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投稿者 | スレッド |
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SS | 投稿日時: 2011/11/26 14:35 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2010/4/6 居住地: 投稿: 201 |
オーディオボードと楽器素材(くろべさん1) くろべ さんへ
2011年11月26日 くろべ 様 Zappa1993 様 スタビ 様 皆 様 S.S くろべ 様、初めまして。S.Sと申します。 zappa1993様とのやりとりに横やりを挟む様で恐縮ですが、自作マニアとお見受け致しましたのでお便りいたしました。 私は、歴40年の還暦ハゲオヤジです。 自作について過去を振り返りながら意見を述べさせて頂きたいと思います。 私がこの趣味を始めたころは、Trアンプ、チューナー、テープデッキを除いては、自作が当たり前でした。スピーカーとその箱、アームとターンテーブルとその箱、真空管アンプ用やその他の部品は地方の中堅都市で十分に手に入りました。私のスタートもスピーカーの箱とプレーヤーの箱をつくり、それにスピーカーや、ターンテーブルをセットしてから、アンプに接続することから始まりました。この頃は、パーツで購入した方が税金の関係で、2割程度安く購入できたと思います。田舎ではアンサンブルと呼ばれる総てが一体となったセットが主流で、それを購入出来る人は金持ちでした。 この頃は、まさに趣味と実益でした。? 1970年代後半と思いますが、オーディオブームとなりました。コンポーネントと呼ばれて、プレーヤー、アンプ、スピーカーを別々で購入しセットすることが当たり前になって来ました。この頃、オーディオ評論家の長岡 鉄男さんが自作の雄として活躍され、有名なところではバックロードホーンスピーカーや、レコードプレーヤー、ラックの自作です。鉛インゴットにより重量を付加して、振動を押さえる手法が有名で、信じられないことですが、数Kgのインゴット、鉛粒、鉛シートが売り出されていたのです。 確かに、スピーカー箱やオーディオラックの中にはお太鼓と呼ばれて、板材の中が空洞なものを使ったり、安物のパーチクルボードを使ったりしたものが結構な高額品までありました。また、アンプなどのケースもかなりのレベルまで鉄板プレスだったのです。従って合板を使っったり、鉛インゴットを使って鳴き止めをしたりした事は解らなくもありません。 私はこれに嵌って自作マニアになりました。 この頃は、趣味と実用でしょうか? その後、1990年代にはいり、コンセントや電源ケーブルで音が変わると言われ始めました。その頃からオーディオー業界も不況期にはいったのでしょうか?メーカーは淘汰されて来ましたが、逆に製造されるものの質もあがってきたと思います。お太鼓のスピーカーボックスやラック、良く鳴く鉄板プレスの箱もあまり見かけなくなり、MDFやアルミ板になって来ました。一方電源ケーブルも含めてアコリバさんに代表されるような良質なアクセサリーメーカーも出現してきました。 今、自作は趣味と自己満足でしょうか?(zappa1993さんと同じ意見です。) 昨年来、すっかりアコリバファンになりました。全く素晴らしいアクセサリーばかりで、その性能には驚くべきモノがあります。その視点から過去の自作品で残っているものを上げて見ます。 ?趣味と自己満足 SPC−Referenceを使用した電源ケーブル:単線の電源ケーブルのロープライス版がなかった。 アコリバ赤コンを使った電源タップ:Ultimateを購入する予算がなかった。 ?趣味と実用 オーディオラック(メイン、サブともに自作。丈夫なだけが取り柄です。):過去に使ったラックの板が、お太鼓か安物のパーチクルボードだった。いまはメインのラックの上はすべてRAF−48かRST−38かRHB−20。サブラックの上は、ウォールナットかメープルの集成材。 ?趣味と実益 メインスピーカーボックス(中は複雑ですが、材は30年前のもので枯れきっています。):バッフルを交換可能にしたかった。過去に4回ほどユニットを入れ替えています。 ?と?は今後アコリバ製に更新していく予定です。?については愛着と性能の戦いで、今はまだまだ頑張って貰いたいと思っています。 てな訳で、今は徐々に自作マニアから引退しつつあります。自作は確かに面白いのですが、永遠の未完成で自己満足です。 このオーディオ趣味は、音源の録音を出来るだけリアルな状態で聴ける環境をつくり、そこで聴く事が究極と思います。リアルさの状況は様々な事が考えられるのでリアルとしか申し上げられません。 