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Harry | 投稿日時: 2025/1/31 22:01 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2012/8/6 居住地: 投稿: 158 |
Re: ARAI-labのライントランス導入記 皆様こんにちは。Harryです。
Arai-Labのライントランスの2台目を導入しました。 新井さんから出来るだけ音源に近いところに挿入する方がより効果が高いというアドバイスを頂いたので、今回はDACとプリアンプ間に導入しました。 アナログで可変EXカーブを使用したかったこともあり、フォノアンプをM2TECH NashからJoplin Mk3に更改し、アナログをJoplin Mk3でデジタル化し、デジタル(CD等)もアナログも全て同一DACにデジタル入力させるようにしたので、このDACの後段にライントランスを挿入をすることに決めました。 拙宅のDACですが、XLR出力の方が音がよいのですが、DACの取扱説明書や日本代理店サイトのスペック表やメーカー本国サイトのスペック表など調べたのですが、DACの出力インピーダンス(XLR)がメーカーから公表されていない問題に突き当たりました。 粘り強くネットで調べていると日本と海外でXLRの出力インピーダンスを測定されているサイトを見つけました。 ただ数字が微妙に異なっており、海外サイトの方はless thanの表記のため、正確な数字がよく分かりませんでした。 そこで思い切って、出力インピーダンスを測定された日本語サイトの管理人の方に連絡を取り、測定方法や正確な数字のご教授をお願いしたところ、ご親切にも、再度正確に(ON/OFF法)で測定して下さるとお返事を頂き、後日測定結果をご教授いただきました。 幸運にも大変ご親切かつご親身になって下さる素晴らしい方に出会えて、また新井さんから出力インピーダンスはON/OFF法で測定したものが一番正確である話を教わっておりましたので、本当に感謝感激でした。 ご教授頂いた正確な出力インピーダンスで新井さんにライントランスを制作頂き、納入後5ヶ月ほど経過し、エージングもかなり進んできた状態での所感を報告したいと思います。 EXカーブを合致させ、原音に近いレコード再生を目指し、Joplin Mk3を導入しましたが、デジタル化されていることもあり、RIAAのレコード再生をアナログフォノアンプのNashと比較すると、純アナログ再生のNashの音の生々しさには少し劣る部分もあり、また僅かなデジタル臭も感じていました。 ただ逆にデジタルの良さである空間性の描写やS/N比の高さ、ダイナミックレンジの広さ、音の分離や定位はデジタルの方が大変好ましかったです。 一長一短と言った感じだったのですが、ライントランスを導入したことにより、デジタルの良さはそのままに、生々しさも劇的に改善し、デジタル臭も皆無になりました。アナログとデジタルの両方の良さを享受できるようになりました。 アナログとデジタルの長所が融合した、まさしく自分の目指している音質になり、幸せを感じています。 ラインナップにない出力インピーダンスでライントランスを作成していただいたので、少し高価になりましたが、導入して本当に良かったです。 |
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