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投稿者 | スレッド |
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CableCar | 投稿日時: 2025/6/23 19:08 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/6/3 居住地: 投稿: 155 |
オーディオで再生することが最も難しい楽器は? 皆様、こんばんは。CableCarと申します。
私の場合、一番再生しにくい楽器はヴァイオリン、とくにオーケストラのバイオリンパートです。 少しでも何かを間違うと、すぐに針金をこすったような音になってしまいます。金管楽器は綺麗に再生できているため、よけいに腹立たしい。 しかし、ヴァイオリンだけに絞ってシステムを組むと、器楽曲(ピアノなど)やジャズが物足りなく感じてしまいます。 オーディオは難しいです。 皆様はオーケストラの再生にどのような工夫をされていますか? |
marron | 投稿日時: 2025/6/23 21:21 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 866 |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? CableCarさん、こんばんは。とても興味深いテーマをありがとうございます。
ずばり今、私が課題と感じているのは……「立体感あるフルートの音色」です。 かつてホーン型の大型スピーカーを使っていた頃、ソロ・バイオリンの音像がコントラバスくらいのサイズに膨らんでしまい、苦労した記憶があります。 その後、リボンツィーター搭載のブックシェルフに替えた際には、今度はジャズなどに欠かせない「重厚感のあるシンバルの音」が、か細くなってしまい、思わず絶望的な気持ちになったこともありました(笑)。 しかし今では、アコリバ製品の導入によって、ようやく「重厚感ある高域」も再現できるようになってきました。 ただ……意外と難しいのが、「立体感あるフルートの音色」です。 ブックシェルフゆえに低域には限界があるとしても、リボンツィーターなのだから、フルートはパーフェクトに再生できるはず……と思っているのですが、まだまだです(笑)。 |
あじなめろう | 投稿日時: 2025/7/21 15:16 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 712 オンライン |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? CableCarさん、marronさん、皆さん、こんにちは!
非常に興味深いテーマです。 何かの単楽器に重きを置くと別のどこかが凹むという現象を僕も経験しています。 幸い僕はフルレンジやスタジオモニター系(あるいはそれを設計の基本理念に作られた)スピーカーを好んで使ってきたので、全体のバランス特性を重視してきたところが大きく、そうなると平凡な可もなく不可もない再生にもなりがちでした。 ACOUSTIC REVIVE製品導入が音源忠実HiFi再生への第一歩になり、そこで初めてモニター系再生の枠を飛び越えられたと思います。 僕はオーケストラは疎いですが、若い時にJAZZドラムをやってたこともあって、クセでエレキベースやコントラバスにまず先に耳がいきます。これら低域の再現性は過渡特性が良い状態においては さほどその音色に神経を尖らすことはありません。 しかし つい許せなくなるのはリズム刻みのハイハットです。 基音が誇張されるか潰れるかのどちらかに傾くことがザラにあって、それは信号ケーブルでの差は勿論のこと、プレーヤーのインシュレーター1つ替えても過敏に左右されます。 スピーカーケーブルが剥き出しかACOUSTIC REVIVEのような上質のYかバナナを使うかだけでも雲泥の差が現れます。 これはシンバル全体にも言えることで、シンバルのジャーンは耳を突き刺す高域から意外と下は100Hz台まで幾十もの帯域で構成されています。 これは生シンバルを聴き慣れていないと判断基準が人によって大きく異なります。 再生のコンディションによりジャーンにもチャーンにもシャーンにもどうにでも転びます。 僕はドラムを辞めてもオーディオ判断基準をキープするため、シンバルとシンバルスタンドとスティックの一式はしばらく家に置いてありました。 (今は部屋が狭くさすがに邪魔なので手放しました。) そう言えば ろくに弾けないのにオーディオの判断基準のためだけにアコギを持っていた時代もありました。 「普通は生ってこうだよね」という基準をキープするため弾ける弾けないは別にして何か生楽器が手元に一つあると良いと思います。 昨年Koike Stringsさんにウチに来ていただいた際にKoike Stringsさん演、ACOUSTIC REVIVEレーベルの音源を聴いていただきました。 速攻のダメ出しのあと直ちにスピーカーのセッティングとACOUSTIC REVIVEの信号ケーブルを1ランク上のものに切り替えました。 「お 良くなりましたね」 そのお言葉をいただき、もうその時 僕は鬼の首でも獲ったかのように喜びました笑 |
marron | 投稿日時: 2025/7/21 16:00 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 866 |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? CableCarさん、あじなめろうさん、こんにちわ。
〉シンバルのジャーンは耳を突き刺す高域から意外と下は100Hz台まで幾十もの帯域で構成されています。 私も「重厚感のあるシンバルの音」と表現しましたが、同じように感じていらっしゃること、とても嬉しく思います。 実は、先日お話ししたフルートについても、同じようなことを感じていまして…… 特に男性奏者による演奏では、私のオーディオではまだ、その深みや厚みをうまく再現できていないような気がしています。 おそらく、奏者の身体を通して発せられる「低域成分」が関係しているのではないか……そんなふうに考えています。 |
