当方は日々自宅の簡易スタジオにて
ナレーションを録音しているので、
その環境で改善効果がどれくらいあるのか
導入してみました。

環境としては簡単で、
ノートパソコンから
RME BABYFACEPRO、
オーディオテクニカのAT5040という
コンデンサーマイクです。

途中ケーブルはすべてアコリバ製、
音質判定には、
ATH-A2000Zというヘッドフォンを
使って、厳密に聞き比べています。

貼り付け前と
貼り付け後に録音した音を
聞き比べているので、
何度も確認できます。

使用箇所としてはまず、
すべてのUSBケーブルの接続部分に
貼り付けました。

すると！
録音した自分の音声に
付帯音として聞こえていた部分が
消滅しており、
自分の音声だけを純粋に
取り出したような音に
より近づけることが出来ました。

実感値としては、
10％ぐらいの音質向上を
達成しました。

自分の声だと思って聞いていた音声には、
実は様々な音の要素が
合成されており、
直接音、間接音、
電気抵抗や
電磁ノイズ、
機器や接点の微振動など、
非常に複雑な様相を
呈しているのだと思います。

今回はその中の
電気抵抗や接点の微振動に
効果があったのだと思いますが、
音声全体にまとわりついていた
高音域の付帯音が
きれいに取り除かれ、
人間には感知できていない
微妙な振動がこれほど音声に
影響をしていたことが
よく分かりました。

他にも、電源ブレーカーにも
貼り付けてみましたが、
これが驚きの結果となり、
音声全体がとても深くて奥行きのある
方向へ変化し、
貼り付け前の音は
薄っぺらくて平面的な音でした。

実感値としては5％程の向上です。

さらに、マイク本体の
コンデンサーカプセル直上の
金網部分にも貼り付けてみましたが、
これも金網の振動を中和してくれ、
生々しい音により近づけることが
出来ました。

実感値として3％の音質向上です。

以上、今回のモニター使用の
ご報告となります！

他にもまだまだ使用方法が
ありそうですので、
もっと注文しようかなと
財布と相談しながら
迷っております！

録音エンジニアさんに
強力におすすめです！

ありがとうございます！