メイン [00-03]音楽全般 たかがロックンロール、されど・・・ | 投稿するにはまず登録を |
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管理人K | 投稿日時: 2013/6/12 20:51 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1909 |
Re: たかがロックンロール、されど・・・ スペンサー&ホークさん、zappa1993さん、ELPEAMANさん、こんばんは。
>当時の米国産Journey, Styx, Toto等、「産業ロック」を機に、ロックはすっかり>崩壊への道を進んでいったと考えています。パンク台頭も当然かと。 とのことですが、本当にそうなんでしょうか? 実は私、商業ロック(産業ロック)に関してはそれほど否定的ではありません。 何しろ自分自身がその商業ロックを聴いて育った世代ですから。 おそらくzappa1993さんやホワイトメタルさん、まさこさん、きくりんさん、イナバウ庵さんなど40代の人は同じ音楽体験をされているはずです。 ビートルズなどで洋楽に目覚めた後は当時のヒットチャートを賑わした洋楽に移行するというのが自然な流れではなかったかと思います。 また商業ロックとはその名の通り、数百万枚単位で売れたアルバムを指す訳ですが、売れるということは万人に認められる、万人に解りやすい音楽だったということになります。 それはそれで偉大なことだと思いませんか? 洋楽を日本国内に広めたというだけでも商業ロックの功績は決して小さくはないと思うのは私だけでしょうか? 何しろ当時商業ロックを聴いてる人ですら少数派だったくらい洋楽を聴いてる人自体が少なかったのですから。 また、何を持ってして商業ロックと本物のロック?を分けるのかという疑問も湧いてきます。 売れたということでいえば、EAGLESのホテル・カルフォルニアやDOOBIE BROTHERSのミニット・バイ・ミニット、QUEENのザ・ゲームやU2のヨシュア・トゥリーなども商業ロックになってしまうのでしょうか? 音楽の好みや趣向などは関してはどの時代を生きて、リアルタイムでどのような音楽を体験してきたかによって大きく左右されるはずです。 当然のことながら私などはJourneyやSTYX、TOTOをリアルタイムで聴いていたベストヒットUSA世代ですので、彼らのアルバムの中には当時随分と聴き込んだアルバムも多々あります。 それらのアルバムが駄作だとは思いませんし思い出に残るアルバムが多いです。 ヒット曲を体験した後にROCKの歴史などに興味を持ち、その後は時代を遡って70年代、60年代のROCK、更にはROCKのルーツでもあるR&BやJAZZなどを聴いて様々な音楽に開眼して行った訳ですが、ビートルズを知った直後に(もしくはビートルズさえも聴かないで)難解なプログレやフリーJAZZなどを聴いていきなり理解出来る凄まじい感性の持ち主が果たしているのでしょうか? 私はそのようなことを自慢する方を時たま見かけますが、「マイナーを気取ってるだけじゃん」と思ってしまいます。 そもそも80年代初頭の商業ロック全盛時には商業ロックなどという言葉すら聞きませんでした(一部の通の間では言われていたのかもしれませんが) 商業ロック、産業ロックなどという言葉は後にPOPなヒット作を揶揄するために作られた言葉だったのではないでしょうか? 商業ロックとはあの頃の時代が必要とした音楽だったのではないでしょうか? zappa1993さんも推薦されているSTYXのパラダイス・シアターは古き良き時代の劇場をテーマとした一種のコンセプトアルバム(こんな言い方するとコアなプログレファンから怒られそうですが)で私もPOPで素敵なアルバムだと思います。 STYXはこの前作のコーナーストーンというアルバムも良い出来でしたね。 ですが、その後のキルロイ・ワズ・ヒアというアルバムは当時全盛だったMTVとのコラボ作でミスター・ロボットのダサい日本語(どもありがっと)もあって酷い駄作でSTYXは完全に失脚してしまいました。 要は商業ロックと呼ばれる作品の中でも良いものは良い、駄目なものは駄目だとリスナーは判断出来るということを言いたいのです。 聴きもしないでどこかの音楽誌や評論家の受け売りだけでものを言うは愚の骨頂だと思いますがいかがでしょう? 反論ぜひともお待ちしております(笑) 弊社会員の方はこういった音楽的な話題にご興味を持たれておられると思いますので皆で議論出来たら幸いです。 |
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