皆さま、こんにちは。

昨年の春頃、RSS-600の導入レポートを掲載させていただきましたが、今年に入ってスピーカーを変更しまして、天板の形状・サイズが合わなくなってしまったため新たに特注でスタンドを製作いただきました。
変更したスピーカーは前のスピーカーと比較して一回り大きいサイズで、前回製作いただいたスタンドの天板ではサイズが小さく、音質的にも設置の安定性を考えた上でも少々不安があり導入に至りました。


新しいスタンドを設置後、音楽を流しながら音質が安定するのを数日待ってからの試聴です。
(天板のサイズ以外は以前と 全く同じ条件での比較です。)

RSS-600の基本的な音質評価は以前のレポートに掲載しておりますが、さらに透明感が増し、今まで以上に繊細な部分が明瞭に聴こえます。
中域も厚みが増し、ヴォーカルのリアリティーが増しています。

そして、今回最も変化を感じたのは低域です。
天板サイズが合っていない状態でも充分に安定感のある低域でしたが、それがさらに沈み込み、しっかりした低域に変化しております。
より力強く、締まりがきいています。そのおかげか奥行感もさらに感じられます。

恐らく、今回の音質向上はスタンド天板の設置面積のみならず体積も増えたため、音の安定感と不要振動の抑制効果が上がったものと思われます。
結果、スピーカーの能力が最大限に引き出されたということでしょう。スタンドの重要性を再認識いたしました。

当初は新たに製作いただくかどうか少し迷っていたのですが、やはり製作いただいて良かったです。
音楽を聴くのがより一層楽しくなりました。

以上、簡単ではございますが追加報告とさせていただきます。


最後に一言だけ…
既にRSS-600を使用中でスピーカーと天板サイズが合っていない場合は“たかが天板”とは思わず、ぜひ天板のみでもピッタリサイズのものを製作いただくことをオススメいたします。
充分な音質向上が見込め、さらに見た目もピッタリになるので気持ちが良いですよ。