アコリバさんのアクセサリーで、過去に自作したようなものは素晴らしい性能ですべて手にはいるわけですから、後は大きな目標に向かって進むだけと考え始めました。ただし、実験(いつも実験ですが)のための自作は行っていこうと思います。 長々と自作に関する意見を述べて申し訳ありません。早速ですが、木材に関係する自作に興味がお持ちの様でしたので、私のつたない経験を御連絡しようと思います。 何かの参考にして頂ければうれしいです。 ★使ったり、調べた木材の性質 (主な出典は木材図鑑です。) 使用場所などの後は順に、 属科>、気乾比重>、性質>、用途>です ?ウォールナット サブのラックに集成材をアンダーボードとして使用。また同科の鬼グルミは、端材を色々なところに使用。結果は良好。 クルミ科>、0.63>、やや重硬で狂いが少ない。>、高級家具、銃床(衝撃に強い)、楽器材 ?ヒッコリー アコリバ製のボードをメインラックのパワーアンプのアンダーボードや、RR−77のアンダーボードとして使用。また一部のケーブルインシュレーターに使用。結果は文句なく良好。 クルミ科>、0.83>、重硬材で強度、衝撃吸収能力が大きい。>、家具、工具の柄、スキー板、ドラムのスティック。 ?ハードメイプル サブのラックに集成材をアンダーボードとして使用。結果は良。 カエデ科>、0.70>、重硬材で、肌目が緻密>、家具、楽器材、ボーリングのピン、野球のバット ?バーチ ウォールナットの集成材とバーチの合板をハイブリッドして、サブスピーカーのアンダーボードとして使用。結果は良好。 カバノキ科>、0.71>、木肌が緻密で表面の仕上がりが美しい。>、家具材、キャビネット、ドアー 以下は使った事はありませんが、 ?アルダー カバノキ科>、0.4〜0.5>、柔らかく加工性が良い>、家具材、和名はハンノキ ?スプルース マツ科>、0.35〜0.4>、木理が通直で大きな板材が取れる加工性が良い。>、建築材、良質なものはピアノの響板やバイオリンの甲板の楽器材 ?マホガニー センダン科>、0.65>、板の加工性や耐久性が優れる。>、家具、楽器、高級車のダッシュボード、ハンドル、シフトノブ 経験から申し上げますと、重めで、叩いたときに良い音がするものが音質も良いのではないかと思います。私の場合は叩くことはもちろんですが端材が手に入ればCDPのインシュレーターにして聴き比べました。結構差があります。アルダー、スプルースなどは軽めで、大きな板材を取ることが多いようです。楽器材として使った場合の響きは理解できますが、アンダーボードとしてはどうでしょうか? 楽器材としては以下を調べて見て下さい。傾向はわかると思います。 http://www.pops69.com/m_making/mokuzai/mokuzai.htm ☆電源ケーブル 相当数自作しました。 今はほとんどがアコリバ化していますし、Power Referenceより優れたケーブルはありませんので、引き回しの長さの都合以外は必要なくなりました。 長々と書いてしまいました。決して自作を止めろと申しているわけではありませんが、結果がなりゆきでは大きな目標到達に至らない事が、この2年ほどアコリバアクセサリーを使ってきて解ったので生意気を申し上げました。言葉足らずは趣旨に免じ御容赦下さい。 以上 |
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題名 | 投稿者 | 日時 |
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くろべ | 2011/11/13 16:12 |
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zappa1993 | 2011/11/15 0:18 |
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くろべ | 2011/11/15 23:50 |
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zappa1993 | 2011/11/16 23:29 |
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SS | 2011/11/26 14:35 |
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zappa1993 | 2011/11/27 11:05 |
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くろべ | 2011/11/27 22:09 |
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