RWL-3を２枚と試作品のハーフサイズRWL-3を２枚導入しました。

maro邸のように２枚スタックしたものを特注するか、スタビ邸のようにRWL-2を２枚スタックするか悩んでいたところ、試作品のハーフサイズのRWL-3を２枚譲っていただきました。

導入後の音質改善は皆さんレポートと同様で、音がなめらかになり、音の厚みが増しました。しかし、それだけでなく、低域の力感が増すとともに、高域のざらつき感が解消されました。そして、今まで雰囲気として聞こえていた音が、明確な音として捉えられるようになりました。

今まで自身では気がつかなかったのですが、低域の不足とともに、高域にざらつきがあったようです。低域に関しては、スピーカー背面のRWL-3への変更による改善とRWLの面積が大きくなり、バスレフの背面にもRWLが存在していることが力感の増加につながったと考えられます。高域のざらつきの原因として考えられるのは、化学繊維の壁紙やカーテン、フラッターエコーなどですが、今回の２枚＋1/2×２枚でこの点も大きく改善されたようです。


そして、追加分のRWL-3とともに大きな役割を担っているのが、スピーカーの両サイドに置いたRWL-2です。音場がさらに横方向に広がり、スピーカーの外側の音も明瞭になりました。

K邸での音の進化に刺激され、RWL-3を導入しましたが、これらの変化を目の当たりにすると、懸案のカーテンのシルク化や天井の対策にも必要性を感じます。そして、何よりも音楽をさらに楽しく聴くことができるようになりました。