メイン [00-02]オーディオ全般 素晴らしいアクセサリーのご紹介 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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管理人K | 投稿日時: 2010/5/18 22:33 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1909 |
素晴らしいアクセサリーのご紹介 素晴らしい効果のあるアクセサリーをご紹介させて頂きます。
と言っても、弊社の新製品ではございません(笑) 今回ご紹介させて頂く素晴らしいアクセサリーとはこれ↓ メーカーはSPEC、製品はREAL-SOUND PROCESSOR RSP-1 musicDDです。 詳しくはこちらのHPをどうぞ↓ http://www.spec-corp.co.jp/audio/index.html メーカー説明によりますとミュージックDDはスピーカーの逆起電力を吸収し、スピーカーシステムのインピーダンス変動を低減する効果があるとの事です。 オーディオファイルの方ならご存知だと思いますが、この手の逆起電力吸収や消滅を謳った製品は過去にいくつか存在しました。 EC、RWC、INなどなど・・・。 私はそれら全ての製品を試しましたが、S/N比の僅かな向上などは感じるものの、音場の抑制感、音圧や躍動感、エネルギー感の減衰、変なキャラクターの付加など、副作用の方が大き過ぎて使い物になるものは一つもありませんでした。 ですが、このミュージックDDは違います。 S/N比が改善されるのはもちろん、歪みが減り質感が向上、スピーカーシステムの位相特性が改善されたかのような音場の広がり、前後表現、立体感の向上、音像の定位も密度も向上し、抑揚表現や躍動感まで増すなど、ほぼ100%正しい、正確な方向へと向上させてくれるのです。 使い方も簡単です↓ ↑写真のようにスピーカー端子(バイワイヤー端子の場合は高域側端子)にケーブルを介して接続するだけ。 現在、市販されているオーディオアクセサリーの殆どは音は変わるが良くなっている訳ではない、どこか良くなる部分はあるが悪くなる部分もある、というものばかりで、100%正しい方向へ改善してくれるアクセサリーは皆無に等しいと言っても過言ではないでしょう。 そんな中、久々の(というより他にありませんが)正しい方向へ改善されるアクセサリーの登場です。 アクセサリーメーカーの私が言うのだから間違いありません(笑) 弊社ではシングルワイヤーのスピーカー(KISO ACOUSTIC HB-1)とバイワイヤーのスピーカー(ELAC 330JET)にて実験を行いました。 まずはKISO ACOUSTIC HB-1に通常のスピーカーケーブルを用いてmusicDDを接続した状態、つまりmusicDDにおけるノーマルの使い方からになります。 musicDDでは接続するスピーカーケーブルは出来るだけ短くする事を推奨しています。 ただ、KISO ACOUSTIC HB-1においてはmusicDDを天板部に置く事が出来ないため上写真のようにぶら下がった状態でのテストとなりました。 この最初の状態におけるテストにおいてもmusicDDは絶大な効果を発揮します。 音場は広大になり、透明度が上がり見通しが良くなって、各楽器の位置関係がしっかり掴める様になりました。 今までの同様の製品で感じたような変な癖が付く事も、抑制感が出る事もありません。 次にだらしなくぶら下がっているmusicDDをしっかりと設置した状態で音質が向上するかの実験をしてみました(下写真) 弊社スピーカースタンドRSS-600にmusicDDを設置した状態でのテストです。 ぶら下がった状態に比べると、確実に音の安定感が増し、音像の揺らぎや滲みが減少し、全体の雑身も減る事が判ります。 musicDDの何倍もする価格のスピーカースタンドなどを使うのは現実的ではありませんが、musicDDは設置場所や設置方法を入念に吟味する必要があるようです。 スピーカーの上に置く場合も、癖がない優秀なインシュレーターなどを併用して置かれた方がいいでしょう。 musicDDにはウォールナット製ケースの下にフェルト製の脚が貼り付けてあります。 フェルトは一般的に癖のない素材という認識になっていますが、他の素材のインシュレーターでmusicDDを支えたらどうなるのか?の実験を行ってみました(下写真) フェルト脚を避けて、弊社天然スモーキークォーツインシュレーターRIQ-5010でmusicDDを支えてみたところ、音質は激変しました。 