メイン [00-02]オーディオ全般 オーディオにおける「質感」を考える | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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maro | 投稿日時: 2009/12/1 16:10 |
一人前 登録日: 2008/2/21 居住地: 上州 投稿: 140 |
Re: オーディオにおける「質感」を考える 管理人K殿からの問題提起、「オーディオにおける質感とは?」において、
会員の皆様の書き込みが活発で、これらを読んでいて気がついたのですが、 書き込みをしている会員の方々は、多少の差こそあれ、皆それぞれ自分なりの 【基準】をしっかり持っているんだなぁ。。。と感心しているところです。 「質感」とは本来、物質に触れたときの感触を定性的に伝える言葉ですね。 「オーディオ」においては製品の状態そのものを指すと思いますが、 ここでは「オーディオにおける放たれる音の質感」と言うことですから、 物質に対する質感とは違い、実に抽象的かつ感覚的なものになると予想されるので、 その表現は非常に難しく、個人差があるのかな、と思っていました。 が、そんな杞憂は書き込みを読んでいるうちに消え去りました。 小生が思う「オーディオにおける音の質感」とは「正しい音」が聞けるか? に絞られます。 では小生にとっての「正しい音」とは何か? それは、、、 演奏される会場を含む生の楽器の音、とりわけアコースティックな楽器の音。 そのものです。 これは小生にとっては、こちらの掲示板にくどく書き込んでいますように、 【生音】があくまでも「正しい音」の【基準】としていることを意味しております。 では、【生音】とは? 演奏会に行くと、アコースティック楽器では無い場合が多々あります。 エレピやエレキギター・シンセドラムなど、PA付きのボーカルやウッドベースなどは 生音ではないのでは?と言うことも。 ところが、ここでも個体差こそあれ、「正しい音」は存在するのです。 「オーディオ」という表現ではありませんが、生の振動を電気化する作業はつきまとうからです。 (完全な電子音すら鍵盤風のキーボードを押すか、PCのキーボードを押すか、 マウスを押すかの作業が入りますね)←こじつけっぽい??(^^ゞ いずれにしても、生の振動を電気(振動)化し再度振動に復元する作業。 録音からソフトに至るまでの作業は他にお任せした場合、 我々がオーディオでしている事、CDなりレコードなりの音源をスタートとし、電気処理を行い、 最終的にスピーカーから空気の振動を得るという作業は、 ほぼ全て、なにがしかの振動を耳に聞こえる空気振動に昇華させるプロセスに他なりません。 結論としては、もう会員の皆さんにはおわかりかと思いますが、 1.源の生音が既に良質のアコースティック振動であること。 2.ホールやスタジオを含めたアコースティック振動が良質であること。 3.1.2.の生音がスピーカーから出るまでに、意図した音色の変化以外の変化が極力無いこと。 良質な振動が本来有るべき姿で表出されたときに、耳にそして心にカタルシスをもたらすのです。 これらは、ACOUSTIC REVIVEが標榜する【基準】そのものではないですか!! ------------------------------------------------------------------------------------------ > ACOUSTIC REVIVEが目指すのは自然でニュートラルな音色と質感です。 > エネルギーや躍動感など必用なものは絶対に引かず、余計な付帯音や歪み、刺激成分を取り除き、 > ソースに記録された情報をありのままに引き出す事が生々しいリアリティに繋がるという > 信念の元に全ての製品を開発しています。 ------------------------------------------------------------------------------------------ > 私も現在の音の判断材料となったのは演奏会でした。 > それは地元の合同庁舎の中にある小さなホールで、余り有名ではないニュージーランドの > ピアノ四重奏の楽団の演奏でした。 > ピアノ自体もスタインウェイでもベーゼンドルファーでもなくYAMAHAのコンサートグランドでした。 > ですが、このピアノの音が実に素晴らしかったんです。 > 美しい高域方向の粒立ちと雄大で重厚な床をも震わす低域、最強打時にも全く濁りのない分離感、 > そして上下左右前後に無限大に広がる倍音情報。 > またチェロの胴鳴りと空間にふくよかに広がる余韻、強く弾いても全く刺激成分がなく > 滑らかなヴァイオリンやヴィオラの質感などなど。 ------------------------------------------------------------------------------------------ 管理人K殿の体験と、その後追い求め続けている音へのこだわりは、 小生が求めている「オーディオにおける音の質感」と全く同じという結果にたどり着きます。 これをもって「正しい音」の定義と致します。 よくまあ、偉そうなことうなことが言えるよな・・・ なんて話も聞こえてきますが、確かにそうかもしれません。 小生の装置も環境もまだまだ「正しい音」に到達しているとは思っておりません。 でもですよ(笑)。。。求めなくては決して得られません。 まだまだ努力も必要です。 皆様のご意見や情報をいただき、さらに自分の思う「正しい音道」を追求して行きたいと思っています。 |
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