みなさんこんばんは、PAKAです。

先日、ヒッコリーラックを製作していただいた際に、ラックの支柱に充填するためのさざれ水晶がたくさん余っていましたので、maroさん宅でご紹介していただいた使用法や、さきさんの投稿なども参考に、私も音質改善に何か有効利用できないか考えてみました。
このさざれ水晶は、RST-38やTB-38などのボードに充填材として使用されているように制振効果も大きいですが、他にも電源周りやケーブル付近に置くだけで、確実に音のきつさが緩和され滑らかな質感の向上などが得られます。
ただ、粒子が小さいので、置いているといつのまにか紛失させたり掃除機で吸ってしまいそうでスマートではありません(苦笑)
そこで、さざれ水晶を収めることのできる音質にも良さそうなものはないかと探してみたところ、面白そうなものがあったので購入してみました。




















これは蚕の繭を洗浄したもので中は空洞になっています。
素材はAcoustic ReviveのPSA-100にも使用されているシルクの真綿になるので、音質にも良いのではないかと思い、更に空洞にさざれ水晶を詰め込んでみました。





















フタにはなっていますが、繭自体が思ったよりもしっかりしているので、絹糸などで縫ってしまえば中のさざれ水晶が出てくることはなさそうです。
早速、何箇所かに置いて試聴してみました。




















あまり時間をかけて試すことができていませんが、やはり電源ケーブルやスピーカーケーブルの下、その他入力付近などに置くと効果があります。
また、部屋のコーナーなどに置いてみると、さすがにシルクだけあって小さいながらも確実にルームチューン効果もありました。
ただ、見栄えはあまり良くないので、機器の裏や見えないところに置くのが良さそうに思いました。
RIQ-5010などと比較するとさすがに効果は劣ると思いますが、コストパフォーマンスはなかなか高いのではないかと思います。
我が家では、現在スピーカーケーブルの下に非接触で1個ずつの計4個置いて、滑らかさや潤い感の向上に効果を上げています。
他にも、さざれ水晶の良い使用法があればご紹介していただけると幸いです。