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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2021/4/20 13:26 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3267 |
クラシックと歌舞伎のコラボ! 皆さん こんにちは。 4月18日(日)NHK Eテレ「クラシック音楽館」において、今回はストラヴィンスキー没後50周年特集 作曲家「ストラヴィンスキーとはなにものか」というタイトルでの放映だったのです。 20世紀初頭、パリを席巻したストラヴィンスキーの代表曲、あのバレエ音楽<春の祭典>を自ら指揮し、 演奏したときの名演でした。 <火の鳥><ペトルーシュカ><春の祭典>の3つのバレエ音楽は、イーゴル・ストラヴィンスキーの 3大バレエとして広く知られており、その代表作であるだけに留まらず、20世紀の音楽に多大な影響を及ぼした ということでした。 当時のストラヴィンスキー指揮、NHK交響楽団の演奏を視聴してみると、さすが画像の粗さは止む得ないところ ですが、始めは、春の目覚めのように、ファゴットのテーマから始まり、各楽器がそれを受けて異様な雰囲気を 醸し出していくのです。 また、弦のトゥッティによる強烈なスタッカートのリズムが印象深く、野性的な踊りが連想され、高い緊張感と 狂ったような盛り上がりで目覚ましくなるのです。 こうして、重苦しく神秘的な雰囲気が醸し出されていき、大地の息づきが描かれていくのです。 響きとしては良質で、シアタルームいっぱいに鳴り響いていく充実感を味わったのです。 当時<春の祭典>を演奏した後の対談で、ストラヴィンスキーは次のように語っていたのです。 「私は、空想のうちに壮重な異教徒たちの祭典をみた。ぐるりと輪のように座った長老たちが、一人の娘が 死ぬまで踊り続ける様を見守っていた。彼らは春の神にいけにえを捧げるために、その娘を犠牲にしていたと のである。この幻想から強烈な印象を受けた私は、それを異教的なテーマを得意とするニコラス・レーニヒと いう友人の画家に話した。レーニヒは、その話に熱心に耳を傾け、私の霊感を歓迎し、この創作の共作者に なった。その後、パリでディアギレフに会った私は、このことを彼に話した。するとディアギレフは、この考えに 熱中した。」 こうして第3のバレエ音楽は、そうしたプロセスを経て1913年の春に完成をみたということです。 また、二度と見られない「歌舞伎とクラシック」、何と珍しいクラシック<春の祭典>と歌舞伎役者「尾上右近」が 探る芸術の革新ということで、尾上右近自らが演出した、幻想的に舞う歌舞伎とクラシック音楽とのコラボレー ションも披露してくれたのです。まさに珍しくもあり粋なものでした。 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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新鮮な音と映像!! | RANZAN | 2018/6/6 16:00 |
Re: 新鮮な音と映像!! | RANZAN | 2018/6/21 6:36 |
きめ細かな美しいしい画像!! | RANZAN | 2018/7/1 12:44 |
Re: きめ細かな美しいしい画像!! | RANZAN | 2018/10/22 14:24 |
Re: きめ細かな美しいしい画像!! | RANZAN | 2018/11/25 13:59 |
Re: きめ細かな美しいしい画像!! | RANZAN | 2020/5/28 17:30 |
» クラシックと歌舞伎のコラボ! | RANZAN | 2021/4/20 13:26 |
8K対応 ホームシアター ! | RANZAN | 2021/9/14 15:23 |
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