皆様、こんばんは！

いつも大変お世話になっております。

この度、出力端子用防振プラグIP-2Qを空き端子に5個導入致しました。
RCA入力端子用ショートピン防振プラグSIP-8Qは10年程前に導入済なのですが、恥ずかしい事にIP-2Qの導入を全く無視していた事に反省と後悔を募らせる結果となりました。

導入の経緯に至っては、先日世界有数の響きが美しい室内楽ホールとして名高い浜離宮朝日ホールでのピアノリサイタルを妻と聴きに行った際に、その極めて明瞭で美しい響きと優れた音の分離感（オーディオで言う分解能）、揺るぎなくナチュラルな音像定位、音の締まりが良いのに柔らかく繊細な印象が払拭出来なくなり、自身のシステムでは余りにも物足りなく懊悩しておりました。
そこで、まず10年程前からのお気に入りアイテムであるピュアシルクアブソーバーPSA-100の使用箇所を増やしたり使用量の調整を行った事で、全帯域の再生音が明瞭になりS/Nも向上するだけでなく、特筆すべきは低域再生の纏まりが大変好ましい結果となりました。
特に変化を感じたのは、以前は左右に設置している特注のRWL-3の脚とパネルの空間の中心のみにPSA-100を使用していましたが、両端にも使用する事で上記の効果が生じました。
但し、空間を全てPSA-100で埋めてしまうと、吸音効果があるのか再生音に潤いが生じ過ぎてしまう傾向を感じました。
このPSA-100は、使い手のセンスを求められる製品である事が認識出来ると思いました。

本題のIP-2Qの効果の確認ですが、正直なところ劇変でした。
まさか、ここまで変化するのかと驚いてしまいました。
何がそんなに驚いたかと申しますと、少々大袈裟な表現かもしれないのですがPCOCC-A導体からPCOCC-C導体へ取り替えた時の様な変化と同等位に感じ得ました。
より明瞭になり分解能に優れ音が締まり密度が増すのに繊細で柔らかい質感。
但し、付け加えさせて頂きますとPCOCC-C導体を採用した新ケーブル類は導体だけでなく●●●の変更や新たなパーツが加えられて至高の製品になるわけでありますので、劇変どころか大劇変になりますので誤解のない様にご理解下さい。

いずれにしましても、今回このIP-2Qを導入した事で上記のコンサートでの感動に近づける結果となった事に嬉しさを隠しきれないのです。

それでは、失礼致します。