メイン [00-03]音楽全般 たかがロックンロール、されど・・・ | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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ホワイトメタル | 投稿日時: 2013/6/14 16:13 |
長老 登録日: 2012/8/21 居住地: 群馬県前橋市 投稿: 372 |
Re: たかがロックンロール、されど・・・ スペンサー&ホークさん、zappa1993さん、まさこさん、管理人Kさん
いつもお世話になっております。 ELPEAMANさん 初めまして、ホワイトメタルと申します。 どうぞ宜しくお願い致します。 この話題、特別に思い入れ深い分野ですので打っては消しの繰り返しで遅くなりましたが、私も少々参加させて頂きます。 そうです!私も産業ロックと言われた時期に夢中になって聴き漁っていた一人になります。 私には4つ上の兄がおりまして、その影響で11歳の頃から洋楽を聴き始めた生意気で早熟なガキでありました。 産業ロックと言われたものは、概ねアルバムからシングルカットさせた曲が大ヒット(キャッチーで軽快なノリの楽曲やバラード系が多い)した事でアルバムも大ヒットするケースが多かった記憶があります。 私は40代前半の年代ですので、82年〜86年のバンドあたりが当時リアルタイムで聴き込んでいたと思います。 60年代、70年代のロックアルバムは成人してから聴き込んだ記憶があります。 産業ロックを機に崩壊へ進んだとのご意見が取り沙汰されておりますが、私の個人的な見解につきましては、崩壊はしておりませんが80年代後半位からは、退屈な楽曲やアルバムが増え、前衛的なアプローチを試みるどころか極めて単調な作品が多くなったと痛感しておりました。 産業ロックの代表格として、スティクス、カンサス等のバンド名を挙げられておりますが、70年代中期のデビュー当時はアメリカン・プログレッシヴバンドとしてスタートしており、キャッチーな楽曲と分厚いコーラスはアメリカ的で好感を持てました。カンサスの名盤「永遠の序曲」に収録されている{超大作}と言う曲は、特筆すべき完成度を誇った曲であり、後にプログレッシブ・メタルバンドで活躍している、ドリーム・シアターは随所随所でこの曲の影響力に感化されている様に感じます。 しかしながら80年代に入り、時代背景も相まってより解りやすく親しみやすい曲が70年代の反動からかウケが良くなり、スティクスやカンサスはポップ路線へ変貌していきました。イギリスで言うとジェネシスなども同じ傾向です。 TOTOの名も挙げられておりますが、このバンドはスタジオミュージシャンの集まりで、兎に角「上手い」ですよ。難解な楽曲はありませんが一流のミュージシャンのイメージが先立ちます。 次に、今回の話題の中に一つ気になる点があります。デュラン・デュランとカルチャー・クラブが軽視されている事です。私は今でも聴きます。 デュラン・デュランの名盤「セブン&ザ・ラグド・タイガー」では、センセサイザーを大胆かつ独創的な形で用い、{ニュー・ムーン・オン・マンデイ}や{タイガー・タイガー}などの今までにはなかった素晴らしい楽曲に仕上げております。(ボーカルのメロディーラインも素晴らしい) カルチャー・クラブについても、{タイム}や{ブラック・マネー}などの素晴らしい楽曲には、今でも新鮮かつ感動的に思えます。 ついでに、ティアーズ・フォー・フィアーズの「ソングス・フロム・ザ・ビック・チェアー」は名盤中の名盤ですよ! 但し、この時代いけない事態も起こりました。 GIオレンジ、ガゼボ、ジュリアン・レノン、ファルコ等の「一発屋」が横行していましたね・・(笑) 私がアナログを導入するきっかけになっなのが、80年代イギリスのニュー・ウェーブや70年代のプログレ、フランク・ザッパがLPで聴きたかったから、なけなしの貯金を叩いた経緯があります。 ロックを熟知しようと多種多様なロック全般を聴き、その後ワールド・ミュージックにも執着し、15年前に漸くクラシック音楽に辿り着く事ができました。 幸せを噛みしめております。 産業ロック=ロック(ポップ)の絶頂期で、万人に愛される言葉として語り継がれて頂きたいと切に願います。 それでは、失礼致します。 |
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