全体に潤い感と艶やかさが増し音像の密度が向上しディティールが明瞭になりました。 試しにもう一度フェルト脚設置に戻してみると、明らかにフェルトの音がしてしまいます。 具体的にはディティールが不明瞭になり、低域方向などは凝縮感がなくなりもわっと膨らんでしまいます。 musicDDの効果は使用しているコンデンサーや抵抗などのパーツのグレードや音質も効いていると思いますが、おそらくウォールナットのケースも音質や効果に大きく影響していると思います。 せっかく良いケースを使用しているのだから、メーカーさんにはこのフェルト脚も最初から貼り付けないで、付属させて後から貼るようにして、ユーザーが個人で自由にインシュレーターを選べるようにされた方が宜しいかと思いました。 次にmusicDDに接続するケーブルで音質が変わるかの実験です。 とりあえずはmusicDDの販売元のSPECさんがデモ用に付けてくれた通常のスピーカーケーブルにて試していましたので、このスピーカーケーブルを弊社SPC-PAに変更してみました。 先にも書きましたがmusicDDでは接続ケーブルは出来るだけ短くする事を推奨しておりますが、短いSPC-PAがなかったので1.5mと長い状態でのテストになりましたが効果は歴然、音の厚みが増し、質感が生々しくなり、S/N比は高まり立体感は向上し、正に大激変です。 musicDDは接続するケーブルによっても効果が高まる事が証明されました。 長いSPC-PAを接続した状態のmusicDDは床に直接置きした状態となったので、今度は弊社電源BOX用アンダーボードTB-38の上にmusicDDを設置してみました。 やはり、滲みや雑身が減少し、音像定位や立体感がより向上し、スピーカースタンドの上に設置したのと同様に音質が向上される事が判りました。 更に、musicDDのフェルト脚を避けて天然水晶インシュレーターRIQ-5010を併用すると、 低域方向の膨らみや滲みがなくなってディティールが明瞭になりダンピングや躍動感が増して、有機的で厚みのある実在感に富んだ音像が出現します。 musicDDは単体でも劇的な効果を発揮してくれる製品ですが、使いこなしによってその効果は何倍にもなる事が今回の実験にて証明されました。 次にバイワイヤー対応スピーカーのELAC330JETでテストを行いました。 musicDDの効能はメーカー説明によりますと、「スピーカーからの逆起電力を吸収し、スピーカーシステムのインピーダンス変動を減少させる」とあります。 しかしバイワイヤー対応スピーカーの場合は、正式なバイワイヤー接続をした場合、低域側からの逆起電力はアンプ側まで戻って影響が出ないレベルまで無くなってしまうため、果たしてmusicDDがバイワイヤー対応でバイワイヤー接続をしたスピーカーにも有効かどうかは疑問があります。 弊社で実験したELAC330JETは上写真の通りジャンパーを外し、完全バイワイヤーにて接続されていますので逆起電力の影響は回避されているはずです。 ところがこの状態のELAC330JETにmusicDDを接続すると・・・ シングルワイヤーのスピーカーと全く同様の効果が発揮されます。 S/N比や透明度が一気に向上し、音場が左右前後上下方向に拡大し音像は立体的にピンポイントで決まるようになります。 滲みや雑身も減少し、質感や音色も向上します。 バイワイヤー接続によって逆起電力の影響は殆どなくなっているはずなのに何故なんでしょう? musicDDを接続すると逆起電力の吸収だけでなく、スピーカーシステムのインピーダンス補正作用などもあるのでしょうか? SPECさんの担当の方の説明によりますと、musicDDでは使用されているコンデンサーやパーツを数年かけて徹底的に吟味して音質的に副作用がなく確実に良い方向性へと変化するものを採用したとの事です。 オーディオをやっていると解りますが、理論だけでは解明出来ない現象が多々起こります。 今回のmusicDDも開発者の情熱が引き起こした奇跡に近い現象の一つなのかもしれませんね。 SPECさんはかつて大手オーディオメーカーP社に在籍していた方達の中から雄志が集まって発足された会社だそうです。 大手では出来なかった自分達が本当にやりたい、作りたいオーディオ製品を世に問うために結束された志の高い新進メーカーです。 今後、このmusicDDの他に高級アンプなどが発売されて行く模様です。 これだけ効果のある製品を世に出した優れた耳と感覚を持たれた真のプロフェッショナル軍団の今後に期待したいですね。 |
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