メイン [00-06]アナログレコード イコライジングカーブについて | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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ケミ | 投稿日時: 2017/12/27 11:46 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: イコライジングカーブについて みなさん、こんにちは。
Columbiaも”COL”が用意されていますので、変化の様子をレポートします。引き続きstereo盤での検証です。 Columbia盤は最も多くを所有しているレーベルで、RIAAとの相性の悪さは一番かもしれません。ハイ上がりになってヴォーカルは上ずるし、低域に力がありません。何よりも演奏が我々に向かってきてくれません。数ある盤の中から『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』『ブックエンド』『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム 』を挙げてみました。 ボブ・ディラン・サイモン&ガーファンクルの声が全く違って聞こえます。声にあたたかさと厚みが生まれます。演奏も当然生演奏のようになりますし、 「Save the Life of My Child」の三次元展開は半端ではありません。「Someday My Prince Will Come 」でもマイルスが穏やかになって6人が一体となった演奏が部屋全体に満ち、部屋を突き抜けていきます。超気持ちいいです。 また、女性ヴォーカルが本当に魅力的になります。ドリス・デイやイーディ・ゴーメはもとより、ジャニス・ジョプリンの金切り声がおさまり超格好いいブルースが楽しめます。両面最後まで聴いてしまいました。 Men at Work『Business As Usual』はKさんから日本盤の方が洋盤よりも音がいいことを教えてもらい、日本盤で「Down Under」を我が家に来ていただいた方に聴いていただいていました。しかし、米盤を”COL”再生してみたら、米盤の方が彫りが深かったです。 Columbia系列のEpicも”COL”再生が正解だと思います。しかし、『Thriller』は音がいいんだけど、『Off The Wall』はイマイチしっくりこないと感じていました。米見本盤でも同様でした。ここにもイコライジングカーブの影響があったようです。 どうも『Off The Wall』はColumbiaカーブで、『Thriller』はRIAAのようです。ColumbiaはこのあたりでRIAAに切り替わったのではないかと考えられ、ビリー・ジョエルの『イノセント・マン』では明らかにRIAAでのカッティングがなされていると思われます。 Columbia盤・Epic盤は所有数も多いし、名盤も数多ありますが、ここあたりで止めておきます。 |
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