掲示板トップページ

お知らせ

「長時間かけて書いたコメントが送信できなかった」等の送信エラーのご報告をいただいております。 こちらは一定時間が経過した段階で、タイムアウトと判断している為です。 掲示板のセキュリティ上、どうしてもタイムアウト時間を設定する必要がございます。 つきましては、メモ帳などで下書きいただく等でご対応いただければ幸いです。 今後とも当掲示板をよろしくお願いいたします。
メイン
   [00-06]アナログレコード
     修理から大幅な音質改善の報告(アコリバ活用術)
投稿するにはまず登録を

フラット表示 前のトピック | 次のトピック
投稿者 スレッド
にゃんた
投稿日時: 2017/4/20 21:23
一人前
登録日: 2015/1/21
居住地:
投稿: 123
修理から大幅な音質改善の報告(アコリバ活用術)
みなさまこんにちは

今回は管理人さんから受け継いでおります愛機 
PL50L の修理から大幅なクオリティアップ
までのご報告です。

益々、アナログ熱が沸騰しており針圧やらオーバーハングやら
基本的なことから再点検。。それからPL50Lの説明書を
ネットで探しオイルダンプ機能についてやアームの
高さ調整機能などさまざまな調整方法ができることに
気づきました。

あまりに楽しくなってしまいオイルダンプカップをクルクルと
回してみると、トーンアームが上下したのでここでも
調整ができると舞い上がっておりましたら、
突然音がでなくなってしまいました。

びっくりしてバラしてみるとトーンアームの内部配線が
何重にもよじれて断線しておりました。高さ調整と思って
回していたオイルダンプカップですが、まったくの間違いで
回してはいけないものを回しておりました。
内部配線を復元しようにも完全に断線しており無理でした。
自分の無知で大切なPL50Lを壊してしまったと思うと
悲しくて仕方ありません。

それから修理することができないか専門店や修理屋さんに
連絡し続けましたが、どこも
「ここまで断線していたら無理ですね。」
「ヤフオクにPL50Lはいつでも出品されているので、
買いなおすかアームだけ移植するかですね」・・・・・
とのこと。。。

新しいPL50Lではダメなんです。譲り受けた時から大切に
しようと誓った愛機であるため、めげずに修理できるところを
探しました。そして、みつかりました。
そんな遠くないので実機を持ち込み相談しました。
「う〜ん、これは難しいですね。。でもやるだけやってみます。
 良いプレイヤーなので、修理ではなく進化させましょう。
 内部配線は純正に近いものではなく、ハイエンドに
 使用されているノードストTN25にしましょう。
 代金は成功したらでいいです。 失敗したらお代はいりません」 と神対応のショップでした。

そして待つこと4日で修理完了しました。内部配線だけでなく、
オートリフトアップのポテンション調整やケーブルの引き直し
など色々とチェックしてくれていました。内部配線も
エージングが必要なので、2日間ずっとレコードかけて
おきましたとのことです。

帰宅して早速聴きました。もうもの凄い改善です。
内部配線でここまで変化するとは驚きです。
アナログの奥深さを再認識しました。

文章が長くなりましたが、ここまでが修理編です。


ここからが音質アップ作戦です。

1、フォノイコライザーのアコリバチューン

これは偶然の産物です。以前管理人さんにCEC PH53を
チューンして頂き、音質アップに成功しました。
その次にプリアンプのチューンをして頂きましたが、
その時に気になる部分があり再度フタをあけて見ました。
気になったのは左右にある基盤です。
プリの ayre K1xe にはフォノステージが
ついていないと思って購入したのですが、その気になった基盤がフォノステージだったのです。

