POWER SENSUAL-MD-K導入し、３日経過しました。

所有しているCDを片っ端から聴いていますが、1枚だけ感想を書かせていただきます。
Acoustic Revive Classicsの佐藤俊介 J.S.Bach : Sonatas and Partitas for solo violinです。

このCDは、音だけではなく現場の空気感がそのまま録音されているように思いました。
ヴァイオリンの擦れる音、演奏者の息づかいはもちろん緊張感まで伝わってきます。
驚いたのは、4トラック目から、演奏者の緊張感がほぐれ演奏にのってきたように感じたことです。
音だけではなく奇をてらったところのない丁寧な演奏は素晴らしく、バッハの世界に浸ることができます。

素晴らしい演奏と音響のよいハーレルム教会、それらをすべて録音できる技術、3つそろわないと良いCDが生まれないことを改めて感じました。
バッハの無伴奏は多くの録音がありますが、この3つの条件がそろったものは、そう多く存在しないのではないでしょうか。

録音するトーンマイスターの意図を忠実に再現するAcoustic Reviveの電源ケーブル、ますます好きになりました。