YSS60+SPU8を購入しました。
　今まで使用していた小型スピーカーのスタンド（輸入代理店の純正品）がかなりの粗悪品。
　色々工夫して、かなり改善していたのですが、しばらく別のスピーカーを使用して久しぶりに小型スピーカーを聞いてみたら、スタンドの悪影響がまだ残っていることに気が付きました。
　天板にはクロロプレンインシュレータ＋カーボンブロック＋ヒッコリーキューブ＋QR-8、底版はH社のチューニングフィートを敷くことで、天板・底版の鳴きはかなり収まっていたのですが、支柱の鳴きががかなり残っていました。支柱にQR-8を貼っても完全には解消されず、アコリバスタンド購入となりました。
　アコリバスタンドに変えると、スタンドの付帯音がなくなって滑らかな感じになりました。
　特にトゥッティのアタック音のキツさ・ザラツキ・濁りが減って聞きやすくなりました。
　また、スタンドのスピーカーの間に挟むものによって、かなり傾向がかわるようです。
　QR-8の場合
　音色が正確になり、木管やディンパニの響きが良くなりましたが、今までのスタンドに比べ音像が小さくなり、音場もせまくなる傾向です。
　音像定位は非常に明確でピンポイントの音像です。
　間接音が減り直接音が増えた感じです。

　ヒッコリーキューブ＋QR-8の場合　
QR-8のみに比べ音像が大きくなり、音場自体も広がりました。個々の楽器の明瞭度・音像定位は甘くなるが音場感が向上し、ホール全体が鳴っている感じが出ます。（直接音が減って間接音が増えた感じ）
　また、有機的な音になり、開放的で生き生き躍動的な感じになりました。

ヒッコリーキューブ＋QR-8の場合はQR8が上か下かでも違いがありました。
　ざっくりこんな感じ。
　音像定位・音の明瞭度・低音の締まり：QR8＞QR8上＋キューブ下＞キューブ上＋QR8下
　音場感・解放感：QR8＜QR8上＋キューブ下＜キューブ上＋QR8下
(ヒッコリーキューブにQR8を貼り付けているのでヒッコリーキューブのみは試していません）

　当方、音像定位はあまり重視していません（あまりにもピンポイントな音像定位だと逆に違和感を感じてしまう）。
音場感重視派なのでキューブ上+QR8下に落ち着きました。
　ダメなスタンドで悪戦苦闘せず、もっと早くアコリバスタンドを買えばよかったです。

Kwr さん
　　こんにちは。

YSS-60の効果で音場感が向上してよかったですね。

上機種RSSシリーズのコンセプトを継承しながら、アコリバのYSS-60はまさにハイコストパフォーマンスな
存在でもあるのです。

SPの個性を生かし、存分にその魅力を引き出す秀逸なスタンドだと思います。
音響特性にもそのクオリティを確保しているところが、何よりユーザーに優しいのです。
QR-8及び黄銅製スパイク受けSPU8を併用することで、更に音質の向上が図れたといえるでしょう。

その後のエージングにおいて、そのハイクオリティな再現性を楽しんでください。