だいぶ遅くなってしまいましたが、私もようやく特製ラックを完成させ、機材の移動を済ますことができました。


今までプロジェクター設置用に購入した背の高いラックが左側前方の視覚に入り大変目障りでしたが、本当にすっきりしました。

それとともにその背の高いラックが音質的に悪影響を及ぼしていたという事実も判明しました。逆にアコリバ特製ラックが本当にすばらしいということでしょうが、今まで気になっていた部分が解消された感じです。


たとえば低域のふくらみが解消されました。クォーツアンダーボードRST-38やエアフローティングボードRAF-48を併用しても根本的な解決には至らなかったようです。ラックの強度不足(引越しの際に壊してしまった部分あり)が低域(すべての帯域がそうだと思います)がゆるんで聴こえてしまっていたようです。ラックに不安を抱えている方はここを疑ってみてもいいかもしれません。

ただ、特製ラックの設置に伴い2台目のバッテリリファレンス電源RBR-1や旧電源をシステムに追加したのでその影響が出ている部分は否めませんが、重心が下がる、音の密度感が高まる、S/Nが改善される、音場が広がる、スピーカーの存在が消えるという言葉では言い表すことができません。音に質量を感じ、部屋の存在がなくなり(まだ共振してしまう部分はありますが)、目の前には音楽しかないという感じです。


一つ一つの効果を検証しながら順次変更していくべきなのでしょうが、時間がないため途中経過のない報告ですみません。ただ今時点も途中経過であり完成ではありません。アナログプレーヤーやフォノイコライザーにクォーツアンダーボードRST-38を入れてみたらどうなるのだろうというのが一番の関心ごとです。またしばらくしたら試してみます。