のっぽさん、

黒いRR-77カッコ良いですね。
トップのピラミッドは別にして。（すみません）

我が家では、QR-8の取り外しが続いています。
まずスピーカーボックスの裏側の真ん中に貼ったのを剥がしました。低域が少し膨らんで聞こえます。
貼ると低域が閉まり、スッキリした感じはするのですが、どうも私の好みとは違うようです。
アコリバ製品効果は、たいてい余分な響きがとれて、曖昧さの無い、より正確な実体感ある再生音という感じになるのですが、時にカッチリ感が過ぎて、ほのぼの感みたいなものが薄れるようで、窮屈に感じることがあります。
もともと真空管アンプでフルレンジを聴いている当方では、スペック、特性みたいなものは端から無視です。
かなり個性的な響きを楽しんでいるわけで、その個性と違う方向へは持って行けないのです。
オーディオ的には改善されているのでしょうが、機器の能力がそこまでついて行けてないというのが正しいかもしれません。
その他、貼った時にさほど変化を感じなかったものも外しつつあります。

もちろん、剥がしたらガクッと上手くない方へ変わったものもあります。
特にアナログプレーヤーのトーンアーム2粒とDDターンテーブルの底板1粒は、すごく効果的です。
一番気に入っているのは、スクラッチノイズの出方が変わりました。ノイズが多くて敬遠していたLPで聴けるようになったものがあります。
ノイズが無くなったのではありませんが、耳につきにくくなりました。
パチという音の周波数が変わって気にならない周波数帯域に行っちゃったのですかね。

パワーアンプのヒューズケースのネジ込みキャップの頭に貼ったものは、音のS/N、安定感に効果を発揮しているようです。

電源ブレーカーの周辺にも皆さんのアドバイス通り貼っています。
ものすごく効果的か、もう一つ判っていないのですが、QR-8使用の定石のようですので、そのままです。

機器の内部に貼ったものなどは、簡単には外せないので、また気力充実の時に試してみたいと思います。

乾燥してスピーカーにはコンディションが保ちやすい季節です。
しばらくは聴きこんでみます。気になるとこが出てくるでしょうから、その時はまたアコリバタイムですね。

では、また。