皆さんこんにちは、ysk45です。久しぶりの投稿になります。
　今回、スピーカーケーブルSPC-tripleCを導入しました。

　過去にラインケーブル（XLR-tripleC-FM）導入時の激変ぶりにたまげた経験から（過去最大値）、同様の感激を味わえると思い込みすぎたか、意外なほどに第一印象としては最新のケーブルにみられる良い音ではあるが、特別な何かを感じませんでした。また、今まで使用していたA社のスピーカーケーブルが８年ほど経つ為、如何せん絶対的な差があるだろうと決めつけていたのかもしれません。（当時は優れた性能を評価されていました）
　
　しかし、最大の要因として捉えたのは、同室内（？）にニアフィールドリスニング環境のサブスピーカーがあり（これがまたメインに負けず劣らず金を掛けてしまったのですが、他メーカーながら同じベクトルというか非常に同一傾向な音調のスピーカーを選んでしまい、つまらないと思われるでしょうが、比較試聴という点では役に立つのです）、そのスピーカーケーブルを少し前に安価で評判が良いので購入したのですが、最新ケーブルの特徴をあらゆる点でよく表現し、しかもボーカル帯域が少し持ち上げられる感じで、一聴、派手に聴こえるので、それに慣れてしまった耳のせいではないかという結論に至ったのです。
　リスナーを包み込むような感覚は、スピーカーの性能が優れていれば尚更、ニアフィールドならではの世界が広がります。

　まあ、全てを毎回過度に期待するのも無理があるなと思っていました。
　
　ところがです。

　何回か試聴を繰り返し、その日は交換した（spc-triplec）メインの方を「ながら聴き」的にしばらく鳴らし続けていたのですが、気が付くと何やら、部屋全体の空気が違う、良い意味の緊張感というか、すーっと引き寄せられるような心地よさを覚え、慌てて抑えていたボリュームを通常に戻し、改めて本格リスニング態勢（？）に入るやいなや、
　「おお〜っ」
　素晴らしいではないですか。
　評論家先生のお言葉よろしく、まさに顕微鏡を覗くが如く、鮮明であり、コントラストは高く（強過ぎず：ここ大事）、そして突出しているのはやはりラインケーブルでも感じた驚異的ＳＮの高さによる透明感・音場の広さ、さらには低音の出の良さ・・　何で今まで気付かなかったのか、全てが申し分なく第一印象とは明らかに違うのです。静寂さや品位の高さには圧倒させられるものがあり、導入後にして初めて新たな感動と安堵の瞬間が訪れました。
　この確かな感覚を得るまで適当に書く気にはなれませんでした。リスニング環境やその時の体調などコンディションが変われば聴こえる音も違うのですが、本質の良さがにじみ出ているといったところでしょうか。
　購入時にはエージング済みとなってたのですが。まだまだ、これからですよ。（笑
　すみません、長くなりましたが。決して簡単に手を出せるとは言えない懐事情ですが、やはりアコリバ製品には裏切られませんね。
　毎度のことながらアクセサリーは奥が深いです。

　p.s.　・・ところで、‶absolute?気になって仕方ありません。（聴かぬが仏か、、）