メイン [03-03. AC電源関連]電源ケーブル POWER STANDARD-TripleC-FM / AC2.0TripleC 音だま聞こえました | 投稿するにはまず登録を |
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トム・ワルーズ | 投稿日時: 2021/10/25 0:00 |
新米 登録日: 2021/10/1 居住地: 投稿: 2 |
音だま聞こえました 私がaccoustic revive製品を使用した感想を書き込むことでオーディオ好きのどなたかの参考になればと思い、つたない感想文を思いつくままに書いていきます。
これまでずっとCDプレーヤーの電源ケーブルにP社(ホームページの個性的な書きぶりが有名ですね)のケーブルと電源ボックスを使ってきました。付属ケーブルから入れ替えるとずいぶんと音が深く力強くなったなーと、それなりに満足していたのですが、POWER STANDARD-TripleC-FMを貸し出してくれるというので、ものは試しとCDプレーヤー用に借りたが最後、いかれてしまいました。同時に財布のひもが切れてしまいました。 使用感想文を書く前にオーディオ歴と音楽歴を記しておきます。どんな遍歴の人物が感想を書いているのか分かった方が感想文もリアリティーがありますよね。機材自慢しているように聞こえるかもしれませんが、自慢ではありません。20畳のオーディオルームもマイ電柱もゴールドムンドも持ってません、当たり前ですが。タダの音楽好きな66歳オッサンです。いや、オジイサンか。 レコードが1200枚、CDが1500枚。お金を貯めておけばベンツが買えたのになー。残念。 10枚以上持っているのは、思いつくままに、FOURPLAY、ビートルズ、スティービーワンダー、ELO、マービンゲイ、EWF、バリーホワイト、プリンス、サンタナ、キーススウェット、CHIC、あとイロイロですね。美空ひばりも、越路吹雪も、ピアソラも、山下達郎も、深町純、ラフマニノフも、マーラーも好きです。 30年ほど前、まじめな会社員でありながらアルバイトで貯めた100万円を握りしめ、秋葉原の某店に突入、あらかじめ決めておいたサンスイのAU-D907 decade、JBL4312、DL103、パイオニアのレコードプレーヤーなどを購入。店員さんの目の前にドーンと100万円を積み上げドヤ顔でした。 その後幾星霜、結婚し子供が出来るとリビングで大音量で聴くこともかなわず、ちょっとボリュームを上げるとそれ以上の大音量でヨメがうるさーいと絶叫するので、仕方なく四畳半の自室にこもり、デスクトップオーディオ三昧。 AU-D907 decadeと、SOULNOTE SC1.0、QUAD 11L2で楽しんでおりました。その後スピーカーがFOSTEXのG1001MG(店頭で一目惚れ衝動買い)に変わりました。FOSTEXのG1001MGをデスクトップスピーカーとして使うのはオーバースペックという気もしますが、この頃にはデスクトップを極めようという気になっており(もちろん、私の財力の範囲で)鉄材のスピーカースタンドに重量30キロの集成材天板(これが効果大でした)、RCAケーブルもあれやこれや、スピーカーケーブルもあれやこれや試しました。 AU-D907 decadeと一生を共にするのかなーと思っていましたが、さすがに限界かなーと思うところもあり、(しかし、電気製品で30年間使えたというのもすごい話です。しかも、かなり酷使して)現在はDENON PMA-SX1と、DENON DCD-SX11で、前述のP社のケーブル類という布陣でした。 さて、ここからが本題です。 お借りしたPOWER STANDARD-TripleC-FMをCDプレーヤーにつなぎました。「えっ」というのが感想です。次に「ふ、深い」さらに、音の分離が良くなり、左右の音がちゃんと左右から聞こえるという感じです。これまでは左右が混濁して聞こえていたということですね。広がりも出ました。左右に5Mくらい広がった感じでしょうか。音の余韻も出てきました。ボーカルのリアリティーも向上しています。スティービーワンダーのハーモニカもこんなに感情を込めて吹いていたのか、涙ちょちょぎれるぞと、初めて分かりました。 うーん、これは「買い」だなと。値段は電線としてみれば高いような気もするが、コスパで考えると機材をワンランクアップさせたくらいの効果がある、だとすると安いという言い方も出来る。やっぱ、「買い」だな。ということで、めでたく購入。 商品が無事到着。CDをとっかえひっかえ。「いいぞ、いいぞ」こんな音が入っていたのかという発見の連打。 すると、心の中で悪魔がささやく。「ケーブル一本変えただけでコレだから、アンプも電源ボックスも変えてみたら?」 えー、電源周り全部買うとなんぼやねん。お金が絡むとなぜか関西弁。当然、相当な出費になるが、もうこの頃にはもう止まりません。ヨメにいつ話を切り出すかが最大の問題になり、ココロのほぼすべてを占めていました。ヨメの機嫌が良いときにふと思いついたように軽い感じで言ってみました。「買って良い?」ヨメはあきらめにも似た憐憫の表情で「ふー」と大きくため息をつき「好きにすれば」と。 買いました。 POWER STANDARD-TripleC-FMを追加で2本と、電源ボックスYTP-4R。これでコンセントから電源ボックスまでとアンプとCDプレーヤー-まで、足回りの完成です。大瀧詠一さんがオーディオは電源だと言っていたらしいですが、さすが師匠は洞察が深く鋭い。 長い前置きはここまでで、いよいよ音の感想です。 はっきり言って大変なことになりました。コレはリアリティーというのでしょうか。ボーカルが精細というより、気持ち悪いです。 コーラスが途中から入るような曲では思わず振り返るリアリティーです、生身の人間が耳元でささやくような現実味のある音です。 言霊というか、音だまというか、声だまというか、リアルで魂が宿る感じがします。前後左右に音が広がり、透明感が深まり、奥行きも感じます。ミュージシャンの狙いが聞こえてくるような気がします。キーススウェットの甘いバラードを聴いていると重低音にボーカルが重なり合い、その音の重なりが左右に広がります。女声コーラスの上にキースのねっとりした声が乗っかり、ちょっと放送禁止のレベルまで行ってます。 SADEのあきらめにも似たけだるいような声に諦観を感じます。諦観の愛のような、ナンやら分からない感情がわき上がってきます。これまで聞き逃していた音が聞こえます。妙な間があるなーと感じていた曲の間奏部分に意味のあるメロディーが隠されていました。そうか、こういうことだったのかと初めて分かりました。オーディオがあるクオリティーまで達しないと聞こえなかったと言うことなのでしょう。いや、これまでも音は聞こえていたのだが、それが意味のある音であることに気がつかなかったと言ったほうが正確かもしれません。音の意味まで聞こえると言うことは、ミュージシャンの意図まで聞こえるようになったと言うことですかね。 結語。音楽好き、オーディオ好きの主流派ではないと思いますが、私と同じようにデスクトップオーディオをなるべくいい音で聴きたいと言う人も中にはいると思います。そんな人にもPOWER STANDARD-TripleC-FMと、電源ボックスYTP-4Rの組み合わせはおすすめですね。もし、友人にいい音で聴きたいんだけどと言われたら絶対お勧めしますね。 |
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» 音だま聞こえました | トム・ワルーズ | 2021/10/25 0:00 |
Re: 音だま聞こえました | スキャット | 2021/10/25 20:30 |
Re: 音だま聞こえました | トム・ワルーズ | 2022/1/29 22:32 |
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