メイン [11-01] USBケーブル USB-1.0SP-TripleC&USB-1.0PL-TripleC / R-AU-1-SP-TripleC&R-AU-1-PL-TripleC / USB-TRES PCオーディオとUSBケーブルのTripleC化 | 投稿するにはまず登録を |
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zappa1993 | 投稿日時: 2016/10/11 0:10 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: PCオーディオとUSBケーブルのTripleC化 Yoさん
こんばんは YoさんのPC製作をお手伝いさせていただく中で色んなご質問を受け、私自身も色々と考える機会を与えていただいたと思いますし、私が思い描くオーディオに適したPCというものがそれなりに理にかなっているという事も確かめさせていただくことが出来、感謝しております。 流石に今まで色んなことを納得いくまで突き詰めてこられただけあってPCを使ったオーディオにおいてもご自分でよく検証され「よこそこまでやるな」と驚くことも度々ありました。 自作のPCはオーディオ向きには組み立てているものの決してオーディオ機器として一から作られたものではありません。 それをオーディオシステムに組み込んでオーディオとして納得行く音が出るようにする為には音の変化を正しく聴き分けて調整していく術が必要だと思いますが、この点においてもYoさんは「あくまで音楽が主」という姿勢を徹底されていたと思いますし、その音の良し悪しの判断に何度か同席させていただいたこともとても楽しいものでした。 PCを使ったオーディオはマイナスからスタートしているようなものだと私は考えています。 ノイズの塊のようなPCは本来オーディオに不向きであるはずなのですが、入念にノイズの発生を抑え、また吸収し、電源環境を整えるなどしてようやくスタートラインに立ち、そこからはOSやソフトの設定の工夫、保存媒体ケーブル等を良いものに変更するなどして何とかCDPでの再生と同程度の音、その先は今回Yoさんが実践されたような内部配線の変更や保存先の選定等々あまり人がやらないような所まで突っ込んで一つ一つ改善していってやっとCDPとはまた違うPCオーディオの魅力というものが見えて来るような感じではないかと思います。 これは決してCDPを超えたという意味ではなく、あくまでまた違った魅力を持った再生方法として両立できるという意味です。 PCを使ったオーディオは自分で手を入れられるところが普通のオーディオ機器に比べ圧倒的に多く、またその変化がやってみなければ結果が分からないような所も多くあり難しい反面、自由度が高くやろうと思えばいくらでもすることはあるのですが、やりすぎるといつの間にか歪な音になってしまうこともあります。 その点、Yoさんは『もうこれだけの音が出せたのなら十分』と何度か区切りをつけて、どこか不満が出てきたときや、更にこうしたいという所が出てきたときに集中して調整をされているような感じでしたし、音楽として聴くのに良い音というスタンスで常に取り組まれている所が流石だと思います。 最近は私の方が教えていただいているような事も多々あり、逆に良い刺激を頂いております。 今後ともよろしくお願いいたします。 >1)電源関係では上記しましたように、オーディオ機器並みの「きれいでパワフルな電源」が必要でした。 電源ケーブルもPCに用いた時とオーディオに用いた時とで同じような傾向の音になるのは不思議です。 DACにデジタルデータを送るだけの動作しかしていなくても、電源環境で大きく音が変わるのは間違いありませんし、ここは必須項目ですね。 >2)PC内の電源からの各パーツへの配線も数珠つなぎ配線ではダメでそれぞれ電源からSSDなどへ配線する必要がありました。 これは理屈で言えばその通りなのですが、最初からそこに目を付けてすぐに実践されるところが流石です。 SSDやHDDもそれ自体がノイズ源になりますので、これらに限らずなるべく他に悪影響を与えない(受けない)工夫が大切だと思います。 >3)PC内のパーツの配置ですが、SSDやディスクドライブなどを近接で配置するとダメで、それ相応の距離を保って配置する必要がありました。 配置ひとつで音が変わるのですから本当に難しいですね。 PCは出音のすべてを自分でコントロールするというのはおそらく無理ではないかと思いますし、現状でたまたまこの音になっている(自分の意識しないところで音が変わる)と捉えてもいいような気がします。 >4)SSDをパーテーションで仕切ってプログラムとデータストレージを兼ねる使い方は音的にダメで、完全に分けるべきことがわかりました。 これはYoさんに教わるまで知りませんでした。 1台のSSDをOSなどのプログラムが入ったパーティションとデータ保存用のパーティションに分けてデータ保存用のパーティションにデジタルデータを保存するよりも、データ保存用に別のSSDを用意し、そこに保存した方が音が良いということですが、これは仰る通りでした。 私の記憶では、以前パーティションで区切ったドライブに保存したデータも別のSSDに保存し直すことで音が良くなったように思うのですが、もしそうだとすると、デジタルデータそのものが悪いのではなく、データを読み出す過程で音に変質をきたす何かがあるという事になると思いますし、それが何かというのを予想してみるのも勉強になりました。 >5)OSもWin8.0で始めましたがインターネットに接続すると自動的にWin8.1やWin10にアップデートしようとします。しかしこれはダメでWin8.0に比べて再生音質が悪くなります。たぶん(音楽を目的とするなら)余計なプログラムが働く様になるからだと思われます。 OSのバージョンによって音が変わるのはもうどうしようもないのですが、その中でもなるべく音が良いOS(これも変な表現なのですが)をインストールし、その上で不要なプログラムやサービスを除きPCの動作を軽くしてやることは有効です。 オーディオ用に作られた訳では無い以上、オーディオに適した(良い音に近づく)調整は不可欠だと思いますし、勘所が判れば難しい作業ではないのでやって損のないところだと思います。 YoさんのPCのようにオーディオにしか使わない場合であれば、一定の音を保つためにもバックグラウンドで勝手に行われるバージョンアップは避けた方が良いと思いますし、OSの視覚効果やカラーなども極力シンプルなものにするのがベストだと思います。 こうしたことで本当に音が変わるのですから喜んで良いのか悪いのかよく分かりません PCの内部配線については後日書かせていただきます。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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PCオーディオとUSBケーブルのTripleC化 | Yo | 2016/10/2 21:54 |
» Re: PCオーディオとUSBケーブルのTripleC化 | zappa1993 | 2016/10/11 0:10 |
Re: PCオーディオとUSBケーブルのTripleC化 | Yo | 2016/10/16 10:35 |
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