皆さん
おはようございます

早いもので今年ももうあと僅かですね。
この掲示板にも書きたいことは頭の中に一杯あったのですが、つい遅い時間まで音楽を聴いてしまうので、書けないまま時間が経ってしまいました。
総括というほど大そうなものでは無いのですが、最後に思う所を少しだけ投稿させていただきます。

今年は秋に新コンセントの発売に合わせてアコリバの製品を短期間に大幅に導入（バージョンアップ）しました。
部分的には他のスレッドで感想を書かせていただきましたが、拙宅のオーディオの音が一気にリフレッシュしたかのような素晴らしい音で音楽を楽しめるようになりました。
具体的に書きますと、壁コンセントを新コンセントに変更、電源BOXを新コンセントにバージョンアップ、SPケーブルのPC-tripleC化、PC-tripleCのフォノケーブル・電源ケーブルの導入、PC-tripleCにしていなかった部分のラインケーブルのバージョンアップ等々と変更箇所は多岐にわたります。

今までは、一箇所ずつ効果を確かめながら変更を加え、ステップアップを図ってきたのに対し、今回一度にバージョンアップ等を行ったのには私なりの理由があります。
1つは、試しに使った新コンセントの印象が強烈で、全てのコンセントをこれに変えることによるメリットがとてつもなく大きいものに感じられたこと。
もう1つは、SPケーブルをPC-tripleC化するにあたり、すべての信号ケーブルのPC-tripleC化を実現したかったこと。
更に、アナログを始めたことで必要なケーブル類が増え、それらに最初からアコリバの製品を使いたかったこと。
そして上記にも関連しますが、最大の理由はそれらを導入することにより、自分の目指す音に間違いなく近づくという確信があったからです。
結果は言うまでもなく、自分でもビックリするくらいオーディオの音が変わり、今までオーディオをやってきた中で最高に素晴らしく、且つ音楽の魅力が感じられる音となり心から満足しています。
今後はまた少しずつ改良を加えながら自分の理想とする音に調整していくつもりですが、今回のような一度に階段を駆け上がるような転機に恵まれたことと、それを後押ししていただいたKさんには感謝しております。

オーディオの音が良くなってくると、音の良し悪しよりも演奏の良し悪しの方に耳が傾く割合が多くなって来ました。
陳腐な表現ですが、演奏を聴いているという感覚がとても大きく、そこに吸い込まれるかのように音楽に没頭し、体全体（特に心で）で音楽を楽しんでいるのが自分でもわかります。
演奏から多彩な表現が感じられ、無限の情報が心に届き、録音物を聴いているにも拘らずまるで一期一会の音楽に触れているかのような感覚で毎回聴き入ってしまいます。
音楽とは何と素晴らしいものなのだろうと聴くたびに思い、ますますオーディオの大切さを実感するようになりましたし、聴く音楽の幅も更に広がりました。
良い音で聴くという事が、音楽の魅力を何倍にも高めてくれるという事を改めて実感しています。


今年は沢山の会員の方にお会いできたのも大きな収穫でした。
嬉しいことにライブにもお誘いいただき、生演奏を一緒に楽しんでからその話題で盛り上がるという至福の時間も過ごさせていただきました。（テリー・ボジオのドラミングは驚愕でした ホワイトメタルさんありがとうございました）
考えて見れば、音楽・オーディオを生涯の趣味として若い頃から楽しんできましたが、アコリバの掲示板を通じて多くの方々に巡り合い、その交流の中で更に音楽やオーディオというものの存在感が高まったように思います。
皆さんのおかげで今の私がありますので、皆さんには心から感謝しています。

今月の初めにKさん、ホワイトメタルさん、ケミさん、そして初めてELPEAMANさんのお宅に寄せていただきましたが、オーディオ装置は違えど皆さんそれぞれに良い音で音楽を楽しまれています。
どのお宅でも拙宅にはない魅力が沢山あり、こういう音で聴けたら幸せだなと思いながら聴かせていただきました。
音の記憶というのはいい加減なようで実は割とはっきりと覚えているもので、皆さん前回聴かせていただいた時よりも更に素晴らしい音になっており、好きな音楽を交えての話はとても楽しく、有意義な時間でした。
お忙しい中皆さんには時間の調整をつけていただき、ありがとうございました。
また来年も機会をつくって寄せていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

Kさんにはその後、「山羊に、聞く？」でのインタビューに同席させていただき、興味深い話を少し離れたところで聞かせていただきました。
いつもお聞きしているようなアコリバの製品開発理念に繋がる話でしたが、オーディオとは一見かけ離れたような話の中にも理にかなった部分が多々あり、また初めて耳にするような開発秘話などもお聞きし、とても面白い内容でした。（あれをまとめるのは大変そうですけど）
インタビュアーはオーディオ業界とは直接関係がない方の様でしたが、変に知識がない分先入観なしに自分の経験と感性とを絡めて話の真意を汲み取っておられるようで、つい話が横道にそれてしまうのも面白いところでした。
インタビューは数回に分けて行われるようで、どの様な形で掲載されるのかは分かりませんが、オーディオ誌では見られないような中身の濃いものになるのではないかと楽しみにしています。


また来年もよろしくお願いいたします。
皆さんよいお年をお迎えください