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あじなめろう | 投稿日時: 2025/9/17 1:23 |
長老 ![]() ![]() 登録日: 2022/7/4 居住地: 投稿: 789 オンライン |
RTP Final(旧機からver.UP版)の底力 〜 オフ会にて 昨日(9月15日)は著名なヴァイオリニストでアコリバファンでこの掲示板メンバーであるKoike Stringsさん邸にお邪魔してのオフ会でした。
. ![]() . つい最近 電源BOXを旧RTP-6 Absoluteから新RTP-6 Final同等の内部ヴァージョンアップサービスを受けられたKoike Stringsさん(以下 Koikeさんと呼ばせていただきます)。 . ![]() . ![]() . Koikeさん邸にお邪魔するのは今回で5度目ですから、過去のAbsolute時代のKoikeさんシステムの再生音は克明に記憶に残っています。 さて、Final同等クオリティになった電源供給による新たなKoikeさんの音はどう進化したか!! もちろん再生傾向は同じですが、そのクオリティは圧倒的に向上されていました。 コンセントスタビライザーCS-3Kをお持ちの方ならよくお判りになると思いますが、CS-3K導入効果のあの延長線上の進化、その更に5倍以上!と申せば的確かと思います。 例えに出したCS-3Kの効果をここで おさらいしておきましょう。 ●高周波ノイズ低減による分解能とS/N比の向上 ● それに伴う立体感とステージ感の向上 ● 更には自然な音色と実在感や感情表現など全体表現力の向上 ・・・でした。 RTP Finalはその5倍以上の効果である!と断言出来ます。 物理的計測が出来ることだとしたら、数値スペックでは5倍どころか桁が違うことになるでしょう。 過去4回の訪問で必ず聴かせていただく課題曲はこの3タイトル ◆ボブ・ジェームス・トリオ「Feel Like Making LIVE!」より「Topside」(アナログ盤再生) . ![]() . 主旋律のローズ・ピアノとバッキングシンセとの位置関係、タイトで端正なリズムセクションの突き抜け具合がチェック項目。 もちろん付帯ノイズが乗りやすいローズはAbsolute時代から既に濁り無き再生がキープされています。 【Finalになってから】これはもう最大の特徴として、縦方向の立体感が以前より圧倒的に増していることが挙げられます! 楽しいくらいLIVE会場の臨場が上下に拡がります。もはや天井高の低さは関係あません。 明らかにAbsoluteの時はこれに比べ(横方向の立体感は同等であっても)縦方向の立体感はほとんど表現出来ていなかったことが判ります。 したがって、そこまで位相が整えば自ずとリアルになるのは奥行き方向の楽器の位置関係です。ここで言えばローズとバッキングシンセの距離感が明瞭になります。 リズムセクションは実にリアルに突き抜け、それ故にグルーヴ感が出てきました。 グルーヴを判りやすく申せば、スネアが立ち上がる際の「タ」が「んタ」に、ベースの「べ」が「んべ」になるというニュアンスです。立ち上がり直前に小さな「ん」を感じること。 ドラム皮の最初の瞬間的にスレる音、ベース弦での瞬間的な指のタッチである 小さな「ん」のようなニュアンス表現です。 楽譜に書かれていないニュアンスを描けることは高レベルHiFiの最たる領域。 そして今回のFinal仕様になって初めて実現された領域です。 ◆福本茉莉「NORTH WIND of Baroque 〜シュターデのフス/シュニットガー・オルガン」よりマティアス・ヴェックマン中心に(ACOUSTIC REVIVE Classics / UHQCD) . ![]() . お馴染みのACOUSTIC REVIVEレーベル第8弾の福本茉莉さんのシュニットガー・オルガン。 独シュターデの教会にもちこまれたACOUSTIC REVIVEのケーブル類や それこそ電源BOXなどの機材をふんだんに用いて録音された音源であり、荘厳な立体感がどのように表現されるか、これ以上に今回の試聴に相応しいものはないでしょう。 Absolute時代、このアルバムのKoikeさん邸での再生の記憶ではマイク位置が高めな印象で中高域が全面に出てくる印象でした。 意外と足鍵盤の低域は控え目にも感じたものです。 しかし、【Finalになってから】こう変わりました。f特性が大幅に拡大したかのように最高域も最低域もしっかり聴こえてきます。 