メイン [00-03]音楽全般 この音に 思わず手に汗握る! | 投稿するにはまず登録を |
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RANZAN | 投稿日時: 2015/3/10 14:09 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3267 |
この音に 思わず手に汗握る! 皆さん
こんにちは。 それは “ 思わず手に汗握る! ” 体験でした。 長年魅力的なジャズの躍動感あふれる音に魅せられてきましたが、その最初、音楽の魅力に嵌ったきっかけといえば、クラシック音楽の美しい情感ある響きと、抒情豊かな表現力に魅せられてからといっていいでしょう。 特にクラシックでもシューベルト「第8 未完成」ベートヴェン「第3、7、8、9、」グローフェ「グランド・キャニオン」ラヴェル「ボレロ」マーラー「第1、5」レスピーギー「ローマの松」ブリデン「戦争レクイエム」等々にクラシック音楽の優雅さを感じたのです。 しかも、美しい情景を演出した響きの、バレエ音楽でもポピュラーな「白鳥の湖」「コッペリア」「眠れる森の美女」等々、豪華で綺麗な踊りの情景を想像させるような場面で、バレエ音楽に惹かれていったのです。 その中でも、最もオーディオ的に至高なまでの音質が素晴らしいと絶唱し究極と思えたのが、ファリャ作曲の「三角帽子」だったと記憶にあります。 LP時代から名演奏の決定版として聴き継いできたもので、最近のSACD盤で聴くその演奏は、例えばESOTERIC最新録音技術を駆使したSACD「名盤復刻シリーズ」として、今までの有名指揮者での、名演奏を定期的にエソテリックの特約店を通じて毎回数枚発売されてきているのです。 それも発売枚数も限定されていて、プレス枚数も少なくなかなか入手することが困難で、特に音を重視するオーディオマニアには貴重な“名盤復刻シリーズ”と言っていいでしょう。 また、発売されると同時に即完売となり、現在人気盤はNet上ではプレミヤが付くほどです。 そして最新情報で、ストラヴィンスキー バレエ音楽「春の祭典」同じくバレエ音楽「火の鳥」全曲、ピエール・ブーレイズ指揮 クリブランド管弦楽団 シカゴ交響楽団 ESSG-90118 と、リムスキー・コルサコフ 交響曲「シエラザード」ボロディン「だったん人の踊り」他、エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 ESSD-90119 以上の2枚が3月10日に発売されるとの情報を得たのです。 そうなれば今回「絶対買い逃さない!」との強い意志がはたらいてか、情報を得るなり直ぐさま特約店に予約を入れたのです。 だが、その時の特約店の方の返事では「毎回大変人気のある名盤復刻シリーズなので、発売日になってみないと入荷するかどうかも分らない状況です!」という、少々困惑した対応だったのです。 果たしてどちらに転ぶか! とりあえず3月10日の発売日を待つしかなかったのです。 しかし、幸いにも心配していたことが好転して発売日より1日早く3月9日に「2枚とも無事入荷しました!」という、嬉しい特約店からの返事でした。 改めてさっそくこの2枚“名盤復刻シリーズ”でのSACDハイブリッド盤を聴いてみたのです。 2枚とも予想を遥かに超えて、そこに響きのよいホールでの録音は良質な音質の鮮明さ、輝かしさ、リアルさ、そして色濃い音色感と輝かしさには、もう唖然とするばかりでした。 これまで聴いてきたCDとは全く別物といった感銘深いもので、これはまさに別次元というほかに言い表せないくらいの見事な音質で甦っているのです。 さすがオーディオファイルを唸らす見事なまでの音源でのSACDでした。 これはオーケストラ本拠地での録音であり、響きが凄くこなれていて自然なのです。 しかもオーケストラ音楽ならではの多彩な音色感、各楽器がそれぞれが持つ味わいの豊かな響き、ヴァイオリンの美しい音色を際立たせるSN感のよいピアニッシモから、地の底から湧き上がってくる強烈なフォルテまで、音の充実感がダイレクトに伝わる響きはまさに圧巻でした。 ことに打楽器の音の強さと、音圧の高い原寸大で聴くこうした音響がリスニングルーム一杯に鳴りわたる、その充実感にただ聴き惚れるばかりでした。 こうして、ピエール・ブレーズ指揮 クリヴランド管弦楽団 シカゴ交響楽団ストラヴィンスキー「春の祭典「火の鳥」は、オーケストラの弱音が精彩で柔らかく、その巧みさにフレーズ自身が舌鼓を打つかのような躍動的で密度も濃くそんな雰囲気を醸し出し、演奏の全体を更に生き生きとしたものに変えていくのです。 一方、エルネスト・アンセルメ指揮 スイス・ロマンド管弦楽団の交響曲「シエラザード」ボロディン「だったん人の踊り」にしても、また見事な距離感をもって再現されているのです。 7)歌劇《イーゴリ公》から ”だったん人の娘たちの踊り” 8)歌劇《イーゴリ公》から ”だったん人の踊り” これってまさにその表現力に圧倒されたのです。 それはジャズの音源にも勝る音の情報量が増し、レンジが深く広がったというだけでなく、演奏されているその場に居合わせているかのような緊迫感があって、一瞬手に汗握って聴き入ってしまうのでした。 「シエラザード」においても、スイス・ロマンド管弦楽団の知性と凄味を感じさせる弾むようなリズム感や、明るくエキゾチックな響きによって、聴く者の気持を沸き立たせてくれるようで、この作品に散りばめられている多彩なパートの1つ1つにまで神経が行き届いているのです。 静と動で劇的な緊張感は極限まで上昇して行き、聴けば聴くほど周到な演奏であることに気付かされるのです。 まずは何といっても鮮度の高いサウンドが相乗効果を生み、その原寸大で聴くオーケストラの再現性は、SNの高さとダイナミックレンジの広さにあるといっていいでしょう。 この演奏とサウンドにおいてSACDの音質はクラシック音楽に最適だ!と、その優秀性を再認識したのです。 これからも ” 名盤復刻シリーズ ” の凄さに嵌るでしょう。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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» この音に 思わず手に汗握る! | RANZAN | 2015/3/10 14:09 |
Re: この音に 思わず手に汗握る! | RANZAN | 2015/3/27 13:51 |
Re: この音に 思わず手に汗握る! | RANZAN | 2015/4/3 13:07 |
大阪 “ ザ・シンフォニーホール “ | RANZAN | 2018/7/1 16:00 |
手に汗握る! | RANZAN | 2018/8/20 18:30 |
輝くような色彩感! | RANZAN | 2018/10/14 13:24 |
Re: 輝くような色彩感! | RANZAN | 2018/11/13 18:14 |
額から汗 ! 手に汗握るのです! | RANZAN | 2019/1/14 15:17 |
Re: 額から汗 ! 手に汗握るのです! | RANZAN | 2019/4/17 14:41 |
Re: 額から汗 ! 手に汗握るのです! | RANZAN | 2019/5/18 14:53 |
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