メイン [00-06]アナログレコード トランスのインピーダンス合わせ | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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owl | 投稿日時: 2018/5/27 21:20 |
常連 登録日: 2013/9/2 居住地: 投稿: 70 |
トランスのインピーダンス合わせ 今日は。
これまで、うちでは、3系統のフォノ入力があるので古い国産FR社のステップアップトランスを使っていました。そのうち、特にステレオカートリッジの2系統がまだまだ実力をはっきしていないようなので、インピーダンスを合わせたARAIの昇圧トランスMT-1をレンタル試聴しました。 O社のSPUsynergy(内部インピーダンス2Ω)用に2Ωのと、L社のETNA(内部インピーダンス4.2Ω)用はぴったりのが無くて5Ωのをお借りしました。 まず、SPUsynergyに付けてみました。 低域から高域まで音が歪み無く、感動的に綺麗に良く伸びます。背景も静かになり、もともと気に入っていた音色や響きはそのままです。 MT-1無しのETNAに変えてみると、高域の歪みの多さに驚きます。そこで、ETNAの方もMT-1を付けてみました。 同様に歪みの少ない音ですが、なかなか感動的とは言えません。そこで、アームの再調整や配線の見直しをやり直してみたら、見違えるように音が良くなりました。(なかなか、調整がうまくいかず、長く貸して頂き有り難うございました。)SPUsynergy同様に歪みの少ない音が、より音の立ち上がり鋭く、音数多く、ワイドレンジに勢い良くよく鳴ります。Synergyとは違った音色ですが、こちらも綺麗です。これで、インピーダンスをきっちり合わせたら一体どうなるのでしょうね? 1950年代ジャズの「Art pepper meets the rhytymsections」(Contemporary)(ステレオ盤)は、デジタルフォノイコJoplin2をColumbiaカーブにして、どちらのカートリッジも甲乙付けがたく、アルトサックスがいい音色で鳴ります。Synergyは抑揚が味わい深く、ETNAは音の立ち上がりと勢いがありかつ、倍音が多くて綺麗な音色が気持ちよいです。 1970年代ロックでは、「4 Way Street/Crosby,Stills,Nash & Yong」(Atlantic)(ステレオ盤)は、やはりColumbiaカーブで、synergyが良く合います。、背景が静かでボーカルやギターの音がライブの会場に浮かび上がってきます。カートリッジが上等になったようです。 「呪われた夜/Eagles」は、調整前はsynergyの方が音色が綺麗で良かったのですが、今はETNAも倍音が良く鳴っている感じでボーカルやギターの音色が綺麗です。リズムの速いロックやフュージョンはETNAの方が良くなりました。 新しめの録音では、「時のまにまに5/井筒かなえ」 以前は、うちではCDの方が勝っていたのですが、今は、アナログと比べると、ボーカルが素っ気なく聞こえます。ベースの音もCDは一見量感があるようなのですが、(両方のカートリッジともに)アナログの方が下まで良く伸びていて、CDの方は少し不自然なブーミーな感じに聞こえるようになりました。 どちらのカートリッジもMT-1を付けると、目の覚めるような変化です。昨年からの目標である、「(新しめの録音でも)アナログをCDに負けないようにする」は達成するどころか、CDを完全に超えてしまいます。 ありがとうございました。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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» トランスのインピーダンス合わせ | owl | 2018/5/27 21:20 |
Re: トランスのインピーダンス合わせ | mmm | 2018/5/28 8:56 |
Re: トランスのインピーダンス合わせ | owl | 2018/5/29 21:12 |
Re: トランスのインピーダンス合わせ | mmm | 2018/5/30 8:33 |
Re: トランスのインピーダンス合わせ | owl | 2018/7/5 17:22 |
Re: トランスのインピーダンス合わせ | 管理人K | 2018/7/6 1:42 |
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