低域の重心は明らかに地の底から鳴っています。 電源によって「位相が整う」とリスニングルームの大小はもう関係ありません。 Koikeさんのお部屋はお世辞にも全然広くありません。しかし天から地までの拡がるかの教会の空間と風景が部屋の天井や壁を超える“現象”を感じました。 このような没入感は初めての体験と言えます。 このアルバムはFinalの性能を実証するために作られたか、Finalはこのアルバムを忠実に再現するために作られたか、そのいずれにせよ、その相対関係にはハードとソフトの芸術的理想が在ります。 ◆ジョン・ウィリアムス, ベルリンフィル「The Berlin Concert」より「Superman March」(アナログ盤再生) . ![]() . フルオーケストラのステージ感はどう変わったでしょうか。 Absoluteでも十分リアルなホール観客席鑑賞を疑似体験出来ますが、今から思えばカブリ付きには違いありませんが どこら辺に座っているのか不明瞭でした。 【Finalになってから】は あくまで観客席ステージ中央席で鑑賞する正確さが表れます。 ボリュームの上げ下げでそこが1階席になったり2階席になりもしますが あくまで中央位置の席での鑑賞となります。 これこそ電源クオリティが向上することによって生まれる正確な位相です。 さて、この曲の再生中に気づいたことですが、お部屋のどこに移動しようとも帯域のバランスは崩れることなくホールの臨場は変わらないのです。 あたかも鑑賞席を途中で移動したかの違いのようです。 一旦 位相が整えば、ベスポジから離れどこにいようと同じバランスで聴こえてきます。 つまり、正しい位相なら2ch再生でも十分にイマーシブであり得ることの証です。 さて! もう一つ【Finalになってから】 気づいた重要な点があります。 ・・・定在波が消えます。 定在波対策はルームチューニングもあってのことですが、その前提として電気的な歪みを無くすことが等しく重要だと気付かされます。 Absoluteの時は前屈みになると かなりのエコーがありました。 今回Finalになって それがすっかりと消えています。 電気的歪みが一部帯域再生に歪みをもたらすと それが部屋の環境によって嫌なほうへと誇張されます。 ピーキーであったりブーミーであったりすることは概ね電気的歪みです。 Koikeさんのお部屋には RHR-21(レンコン)での対策も成されているので相乗効果は理想的です。 オフ会の課題曲インプレッションは以上です。 SNSでもアコリバ掲示板でも、いつも音楽とオーディオにはシビアでクールな見解を持たれているKoikeさんが珍しく鼻息を荒くされ、私信でも子供のように喜ばれている理由がよく分かりました! ベテランのプロ中のプロの演奏家が子供のように喜ぶ。そんなオーディオアクセサリーがあることを皆さん信じられますか? スピーカーやアンプではなくて ただの電源ボックスですよ。あり得ますか? ・・・あり得るんです。あり得ると言うより常識とお考えいただきたいです。 ある意味 スピーカーやアンプを上位機種にするよりも重要度では上であり、またシステム全体の品位を支配します。 ここで言う品位とは、音源忠実HiFi再生度と同義です。 最近の家具店やホームセンターの廉価品の電源タップでも結構クオリティが高い? 高いクオリティとは何を持ってのクオリティなのでしょう? そこに電源品位と再生品位以外の何を求められるのでしょう? 専用電源工事も然りです。 品位が担保されない工事なら無意味です。 さて・・・「AbsoluteとCS-3Kがあれば十分」と思いたがっている僕自分が昨日までいました。 Koikeさん邸で心に決まりがつきました。 「Finalに行くことに目を背けない」と。 以上が昨日のオフ会で起きたことの3分の1です。 Koikeさんと僕は二人になるとハイテンションにオーディオ漫才をします。 あっというまの7時間はいつも同様 今回も2時間くらいしかなかったように思えます。 ここで書ききれないネタがもっともっと他にもあります。 そして、僕の音楽的師匠でもありますから毎回の音楽セミナーも充実。 . ![]() . Koikeさん邸のはす向かいの特製ハンバーガー&手落としコーヒーに舌鼓を打ちながらの休憩でも、音楽のこととACOUSTIC REVIVEのことのトークに中断はありません。 Koike Stringsさん、ありがとうございました! |
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