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   [00-02]オーディオ全般
     Stereo Sound No.190号
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投稿者 スレッド
ホワイトメタル
投稿日時: 2014/6/15 14:53
長老
登録日: 2012/8/21
居住地: 群馬県前橋市
投稿: 372
Re: Stereo Sound No.190号
zappa1993さん、ケミさん、YOさん

こんにちは

今回のテーマであります、「原音再生」「グッド・リプロダクション」について私なりに考えてみましたので、烏滸がましいのは承知の上参加させて頂きます。
因みに、SS誌NO.190、191号の記事には目を通しておりませんがお許し下さい。
何故ならば、zappa1993さんのご投稿の内容で和田氏と山本氏の言わんとしている事が何となく解ったからであります。

基本的に我々がオーディオを長年続ける理由として、良い再生音?それとも再生されたものの複製として捉えるのか?=グッド・リプロダクション?を目指して夢中になっている事が前提かと思います。
その根底として脳裏に焼き付いているのが、原音再生=生演奏や生歌の記憶が潜在して、その記憶を頼りに再生装置や電源などのアクセサリー類、そしてパッケージメディアの音源を利用して日々音楽に浸っている事だと信じております。

ハイエンドなオーディオは一般的な庶民の趣味としては大変高額な費用が必要とされ、ごく僅かな人しか所有出来ない趣味かと推測されます。
但し、300万円程度の車を購入するのを我慢してオーディオに捻出出来る覚悟があれば、相当レヴェルの高いオーディオライフを満喫する事も可能なのも事実かと思います。
当然、そのレヴェルに相応しい環境(調整されたリスニングルーム)も必要とされる難しい分野でもありますが。
いち早く正しい再生音に近づく事を可能に出来るのも自身の確かな聴覚と素直な感性が大前提の様に思いますが、雑誌やインターネット等の情報や評論家の評価を信じて導入して泥沼に嵌るケースも少なくない稀有な分野でもあります。

パッケージメディアについては、各レーヴェルそれぞれの録音方式や方法が存在して一概にどのレーヴェルとエンジニアが優れているかは判断し兼ねますし、同一の会場と指揮者とオケで録られた同曲でも良く録れている場合と良く録れていない場合があります。
その様な感覚を感じ取れるのも、生音の記憶に基づいて脳が判断しているものと思われます。
有名な優秀録音盤で、PHILIPSから発売されたCD、ゲルギエフ指揮:キーロフ歌劇場管弦楽団(現マリインスキー)の【春の祭典】1999年録音では、当時このソフトを聴いた時の所感としては荒々しい質感と大味で大胆な解釈でオーケストラをドライヴする指揮で、現代を代表するカリスマ指揮者の醍醐味をパッケージメディアで堪能しておりました。
しかしながら、生演奏とは異なる感覚は払拭出来ませんでした。
その数年後、某評論家が東京のオーディオショウで同ソフトを600万円強のSPで再生した瞬間、これは異次元でしか体験出来ない極めて機械的な人口音としてしか感じ得る事が出来ませんでした。
その数年後、同指揮者、同オケ、同プログラムで実演の機会に恵まれましたが、全く正反対で華麗でしなやかな質感と美音、洗練された表現、ピアニッシモとフォルティシモのコントランスを大胆且つ絶妙にドライヴするカリスマ指揮者の本領を心の底から満喫出来ました。
オーケストラでヨーロッパトップ3と言われているロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団では、近年RCO LIVEの一連のCDが優秀録音盤として評論家の評価が高いものがあります。
残念ながら、一度たりとも良いと思った事がなく、パッケージメディアで培われてしまった固定観念でロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団が世界屈指のオケだとは信じがたく、今年来日公演が予定されていましたので、思い切って妻とコンサートへ出かけました。
所感は、パッケージメディアとは全然違うではないか!と、またしても再認識出来ました。
この個性的なオケの音色をオーディオで再現する事が果たして可能なのだろうか?
良い意味での悩みの種が増えました。

やはり、原音再生=生演奏に限りなく近づけなければ感動は得られないのだと、個人的には確信しました。

YOさんが仰る再生の芸術ですが、大変失礼かと思い何度となく躊躇いましたが、原音再生とは少々異なる種類の再生音なのだど勝手ながら解釈しております。
ヴァンゲルダー録音のテナーサックスの再生音が、実際の生演奏より太い音だったけどその名声を失わなかったと言うお話はオーディオマニア的な内容で実に興味深いと思います。
日本人のジャズ再生においての哲学は、並々ならぬ拘りを感じます。
伝統の様に受け継がれているのだと確信出来ます。
生演奏(原音)よりも膨よかな音像、レトロ感溢れる音場、芳醇な質感、生演奏のタイトで柔らかく、すーっと抜ける音とは少々異なる再生音だと勝手ながら解釈しております。
私には再生の芸術まで達する費用と技量と哲学はありませんし、これ以上持論を曝け出す事は不可能になってまいりましたので、大変失礼ながら書き逃げと言う形で終わりにさせて頂きたいと思います。

申し訳ございません。

それでは、失礼致します。


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題名 投稿者 日時
   Stereo Sound No.190号 zappa1993 2014/3/12 23:50
     Re: Stereo Sound No.190号 ケミ 2014/3/13 17:59
       Re: Stereo Sound No.190号 zappa1993 2014/3/16 9:59
         Re: Stereo Sound No.190号 zappa1993 2014/6/5 0:29
           Re: Stereo Sound No.190号 Yo 2014/6/12 17:03
           » Re: Stereo Sound No.190号 ホワイトメタル 2014/6/15 14:53
               Re: Stereo Sound No.190号 Yo 2014/6/18 20:56
                 Re: Stereo Sound No.190号 ホワイトメタル 2014/6/19 23:46
                   Re: Stereo Sound No.190号 zappa1993 2014/6/28 21:28
                     Re: Stereo Sound No.190号 Yo 2014/7/6 1:24
                       Re: Stereo Sound No.190号 zappa1993 2014/9/7 10:36
                         Re: Stereo Sound No.190号 ホワイトメタル 2014/9/9 23:20
                           Re: Stereo Sound No.190号 zappa1993 2014/9/12 2:25

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