メイン [00-02]オーディオ全般 iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 | 投稿するにはまず登録を |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
投稿者 | スレッド |
---|---|
PAKA | 投稿日時: 2018/2/9 16:02 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 みなさんこんにちは、PAKAです。
本日は、Acoustic Revive製品ではありませんが、我が家で試してみた結果、良い効果が発揮されたiFi-AudioのAC電源用アクティブ・ノイズクリーナー「iPurifier AC」を導入したときの様子を投稿してみようと思います。 この手のコンセントに挿す電源ノイズを除去するアクセサリーはたくさんのメーカーから発売されていて、我が家でもアコリバのRPC-1をはじめ、一時期大流行したPS Audioのノイズハーベスター、アイテックの電源フレッシャーなどなど、評判の良いものは色々と使ってみて今でも音質改善に役立っています。 今回の「iPurifier AC」も大変評判が良いようなので、電源環境の良くない我が家ではきっと効果があるだろうと思い、まず1個試しに導入してみました。 「iPurifier AC」にはノイズ除去以外にも「極性検知」と「挿したコンセントのアースの有無」を表示する機能があり、「iPurifier AC」本体の2つのパイロットランプ「Porality」「Earth」の光り方で確認できます。 それぞれ、グリーンに点灯すると「極性が正常」「アース有り」で、レッドに点灯すると「極性が異常」「アース無し」という感じです。 ただ、注意点としては、まずは「アース有無の検知」が基準となり、「アース無し」が検知されると「極性検知機能」は働かず、極性が正しい場合でもレッドが点灯します。 アースの無い環境だと極性が間違っていると勘違いしてしまう人が出てしまいそうですね。 早速使ってみようと思いましたが、オーディオ電源の経路に使うか、オーディオ経路でない大きなノイズ発生源の近くに使うか悩みましたが、まずは後者を試してみることにしました。 我が家で真っ先に思いつく大きなノイズ源はウォシュレットや便座の温め機能がついたトイレで、このトイレが取り付けられた当初のオーディオの音への悪影響は顔が青ざめるほど酷いものでした。 その後の色々な施策でかなり改善できたとはいえ完全ではないと思い、まずはトイレにある壁コンセントに使ってみました。 トイレの壁コンセントは水回りのためか、アース線が引かれているので「アース有り」「極性が正常」が検知され、両方ともグリーンが点灯しました。 早速音を聴いてみます。 接続した当初の音への影響はなるほどといった感じで、ノイズ感は軽減されS/Nが向上しますが、ノイズフィルター系のアクセサリーにありがちな音が薄くなったりハイ上がりになるようなことがありません。 しかし気になる部分もあり、ちょっと中域付近がもっさりとして、全体的に寝ぼけた印象です。 ただ、この手のアクセサリーのほとんどが接続当初は本領を発揮しないので、そのまま色々な音楽を聴いていると1時間くらいした頃からガラっと印象が変わってきました。 ノイズ感の減少はそのままに、押し出し感や力感のある立体的な音へと変化していき、一日も経てば完全に本領が発揮されてきたのか、鮮度感の高いストレートな傾向になって個人的にも好みの方向に改善されました。 その後いろいろな音楽を聴いていると、押し出しが強くなった分か、若干高域が強めに感じることがあり少し改善したいと思うようになってきました。 「iPurifier AC」本体はとても作りもしっかりとしていて信頼感がありますが表面素材は樹脂系のボディなので、その素材の音が乗っているのではないかと思い、個人的な定番対策としてQR-8を貼ってみることにしました。 色々と試していると、面白いのが「iPurifier AC」へQR-8を貼る位置によって音の変化量が大きく、筒の根本(コンセント側)に貼ると音の押し出しが強く、そこから離していくと音のまとまりが良くなってきますが、その分大人しくなってくるという印象です。 個人的には、筒の真ん中から少しコンセント側への貼り付けがバランス的に好みのポイントになりました。 具体的な効果は他の箇所にQR-8を使った時と同様で、音がより滑らかになり密度感や力感が向上します。 結果的に、「iPurifier AC」にはQR-8を併用しないのはもったいないと思うほどの改善が達成できましたので、「iPurifier AC」を使ってみようという方は是非QR-8も併用されてみてください。 1個目の結果が良好だったので、後日もう1個追加して次はオーディオ電源の経路に使ってみました。 現在の各機器の給電環境から、2個目の「iPurifier AC」を挿すコンセントはRD-3やRIO-5IIを給電している電源BOXにしてみました。 オーディオを給電している電源は全てアースが来ていないので、極性は正常ですが「iPurifier AC」のパイロットランプ「Porality」「Earth」は両方レッドが点灯します。 効果抜群のQR-8も貼っていざ試聴です。 アースが来ていない環境でも「iPurifier AC」の効果は十分に発揮され、アース環境のあった1個目と遜色ない音質改善があり、2個目も満足のいく結果となりました。 とはいえ、両方レッドに点灯しているのはなんだか少し精神衛生上よくないので、「iPurifier AC」に備え付けられているアース端子を使って、年末に導入したアースノイズ低減器の「Grounding Noise Reducer」(以下GNR)に余っていたPCOCC-Aの単線をアース線代りにして簡易的につないでみました。 結果は両方グリーン点灯になりましたが、試しに「アース無し」「アース有り」で電源BOXの電位も計測してみました。 アース(GNR)無しでは7.43V アース(GNR)有りでは3.22V と、確かに電位が下がっていてアースの効果を発揮しているようです。 音の変化もあり、アース有りではよりスッキリとしてストレートな音になりました。 ただ、効果はあるものの、接触させているだけの簡易的な接続だからか少しタイトな印象で、今度はバナナプラグやYラグを使ったしっかりとした接続やアース線のシールドなど、環境を整えてもう一度試してみようと思います。 この「iPurifier AC」はアコリバ製品ではありませんが、使い方も簡単で価格を考えると大変優秀なノイズ除去アクセサリーだと思いますので、ご興味のある方は是非お試ししてみてください。 その際は、QR-8との併用を強くオススメいたします(笑) p.s. トイレのコンセントに挿している「iPurifier AC」の極性検知パイロットランプが、当初グリーンでしたが数日後見てみるとオレンジっぽい色(レッドではない)になっていました。 また、トイレに行く度にモニターしていると、グリーンになっている時もあり、まれにイエローに点灯していることもありました。 音質改善の効果はあるので故障ではないと思いますが、念のためメーカーにも一応報告したところ、一度だけメーカー側でも確認したことがあったそうですが、まだ「iPurifier AC」には不明な点も多いようです。 結局原因は不明ですが、我が家の電源環境がやはり良くないのだということは再確認できました。(苦笑) その分、まだノビシロがあるのだというポジティブな考えで、これからも取り組んでいこうと思います。 |
フラット表示 | 前のトピック | 次のトピック |
題名 | 投稿者 | 日時 |
---|---|---|
» iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 | PAKA | 2018/2/9 16:02 |
Re: iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 | モリア1 | 2018/2/10 19:31 |
Re: iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 | PAKA | 2018/2/12 8:24 |
Re: iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 | PAKA | 2018/3/22 19:01 |
Re: iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 | kanoa | 2018/5/2 22:52 |
Re: iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 | PAKA | 2018/5/6 2:33 |
Re: iFi-Audio AC電源用アクティブ・ノイズクリーナー 「iPurifier AC」導入記 | kanoa | 2018/5/13 21:58 |
投稿するにはまず登録を | |