中古で購入したのですが、その時に売価がフォノステージなしの
売価だったため付いてないとばかり思っていました。
このフォノ基盤があるなしで定価では50万円も違うのです。
音質と金額は別物ですので、「あっフォノステージ付いているんだ」とだけ分かりましたが、良く見るとアコリバチューンを
集中的に実施しているのがまさにフォノステージだったのです。
これは期待できるかもしれないと早速試聴です。
ゲインがすごく小さくMM用かと思いましたが、
ネットで説明書を探しました。
出てくるのは英語版ばかりでいまいちわかりません。
なんとなくわかったのはフィルム抵抗の交換でゲイン調整や
入力インピーダンスの調整ができそうです。
ayreの扱い代理店に問い合わせしましたら、
日本語版説明書と純正のフィルム抵抗を送ってくれました。 
この神対応にも驚きです。届いてから抵抗の交換です。





ゲイン用とインピーダンス用は100Ω、
1kΩ 50kΩとなりましたが、DL103にあいそうな
100Ωにしました。出てきた音に驚きました。
若干おとなしいかなとも思いましたが
情報量と解像度がいいです。CECも良いので悩んでおります。
どちらもアコリバチューンのお蔭で音質アップです。


2、、オイルダンプ機能活用

まずは、オイルダンプのオイルを探しました。
もう30年前以上の製品なので、オイルは廃盤と
あきらめておりましたが、パイオニアは高級機エクスクルーシブ
Pシリーズの保守は継続しており純正オイルはまだ
販売しておりました。






オイルを規定量満たして、ダンプ機能の活用です。
スピーカーのプルプル震えるのがなくなりました。
雑味が若干減ったのと輪郭がはっきりするような感じです。
サブソニックフィルターに似た効果と感じました。
曲によっては使わない方が良いものもありましたので
まだ研究が必要です。


3、PSA100ピュアシルクアブソバーのカートリッジへの設置

次に魔法のわたPSA100ピュアシルクアブソーバーの応用編
です。RAS14の効果を実感した時にこの魔法のわたの力の
凄さを知りました。静電気の除去はアナログにとって重要な
ポイントと思い、リード線の中にひとつまみ丸めて入れて
みました。これがもの凄い効果なのです。
たったひとつまみ、されどひとつまみ、、、
解像度が上がり、ピントがピタリと合うのです。
ピュアシルクをお持ちの方は
是非ひとつまみをリード線にお試しください。






4、SIP8Q付属制振シート活用

次にトーンアームの制振対策です
アームの振動も音に影響するのではないかと思い立ち
SIP8Qに付属している黒いシール状の制振シートを
アームに貼り付けてみました。最初はよくばって等間隔に
5枚貼りましたが、抑圧感がでてきたので、最終的には
アーム先端と根元の2枚にしました。
これがまた音に芯がでてくるのです。
柔らかいのに芯がある音になりました。





今回はプレーヤーの断線という不幸から大躍進という
結果となりました。アナログは奥が深いです。


 


フラット表示 前のトピック | 次のトピック

題名 投稿者 日時
 » 修理から大幅な音質改善の報告(アコリバ活用術) にゃんた 2017/4/20 21:23
     Re: 修理から大幅な音質改善の報告(アコリバ活用術) モリア1 2017/4/22 19:27
     Re: 修理から大幅な音質改善の報告(アコリバ活用術) 北のノッポ 2017/5/12 17:05
     Re: 修理から大幅な音質改善の報告(アコリバ活用術) marchan 2017/5/20 14:48
       Re: 修理から大幅な音質改善の報告(アコリバ活用術) にゃんた 2017/5/20 20:30

投稿するにはまず登録を
 

新しい登録ユーザ

麿 2024/5/8
inari 2024/5/8
リュカ 2024/4/23
とりすたん76 2024/4/11

たいらん
2024/4/3
じょんび 2024/3/12
nelton 2024/3/12
ふじいくん 2024/3/5
タンドン 2024/3/5
涼木ゆう 2024/2/22

ログイン


ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

オンライン状況

33 人のユーザが現在オンラインです。 (22 人のユーザが フォーラム を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 33

もっと...