このたび、SIP-8Q,とIP-2Qを多数導入しました、その効果が素晴らしいので報告致します。
1)Power Amp (Ayre V-5X)のRCA入力端子にIP-2Qを装着(SIP-8Qは音が出なくなったので不可)、入力セレクターはXLR側なのに、音場が左右に拡大、深み、静けさも増した(念のために外してもテスト)。
2)PreAmp(MARANTZ SC-11S1)にSIPとIPを装着。音場はさらに左右、前後に拡大。音像、定位は小さくまとまる(2chCD再生で家人がセンタースピーカーから音が出ていると言ったくらい)、鮮明度、ダイナミックレンジ、躍動感、生命感とも向上。少し近代的で明るめの変化、しかし豊な音楽性も向上している。
3)MultiDiscPlayer(UD-9004)にIP-2Qを装着(音声と映像出力)。今度は低重心化、厚み、深み、陰影、品格が大きく向上した。PreAmpとは違う進化、深化で驚いた。
4)トータルで再生システム自体の音質、音楽性は大きく向上した。音楽性の向上と共にオーディオ性能(レンジ、解像度等)も向上、量的質的変化を同時に達成できた。楽器の再生音が生の楽器に近い感じの音が出るようになった。
5)重低音の音階、音色が明確になり、今までまとまり気味だった重低音が、一音一音が明確になった。さらに低い低音(50Hz以下)も再生されているのか、部屋、壁、私自身が揺らされる感じがする。
6)高弦のキンキン音、金属音(録音の悪いCDに多い)が緩和され、アナログのような艶やかさを感じるようになった。真空管アンプの再生音の良さに近い？
7)今まで聞こえなかった多くの音が聞こえてきます。しかしオーディオ的,HighEnd的強調感、誇張感はありません。
8)スピーカーの存在が消えると言う感じに近くなってきました。
9)SC-11S1に関しての不満が解消しました、実はこんなに豊かな音楽的な響きを持っていたかと嬉しくなりました(前モデルはML380SL)。
10)SIP-8Q,IP-2QとFCS-8は3者とも手持ち機器の性能をフルに発揮させると思います。
11)大袈裟かも知れませんが、SIP-8Q,IP-2Qを装着せずして、オーディオ機器の音質は語れないのではないでしょうか？(ノイズの無い環境の方を除く)。
以上、大満足と深い感謝の念をもって、感想を表記させて頂きます。