メイン [00-02]オーディオ全般 FOCAL STERA UTOPIA tmEMtm | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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ケミ | 投稿日時: 2012/2/6 13:38 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 851 |
Re: FOCAL STERA UTOPIA tmEMtm みなさん、こんにちは。2010年秋に輸入代理店さんの発表会でそのポテンシャルの高さに魅了され、インターナショナルオーディオショウで百年の恋が冷めてしまった”FOCAL STERA UTOPIA tmEMtm”を再度聴かせていただきました。
今回の試聴は、購入を検討している方(ケーブル・アクセサリー類はアコリバで、機材にもKさんによるチューンが施されています。)の自宅にFOCAL STERA UTOPIA tmEMtmを持ち込んでものでした。結果から言いますと、FOCAL STERA UTOPIA tmEMtmは”本物”であったということです。 順を追ってその過程を説明させていただきます。 0 FOCAL STERA UTOPIA tmEMtmはすでに搬入済みで、某メーカーの純マグネシウム板とロシアンバーチのハイブリットというアンダーボードがスピーカーの下にじゅうたんを傷つけたくないという理由から敷いてありました。また、スピーカーの足はキャスターのままなので厳密には動いてしまっていると思われます(この時点で電磁石の電源ユニットをフローティングしたり、電源ケーブルはアコリバ製でKさんの手がすでに入った状態でした)。 →この状態での音は、高域がきつく、潤いがなくかさかさでした。ヴォーカルや弦が引きつっていて、お世辞にも良いとはいえませんでした。 1 まず、電磁石の電源ユニットとスピーカー間のDCケーブルをアコリバ製(特注品)に交換しました。 →0の状態での問題点がだいぶ改善されました。そして、背景がすっと開け、S/Nが良くなりました。 2 詳細は割愛しますが、ツィーター系統にシルクや水晶チップを追加しました。 →思った以上に高域のきつさが残るものの立体感が増しました(音楽を流し続けているうちにチューンの効果は増していきました)。 3 バイアンプのマッキントッシュのモノラルパワーアンプに角型コネクター使用ACスタビライザー(マッキンは丸型が入らないため)+水晶インシュレーターを追加しました。 →ここでの変化に一同驚きを隠せず、おおっという声が出てしまいました。潤いのあるしっとりとした音になり、楽器の分離が良くなっているのに全体としてのまとまりが出て、自然な低域が全体を支えています。低域だけでなくすべてのユニット(帯域)で音の出方に余裕があります。 さらにRIO-5をONにすると、そこにはまったく次元の違う音楽がありました。鳥肌が立ち、いつまでも聴いたいたい音楽が流れていました。試聴者全員が自然と中央部に集まってきたことも印象的でした。 やはりFOCAL STERA UTOPIA tmEMtmは本物だったということです。ただし、これを使いこなすには使う側にそれ以上の器量がないといけないということなのかもしれません。 残念だったことは、このような”超”感動的な場面に立ち会った輸入代理店の関係者が1名のみであったということです。今まで1年以上FOCAL STERA UTOPIA tmEMtmの底力を証明できていなかったわけですから何をおいても立ち会うべきだったと思います。本物を体験し、某販売店のエゴに屈しないしっかりとしたノウハウを身につけていただかないと老婆心ながらオーディオ業界の今後がますます心配です。 |
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