CableCar | 投稿日時: 2025/7/21 16:47 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/6/3 居住地: 投稿: 155 |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? marron様、あじなめろう様、こんにちは。CableCarです。
私はピアノが最も身近な楽器で、システム判断の基準の一つになっています。 個人的にピアノはオーディオで再現しやすいと感じています。 私のシステムはピアノが一番得意で、弦楽器、特にオーケストラが苦手です。 昔はタンノイに真空管アンプを組み合わせていました。 弦楽器は良かったのですが、ジャズがうまく再生できなかったこと、特にピアノやヴォーカルの再現に満足できず手放しました。 結局、弦楽器に不満を言いながら、無意識にピアノを最重要視しているだけかも知れません。 |
あじなめろう | 投稿日時: 2025/7/21 17:40 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 712 オンライン |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? marronさん、
ボクもハービー・マンなどJAZZのフルートを聴いてて思うのは、彼はサックスも吹いてたので音が太く温かく強いんですよね。 一方で、クラシックのフルート奏者のフルートはピーヒャララと何とも貧弱に聴こえることがままあります。 今度のオフ会で「フルートがどう鳴る?」もテーマにTIDALで何曲か聴いてみましょう。 |
marron | 投稿日時: 2025/7/21 18:06 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 866 |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? CableCarさん
CableCarさんのことですから、「弦楽器が苦手」とおっしゃるのも、きっととても高いレベルでのご感覚なのだと思います。 スピーカーは、私の憧れである DANIEL HERTZ M8 を愛用されて、ケーブルは ALL ACOUSTIC REVIVE!! そして、弦の美しさに定評のあるチェコ・フィルに違いを見出されたということは、やはりそのこだわりが音に現れているのですね。 ただ……たしかケーブル類を先行して整備されたと記憶しておりますので、今後ルームアコースティックを整えられた際には、また違った印象をお持ちになるかもしれませんね。 今後とも、ぜひ情報交換をよろしくお願いいたします。 |
あじなめろう | 投稿日時: 2025/7/21 18:14 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 712 オンライン |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? CableCarさん、こんばんは!
ボクも耳(の意識)が届かない楽器に関してはオーディオ的に無頓着だったりします。 特に管楽器の重奏は苦手で「え?今のオーボエ入ってました?」とか かなりトンチキだったりします。 おそらくピアノに名盤が多いのは収録時のマイキングが他の楽器より難しくないからでしょうね。 音量が出る楽器と出ない楽器の収録時の難しさもあるかもしれません。 その必然が受け手のこちら側のオーディオ再生の難しさにも直結しているのでしょう。 チェンバロ独奏の名盤と評価が高かったアルバムが去年ありましたが、期待して聴いてみると、過剰なゲインと過度なリヴァーブが掛かっていて人工的な“化粧”が施されていました。 あのようにでもしないと無加工のチェンバロのままではインパクトに欠けるからでしょうね。それでもオーディオファイルとしては無加工の素の音を聴きたかったです。 先の投稿で僕が述べたシンバルの話と同様に、ヴォーカルはその厚みや息づかいや定位など、すぐシステムの弱点を露わにしてしまうものですね。 乾いた歯擦音が目立つような腹筋を使っていない歌唱になったり、とても情緒に溢れて唱者の人間性や想いや体温まで感じる歌唱になったり。 クラシックの話とは大きくズレてしまいますが、 これはオペラやJAZZではなくとも昭和の優れた歌謡曲の音源でもヴォーカルはリファレンス対象になりえます。 これ↓ひと昔前にACOUSTIC REVIVEが商品購入ノベルティとして頒布された歌謡曲コンピレーションの「名盤」です。 ![]() |
marron | 投稿日時: 2025/7/21 18:57 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2023/4/26 居住地: 投稿: 866 |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? あじなめろうさん
楽しみにしております。 よろしくお願いいたします。 |
Koike Strings | 投稿日時: 2025/7/21 21:45 |
半人前 ![]() ![]() 登録日: 2015/10/26 居住地: 投稿: 24 |
Re: オーディオで再生することが最も難しい楽器は? あじなめろう さん
こんばんは。 気になる記述がありましたので、一言だけ・・・。 ピアノはかなり難しいマイキングです。 最低音から最高音まで88鍵あり、べーゼンドルファーの一番多い物で97鍵あります。 しかも低弦と高弦では弦の数だけではなく太さや材質が異なりますので、それらを均等に収録するのは至難の業でしょう。 少なくとも弦楽器や管楽器より難しいのは確かです。 |
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