慢した甲斐もあったのかもしれません。 仕様としては、耳の高さにSP(NF-1)が来るように設置したかった ので、約1.1mの設置高さを考えました。そこで問題としたのが、正規 品の600mmより柱が約300mm長くなること。 設置する床は賃貸アパートの為、床の補強が簡単に出来ないこと。 この2点でした。 その改善策として考えたのがアンダーボードを設置することです。アン ダーボードを設置することで、高さを少し稼ぐことになり、また、床を 改善できない場合、一番簡単で最良の設置方法であると判断しました。 まだ、設置してから日数も浅く、設置位置も仮決めですが、 その中で得られた感想を書きます。 1.音の3D感 一番の感想としては、音場が立体的になったことにとても驚いていま す。私の環境は電源やその他のルームアコースティックもまだ未整備で あり、SPスタンドとアンダーボードだけでここまで出来るとはまさに 驚きです。 音源は、サイケやプログレッシブトランスをよく聴きますが、ソフトシ ンセを使用してかなり細やかな音作りとレイアウトがしてあります。そ れらを聞く上で、音響が悪い場合には、帯域の近い音は同じ音に塊とし て結合してしまい、1つ1つを個別な音として聴くことが出来ません。 今までは、曲中の音で耳に聞こえるものは全体の約90%位だったと思 いますし、認識できる音もぼんやりとした音像でした。それが今回の設 置により、すべてとは言いませんが、95%以上の音の定位、高さ、奥 行きを個別に、大げさに言うと3次元に座標値化して認識できるように なりました。また、各音の位置の変化と音色の移り変わりもスムーズに 認識できます。まさにモニタリングです。 これが判ると、なぜ、このアーティストがこの音色をこの位置に配置し たか、配置した音を曲の進行とともにどのように変化させているのかを 理解できます。 最大の利点は、自分が制作する際に、それらをハンドリング出来ること です。音の配置や音色をいじる人間にとって、このRSS+RST-38 は最高の組合せです。 2.音量と耳への疲労 次の大きな効果は、音が大きくなっても、不快に感じないことです。 歪みがなくなると言うのでしょうか。以前であれば、音が大きくなった 場合、それと合わせて、音に歪みが生じ、耳に負担が掛かっていました。 それが劇的に低減しました。 このことは長時間モニタリングする者には大変有効です。長い時には、 ワンフレーズの制作に1週間以上も掛かります。その間に何百とモニ タリングすると、疲労と飽きで耳は正常な判断が出来なくなり、より 制作に時間がかかって疲労するという悪循環に陥ります。 そんな状況において、長時間のモニタリングでも耳が疲れないことは、 音を楽しみながら、短時間に集中して制作できるという理想の形に近 づきます。 今後、ルームアコースティックを高めていくことで、更にRSS+ RST-38の能力が引き出されていくことだと感じております。 その際にはまたレポートしたいと思います。 以上、走り書きではありますが、 私の感じたことを書かせていただきました。 次は、RWL−3を設置して音場の調整を図りたいと 計画しております。 |
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